いさな

いさな【登録タグ: 島(Sakamotonorok) 水音ラル
作詞:
作曲:
編曲:
唄:水音ラル

曲紹介

  • 繪 : kimi1
  • ボカコレ2022春ルーキー参加作品。

歌詞

作者公開のドライブより転載)

(よど)(うつつ)が陰を()んで
傾葵(けいき)を枯らされ(なげ)いた
出逢つた罰か?

夢想のスケツチは(くろず)んで
朧氣(おぼろげ)な記憶だけが(ただ)遺された

嗚呼(ああ)、ゆら〳〵(ゆら)靜謐(せいひつ)
不氣味(ぶきみ)(うごめ)いて
()えたのは()の日の(きょう)
屹度(きっと)、相違は無くて

(たし)かに其處(そこ)に現れた
(かり)の夜を(およ)ぐ瑠璃の(いさな)
夜霧の(なだ)を刻む樣に
東雲(しののめ)へと向か()

依微(いび)たれど(よみがえ)られる
(さなが)ら棚引く返魂香(はんごんこう)
摩訶不思議(まかふしぎ)()の光景が
何處(どこ)か懐かしいの

溷濁(こんだく)に溺れる僕も
雲隱れの(まま)の君も
未だ笑()()るのでせう(しょう)か?

無想に()()り果て
愈〻(いよいよ)()事も愛す事も
何も()にも忘れて()

嗚呼(ああ)、くらりと宙を舞()
風の音響いて()
何時(いつ)でも傍に居た物は
俄然(がぜん)、消え失せてしま()のだ

蝕まれた想()()
塞ぎ()くも出來ぬ過去さ()
瑠璃の(なみだ)と潤つて
泡沫(うたかた)と成り()ぜる

()がな(すき)がな織り交ざる
出逢と別れ、そして惜別
大人に成つた今でも未だ
泣き止めぬのは何故か?

()()は何を映すの?」

(うつつ)も夢も幻も
出逢つては混ざり合()せた
()れが罪で。

(たし)かに其處(そこ)に現れた
(かり)の夜を(およ)ぐ瑠璃の(いさな)
夜霧の(なだ)を刻む樣に
東雲(しののめ)へ消えて()

消えないで、手放さないで
彩り溶け合()瑠璃の(いさな)
水が欲しいのならば一層
僕が泣くから!


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  • 水音ラル
最終更新:2023年04月21日 15:07
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