曲紹介
歌詞
私の懐の中、
かつての街が溶けていた。
その日も強い風の日で、
呼ぶ声は届かなかった。
言の葉を交わしたこと、
あなたは忘れて往って。
届けようとしたけれど、
目にした時は、
いなくなってた。
儘よ、
夕暮れの空を歩く、
冷めない記憶を望みながら。
想い出の枯葉が飛び去る前に、
あなたと約束を交わしましょう。
虚の空の向こうは、
翳りの街が混ざっていて。
名前の付かない凪の日は、
次第に綻びてゆく。
いけのまわり |
どうしてどうして |
はしりまわって |
わすれるの |
なにもしらず |
なにもおぼえて |
わらいあってた |
いないのかな |
てをふりながら |
いくらこえを |
どうしても |
よびかけても |
あなたのせなか |
わたしのせなか |
おいつけなくて |
おってこなくて |
儘よ、
夕暮れの空が滲む、
凍った記憶を擁しながら。
想い出の枯葉が飛び去る前に、
せめて一言だけ届けたい。
数え唄の調べは、
とうに忘れられ、
読み返されてゆく度に、
幸せの意味が変わるのです。
儘よ、
夕暮れの空を歩く、
冷めない記憶を望みながら。
想い出の枯葉が飛び去る前に、
あなたと約束を交わしましょう。
儘よ、
夕暮れの空が滲む、
凍った記憶を擁しながら。
想い出の枯葉が飛び去る前に、
せめて一言だけ届けたい。
想い出の枯葉が飛び去る前に、
あなたとの約束思い出して。
私の懐の中、
あなたの顔が廃れていた。
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最終更新:2024年08月19日 18:05