作詞:
いちた
作曲:いちた
編曲:いちた
唄:重音テト
曲紹介
labor pains
歌詞
手に余る千変万化の死骸が
汎用な完成品との違いが
脳髄絞り切った末の悲惨な
形骸をぶら下げて何処へ行こうか
何処へ
貧相なSF映画の異様な
キャッチーな感覚に魅入った様な
ショーもない劇場に集う奇妙な
聴衆の存在に縋り付くんだ
なんて
書いてるだけでは儘ならない
沼に嵌れば抜け出せないんだ
生きてるだけでは産み出せない
脳内の渦に身を任せるのだ
良い事だけでは済まされないのに
どうしてやるのか解らない
眩んだ視界に問い正す意味は
何もかもも無い!
生み出された信号の音に
空回って重なる様に溶けて消えるまで
馴染まないようにその時まで
生み出された現象を背に
背負い過ぎて潰れぬように耐えて終わるまで
離さないように
言葉の端から透けて見える様な
浅い上に思ってもいない様な
思考を途切らせた末の結晶が
映し出した姿を見ている様な感触
ああやってもこうやってもやっぱり
ひとつ残らずお釈迦にしちゃって
不恰好なパッチワークみたいな風に
なってしまっている気がして
皿に乗せるのも儘ならない
味がするのかもわからない
でも今思う事を言うしか無い!
産み出された心臓の音に
追い付かれてしまわぬように逃げて飽きるまで
届かないようにその時まで
取り出された心臓を手に
空回って重なる様に溶けて消えるまで
放さないように
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最終更新:2024年01月03日 02:00