作詞:
がまうお
作曲:がまうお
編曲:がまうお
唄:重音テト・デフォ子
曲紹介
きみの後ろには僕がいる
歌詞
幹のうろにはきみがいる
噎せ返るほどに
死が匂う
遠くへ 遠くへと
逃げなくちゃ
知られぬようにと、
隠しました。
蒸し暑い 帰り道
ただひたすらに、
歩いてました。
不意に見た
角のむこう、
ちびた影が
笑ってました。
かえれない れない
れない と気付いた。
外はもう
暗く、黒く、溶けて、
堕ちていった。
みきのなかから
ほら みてる
幹の中から ほら みてる!
じくりと刺した
背の痛みが
こっちへ、ずっと
こっちへと 呼ぶ。
紫の花を、踏みつけた。
幹の中にはきみがいる
肺の奥を つんと刺しころす
遠くへ 遠くへと
逃げなくちゃ!
知らないふりをして、
忘れなくちゃ!
瞼の裏にも
きみが いる!
真っ黒に 塗り潰した
ぼくの記憶が
こっちへ、こっちへと、
にじり寄る!
脳髄に 染み付く、
土の音
どこに 逃げても
きみが いる!
じっとりと ぬめる、
きみの記憶が、
ほら
遠くへ 遠くへと
髪を引く!
後悔が肺を つんと
刺しました。
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最終更新:2025年06月09日 11:12