グレートウォール級汎用母艦

グレートウォール級汎用母艦(ぐれーとうぉーるきゅうはんようぼかん、Great Wall class general purpose carrier)は、フードル・ペッカー造船所が開発した量産汎用母艦。2189年現在、サンヘドリンに12隻が就役している。サンヘドリン海軍の主力航空戦力ベースである。



概要


グレートウォール級の形態は、それまでの航空空母とは異なり、オープン・バウや四連デッキが装備されている。

オープンバウ

従来のエンクローズド・バウではなく、艦首と飛行甲板が分離したオープン・バウを採用している。
これは艦体の軽量化と、ユニット化による甲板部分の交換の迅速化を図っている。
この甲板は非常に強固であり、これ自体が単一の装甲であると同時に、構造上的に自然とスペースドアーマーの役目を果たす。
また、魚雷攻撃による甲板の損傷を防止する狙いもある。

多連デッキ

両舷に二基ずつ、前方に四基の飛行甲板を持ち、あらゆる航空機およびHMAを運用できる。
前方一番~四番複合デッキは全長900m幅400m。その後部には半埋没艦橋があり、艦橋部上面は、全長400m、幅300mの第五デッキを持つ。
両舷六番七番デッキは、主にHMA運用を前提とした全長400m幅90mのアングルドデッキ。
大型エレベーター二基を内蔵。



諸元


全長:1500m
全幅:600m
艦幅:480m
最大速度:60ノット
機関:大型プラズマ反応炉4基
   大出力プラズマドライブ
   グラビティドライブ
乗員:士官・兵員5000名
兵装:パルスレーザーCIWS×16
   LAMランチャー×8
   シースネーク8連装ランチャー×6
   対空レールカノン127mmFlak.Ⅵ×8
   ガーディアンCIWS×12
   汎用攻撃VLS×6
艦載機:HMA 330機
    航空機 160機
最終更新:2013年08月12日 23:20