作詞:
二錠
作曲:二錠
編曲:二錠
唄:滲音かこい
曲紹介
歌詞
午後九時、時化た缶コーヒー手にして。
窓の外、暗がり、君の家に。
気怠げな暴風雨。
予報士は、「明日未明まで続く」と、昨日から。
こんな僕も、
「明日には消えたいな。」
(学校休みにならないかなぁ)
一週間前から、段ボールは君の部屋に居着いた。
願わくば、どうか二度と現れないで。
明日の朝、別れは過ぎ、
「大丈夫だよ」とさえ言わない僕は、誰を想おう。
答えてくれ。答えてくれ。
僕は何処に行けば良いんだろう。
分かってるんでしょう。
ねぇ。
午後九時、時化た缶コーヒー手にして。
窓の外、暗がり、君の家に。
(すいこんでいく、ながされていく、 |
気怠げな暴風雨。 |
ひかり、とおく、みえる、きみの、 |
予報士は、「明日未明まで続く」と、昨日から。 |
あめはやまぬ、ひびわれてく、 |
こんな僕も、 |
かんじょうさえも、うつすと。) |
「明日には消えたいな。」 |
「還る場所がもう無いの。」
ギターの音が水に溶けた。
君と僕を遠ざける雨が、
目が覚めても止まない。
霧の中に。闇の中に。
光る蛍光灯のその色が、貴方のすべて。
聲は遠く、風は止まぬ、
乱れる髪掻き分けたその手が、最後の記憶。
台風前夜のあなたが見えたんだ。
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最終更新:2024年09月13日 01:17