曲紹介
君に飼われた魚は
歌詞
何時からだろう? 僕は君に飼われていて
澄んだ水に ずっと溺れていた
嗚呼……
陽当たりの良い 君の部屋は
いつも片付いている
心地よい温度のえら呼吸
硝子越しの 君の世界が酷く輝かしくて
僕はそれにただ憧れ続けていた
僕はこのままで良いんだろうか?
君に見とれた魚のままで
水で囲われた世界のままで
いつかはきっと 君は僕に飽きてしまう
それを恐れて ずっと泳いでた
僕は君に飼われていて
澄んだ水が少し切なかったんだ
嗚呼……
君の世界が酷く憎らしくて
僕はそれから 目を逸らし続けてた
出られない出られない この閉塞感
目が覚めたら 僕には何もなかった
それでもありふれた幸せが
澄んだ水に 僕を溶かして行く
生まれ変わらせて
僕は小さな水槽の中
何処まで泳ぎ続けられるだろう?
夢が僕に告げたように
澄んだ色彩が 既に霞んでいた
嗚呼……
泡沫に溶けて、ほら……
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最終更新:2014年03月07日 18:01