-- M E L T --
*+:;:+*16歳の恋物語*+:;:+*
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朝、目が覚めた。
5月17日、日曜日。
今日は、周りの人にとっては、きっとなんの変わりもない、『ただの』日曜日。
なのに、私にとっては、空気の味も違ってくるぐらい『特別な』日曜日。
そんなことを考えたりもしたけど、やっぱり真っ先に思い浮かぶのは、
君のコト
なんだかココロがスキップしてるみたいに、ワクワクする。
だけど、この前受けた受験のときより、ズッとドキドキする。
ただ、君のコト考えただけで。
今日が私の初デート
大好きな君と、お散歩する日。
すっごく楽しみにしてた。今日を、、。
ピンクのスカートとお花の髪飾り
今日のために用意した、卸したてのお洋服
似合うかな?君には、どう映るのかな?
ココロが踊る。
弾む。
跳ねる。
リボンのついた白いカバンをもって
お気に入りのクリーム色のカーディガンを羽織る。
鏡の前に立ってみた。
映ってる今日の私。
なんだかきらきらしてるって、思った。
白いコルクサンダルを履いて
勢い良く玄関を駆け出した。
数時間後、君と歩いてるんだろうな。私。
オシャレに着飾った今日の私。
きっと、誰よりも可愛いはず!!
そうよ。今日の私は可愛いのよ!!!!
メルト
溶けてしまいそう、って意味なんだって。
今の私のココロそのもののような気がする。
嬉しくてワクワクして、ドキドキして、
今いっぱい恋してる。
頭の悪い言い方かもしれないけど、
いっぱいいっぱい恋してる自分がいる。
だから、そんな気持ち、『恋』してるね、。私。
まるで、メルト。
きっとね、君に会ったら、『好きだよ』だなんて、面と向かっていえないだろうなぁ
電話やメールでは言える、。
でも眼をみたら・・・
君の、綺麗な飴色の眼
見ているだけで、ドキドキで私をどんどん溶かして、おかしくしてしまいそう。
そんな眼を前にして、言えるわけないじゃん、。
絶対・・・、、。
メルト
だめだっ!ヤバイ、あの飴色の綺麗な眼さえ、まともに見れない・・・**////////////
なんで?
もっと見たい、。
あの、眼が。
なのに、眼が会わせられないの・・・
きっと、この感情は『恋』してるからだよね。
でもね、
『恋』にコイなんてできないよ、。
だって、私、君のコトが好きなの、。
天気予報が、嘘をついた、。
晴れるって言ったじゃん おてんきおねーさん。
なのに、
土砂降りの雨。
天気予報の、うそつき。
この日に、わざわざ降らなくたっていいじゃんっ!
この日に、なんでよぉ・・・
この日に・・・
お天気のうそつき。
雨の、ばかぁ・・・!!!
一応、折り畳み傘を持ってきたけ。
白地にピンクのお花柄模様
可愛くって、お気に入り。
いつも使うときは、心が弾む。
でも、今日は・・・
なんだか、ちっとも うれしくなんてない、。
雨の、ばかぁ!!!!
・・・とかいったってどーせぇ聴いてないんだもん。
ずるいよ。
そんな時。
『あ、俺傘もってない・・・しょうがねぇな、この傘はいるか。』
って言って
隣にいる君が笑った
恋に落ちる音がした
メルト
息ができなくなっちゃいそうなくらい、ドキドキ。
だってさ、君と 相々傘。
アイアイガサ。
こんなの初めてだよ・・・ ***//////////////////
だって、手、重なってるじゃん・・・////////
君の左手に触れてる、私の右手が
そこから溶けてしまいそうって言ってるみたいに、震えてる
もうどうしたらいいの・・・?
ドキドキ高鳴って、止まらない胸
どんどんあっつくなっちゃって、真っ赤・・・なのかな? 私の顔、。
傘を2人ではんぶんこ。
・・・なんか、恋してるなぁー・・・なんてっ****///////////
どうしよう・・・この距離なら、
手を伸ばせば、きっと届く。
私の頭より、10センチも上にある、君の肩。
ずっとね、
同い年なのに、なんだか生意気・・・
って思ってた。
ても、
2人並んで歩くと、
その高い背が、とってもかっこよく見えた。
君に触れたい
そんな想いが積る。
君に触れられれば、
このドキドキ・・・
『恋』っていう 不思議な感覚を、
こんなにも
君のことで 胸が張り裂けそうなくらいの想いを
届けることができるのかなー・・・
だとしたら
想いよ
届け
君に
神様、
お願い、時間を止めて・・・
ドキドキしすぎて、
・・・もしかしたら、『ドキドキ』だけ じゃないのかもしれないけど、
泣きそうだよ・・・
メルト。メルト、メルト。
いっぱいいっぱい、ココロが溶けて、
自分が自分じゃなくなっちゃう・・・
でも、今君と歩けてるのがすっごく幸せで、嬉しくて・・・
どうしよう、
・・・死んじゃいそうだよぉ
メルト
どうしよう
駅についてしまう・・・!!!
もう、会えない・・・んだよね。
今日だけ。
わかってる。
わかってるんだけど・・・
でも、
離れたくない、。
もっと一緒にいたい・・・
もっと、いっぱいお喋りして、
オシャレなカフェで甘いものを一緒に食べて、
遊園地も行きたいし、
ショッピングも、
水族館も。
2人で、
もっともっといっぱい いたかった。
もっと、いっぱい いっぱい・・・
でも・・・、。
なんかさ、こんなに近くで、隣で、
並んで歩いてる。
なのに・・・。
なんだか、『近くて』『遠い』よ・・・
君の眼が見たい。
その綺麗な、飴色の眼。
すきとおるように、綺麗な・・・
君がこっちを向くと、
その綺麗な目に、私が映る。
まるで鏡のように、私の姿が見える。
だけど、とっても暖かい。
君の眼・・・、。
でも、みれないんだよぉ・・・
じゃあ、せめて。
神様、手だけ、つながせて・・・
一分、一秒、一瞬。
君といるだけで、全てがいとおしい。
短くて、小さな時間さえも 1つ1つ、輝く
君が、好き。
すき、スキ、好き、 大好き・・・。
そんな時間も、もう少し。
刻一刻と過ぎてゆく時間が惜しい。
時間よ
そんなに急いで、どこにいくつもりなの?
どうせ、行宛もないくせに。
我武者羅に過ぎていくだけなら、
いっそのことずっとこのまま、ココにとどまってくれればいいのに・・・!!
あ、ほら、歩いてるうちに、駅がみえてきた。
なんで?
なんでよ。
なんで君はまだ、笑って話ができるの?
もうすぐ、バイバイなんだよ?
あたしは・・・
すっごく、寂しいよ・・・
だから、最後のお願い、。
『ねぇ、今すぐ、私のコト抱きしめて?』
なぁーんてねっ・・・♪
最終更新:2009年12月03日 18:13