曲紹介
歌詞
才ある他人への妬ましさを 上手く噛み砕けずに
攻撃衝動に化けそうなところをギリギリで手懐けている
作りたかったのは芸術なんかじゃなく 自分の居場所かもな
美しいものを探しに行くことは 恐ろしくすらある
これまでの努力を信じられないときは 何をしたって雲を掴むような心地だ
見なくていいものは見なくたっていいのに
理由は自分のためだけでいいのに
特別なんかじゃない、わかってしまって 足が止まる
それにずっと気付かない程 都合よく愚かでもなかった
名状し難い焦燥に生き急がされて 夜を削り僥倖を待つ
ひとりじゃ生きていけないのに ひとりじゃなきゃ迷ってしまうね
劣等感で酷く危機(クライシス)です
不意に訪れるもので
貰った言葉を信じてみたくても 届かないときもある
悔しさから目を逸らしちゃだめだな
他の名前を探そうとしていちゃだめだな
凪へ凪へと 逃げ続けた人生に ひとつくらい譲らない矜持を持っていたい
自分の限界が見えてしまって 虚しくもなる
優しさも哀れみも効かないのなら 惰性だっていいから 息を吸うのだ
形になった作品(もの)たちだけが あたしを認め 生かしてくれる
意味もなく徘徊(ある)いてしまう日は ふたりで孤独の歌をつくろう
好きなことだけして食っていく夢は
臆病風に攫われてもう叶わないけど
生き辛さをひとりで転がして ただ腐っていくだけなんて癪だろう
心奪って 爪痕を残してみたいだろう?
特別なんかじゃない、わかってしまって 足が止まる
才能がないともう気付いてしまって それでも足掻いて、
形になった作品たちだけが あたしを赦し 生かしてくれる
それでもまだ足りない夜に また新しい歌をつくろう
ぼくらの痛みを寄せ集めて 少しは優しい時代をつくろう
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最終更新:2024年04月25日 18:26