曲紹介
- セン姉さん誕生命日2012投稿作品。
- 叫びにも似た
歌詞
幾多の芥の果ての泡沫の 嵐の中の 嗚呼、声を聴け
白日を逃れて 月虹に怯えて
灯した願いに祈るは罪かと 夜毎に咎める過去の帳
何時の間に潰えた? 何時の間に塗れた?
許しも裁きも乞うものか 憐れな墓標が為に
深く浅く唸れよ古 繰り吠ゆるは緋色の渚
幾多の芥の果ての泡沫の 鼓動の覚悟を鎖すなら
錆び付き燃え堕つ星の宿命すら 道連れに鱶の 嗚呼、糧と散らせ
焦がれども至らず 叫べども返らず
指差す端から風に波に消ゆ 眩暈の祝福、砂の縁
面影を湛えた 幻想は集い騙る
耳穢し舐る睦言の 水面の片目を射抜く
淡く鈍く導け鱗光 掻き鳴らすは顎の玉鋼
幾多の芥の果ての泡沫の 拭えぬ因果を厭えども
現世は何れも貝の吐く夢と 清濁嚥下し 嗚呼、虚を満たせ
強く強く宿すは漁り火 差し伸べれど届かぬ手に代えて
幾多の芥の果ての泡沫の 偽り違えた歴史ごと
潮騒切り裂き ただ響き渡る 緋色の限りに 今、声を知れ
幾夜の歩みで越えた暗闇に 見果てぬ希望を歌い継ぎ
当て無き名も無きたかが泡沫の 嵐の心の 嗚呼、声を聴け
コメント
- かっこいいなあ〜 -- 良太 (2016-01-29 00:46:20)
最終更新:2016年01月29日 00:46