３ｃｍの大前進

さんせんちめーとるのだいぜんしん【登録タグ:その他の文字 ぱむ ケモッサムP 春歌ナナ 曲 重音テト】

作詞：ケモッサムP
作曲：ケモッサムP
編曲：ケモッサムP
唄：ぱむ
特別出演：春歌ナナ・重音テト

曲紹介

• 小さくて大きな冒険に、しあわせな終焉を
• かわいらしい物語楽曲

歌詞

（動画より転載）

ぼくは外の世界を知らない
カゴの外は見たことがない
うちに来る鳥さん達から
聞いた話でしか知らない

あるとき鳥さんから聞いた
遠くお花畑の話が
ぼくの頭から離れない
夢にまで見るようになった

「あたり一面花しかなく
　空からでも端が見えない」
いてもたってもいられなくなって
住み慣れた家を飛び出した

初めて見た外の世界は
広くて高くて大きくて
こんなに空が青いなんて
こんなに雲が大きいなんて

外に出てみたのはいいけど
どっちに行ったらいいのかな？
親切な獣（ひと）に道聞いて
とにかく歩み進めるのだ

「ねぇキミ外は初めてかい？
　それならいいものを見せよう」
連れられた先でぼくが見たのは
どこまでも続く青い海

初めて見た海の広さは
ぼくの想像を超えていた
あっちを向いても海があり
こっちを向いても海がある

空から白い雪が降って
あたりを白く染めていった

珍しさにはしゃいだけれど
どうやらこの白い雪は
ぼくの体力を奪うようだ
前足がうまく動かないよ

初めてのぼくの旅立ちは
志半ばで終わった
けどこうして無茶な旅に出たことを
決して後悔なんてしない

色々なものに出会えたし
色々なひとに出会えたし
カゴの中で過ごしてただけでは
決してできない体験でした

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