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穹廬奴出身の魔術師。知略に優れるが激情家であり、他者の反感を買うことが多かった。 穹廬奴のルートガルト進出に向けて人間族の軍隊で主流である元素魔道の研究していたが、その台頭を恐れた部族内のシャーマンらの策略によって追放の憂き目にあう。 大陸中部を転々とした後、将校の不足に悩むルートガルト軍に登用され、リジャースド率いる第三軍の参謀として頭角を現すようになる。 ルートガルト国の崩壊後はリジャースドにリュッセル地方への侵攻を進言し、その覇道に大きく貢献する。 リュッセル王国建国後は丞相として南下政策の指揮を執り、元素魔道を応用した火計で古巣である穹廬奴の軍勢を撃破した。 穹廬奴の未来を拓くために行われた彼の研究は、皮肉にも穹廬奴の滅亡のために最大限に活用されたのであった。 #comment(size=60,vsize=2) ----

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