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オペレータ (operator)

 プロモータ領域にオーバーラップしていることが多い.オペレータ配列に対してリプレッサーが脱着することでRNAポリメラーゼなどの転写因子の結合が調整され,結果的にmRNAの発現がコントロールされる.

オペロン (operon)

 複数の関連遺伝子が連なっており,同じプロモータから制御を受けている.真核生物では基本的に見られない.

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制限酵素 (restriction enzyme)

 二本鎖DNA上の特異的な配列を認識し,平滑末端() あるいは 突出末端() を形成して切断する.
I型制限酵素

II型制限酵素
 市販されている制限酵素の大多数を占める.両鎖の認識配列が回文構造になっているため常に同じ切断面が得られる.そのためDNAの切り貼りに都合が良く,遺伝子工学の実験を中心に広く利用されるようになった.
III型制限酵素


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プロモータ (promoter)

 遺伝子の上流に位置しており,転写を行うRNAポリメラーゼの認識する塩基配列.真正細菌の場合,転写開始点から-10領域と-35領域付近に特徴的な配列が存在する.真核生物の場合-35領域付近にTATAボックスが存在し,転写開始前複合体が集合する目標となる.

ポストゲノム (post-genome)


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