曲紹介
- もつへぐ氏の4作目。
- 『ボカコレ2022秋』ルーキーランキング参加楽曲。
歌詞
いつかきっとなにもかもが
終わるような
そんな時が来る夢を見た
雑踏から逃げ隠れるように
迷いこんだ路地裏から
なかなか抜け出せず
ついさっきまでしてたはずなのに
呼吸のやり方すらもう思い出せない
僕の一挙手一投足が
表情が 言動が
まちがいだらけだなんて
気づきたくなくて
息を切らし駆け抜けてゆく
まばゆい街を
見せかけだと知ってても
明けない夜に囚われる
（明けない夜に囚われている）
いつかきっとなにもかもが
終わるような
そんな時をただ夢見ている
後ろめたさがずっと消えなくて
へたくそな笑顔じゃとても
隠しきれてなくて
変わる季節に追いつけずに
とりとめのない日々は
こぼれ落ちていった
枯れないように
崩れないように
ひとつずつ積み上げたもの全てが
今ではこんなに
憎くて仕方がないなんて
感じてしまう自分自身が
嫌だよ
光に紛れ過ぎ去ってゆく
滲む景色が
まがいものだと知ってなお
暮れなずむ日に閉じこもる
（暮れなずむ日に閉じこもった）
ある日ふっと忘れ去られ
消えるような
そんな瞬間をただ願っている
眠れないまま
目を閉じたまま
答えを探したけど
何も見つからないのに
（何も見つからずに）
ただ夜だけが
明けてゆく
雲を分かち明日を描く
星の軌跡が
嫌になるほど歪で
狂いそうなほど醜くて
（狂いそうなほど醜くても）
だけどなぜかほんの少し
未来（さき）を視てみたくなって
また歩き出す
夜が明けるまで
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最終更新：2023年12月22日 19:56
