作詞:
rinri・
Kyiku
作曲:rinri・Kyiku
編曲:rinri・Kyiku
唄:ゲキヤク・カゼヒキ
曲紹介
歌詞
(動画より書き起こし)
めくるページが与う安堵で
まだ眠いねなんてさ
忘れないように
また続きから
ほら栞を入れてる。
このまま春になっても
溶ける前の景色が
色が付いても 変わらない事。
ただただ 綺麗な物で 満たしたい事。
夢中な指でなぞる余白は
ただ何処かへ
行けるような気がしたんだ
辿っていたんだ。
光を模った円形を直視してしまったせいで
区別がつかない。
やさしい手触りの外側。
徒に積もった憂鬱が 白昼を包んでいたんだ。
此処には憂いも否定も要らない。
空想に酔う処方箋に無い答えは、
一様に不安定で心地良かったのに。
いつかは 忘れちゃうよなんてさ、
憐れまないでほしい。
気づいちゃ嫌だよ、触っちゃ嫌だよ、
塞がらないんだ 何かが
千切って貼って繋いでたって
ここがね 痛いんだよ
いつかの付箋も
剥がれてしまう事
戻りたいって何度も
目次を眺めていた。
溢れた息をつかまえてみても、
指の隙間から逃げていくだけで
汚れた写真に残る笑顔は
今でも触れられる気がしたのに。
何故か大切なものに限って
この手じゃ届かない場所にあって、
乾涸びた筈の私の声は
まだ届くなんて期待をした。
気づいていたの、分かっていたの、
あなたがもういないのも。
滲んだ線を重ねたって、ずれてく輪郭。
生きたい理由が
過去にしかないのに、
何に縋ってるんだろう?
何を守れるんだろう。
厭世。逃避行の計画。根拠なんて曖昧。
幼気な夢想家。ユートピアの残骸。昨日分の錠剤。
効き目なんて無いのは、気付かないふり。
そっと耳を傾けても
きっともう聴こえないの。
覚めてくれないのは、世界のせいにして。
触れたくない 過去も、
冷たい目も肌も、僕たちはおんなじ
傷を隠している
合わせた手のひらは
柔くて幼くて
それでいてちょっぴり
熱を孕んでいた。
朝日がふわって、
睫毛に落ちて、
瞼に溶けていく。
あなたが泣かないように、
小さく、大事に 祈った
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最終更新:2024年07月24日 17:48