名称 | 種別 | 内容 |
5000㎜砲 | 艦載砲 | コロニー・シップ-パンスペルミア・カウントグロウ号に装備されている大口径レーザー・ビーム砲 パンスペルミアを代表する珍兵器 船のシステム切り替えに24時間、エネルギー充填に3時間かかる。 集束率次第ではあるが、数㎞程度のサイズの小惑星ならたやすく貫通できる。 集束率を50%以上にするとやたらと充填に時間がかかるうえ、発射後に船体崩壊の危険がある。 今は官邸となった船と一緒に、地上で昼寝をしている。 |
BCCT-02 バルトラージュ |
浮遊式怪物級 高速戦車 |
兵装:200㎜砲3門(前と左右に1門づつ)、30㎜機銃8丁、短距離ミサイル発射管1門 永久内燃機関(核融合炉)搭載、やたら硬い外殻装備、最高時速1.3VL 初期設定での管制頭脳の補助は最低限で、設定次第では補助を電算機並みの干渉に絞って完全に操縦者の腕次第、という操縦性も現出できる。 兵装、外殻、内燃機関にスペースを割いているため安全性がかなり危ない。 自動回避装置なんてない。やたら早いけど最高速度≠限界速度 |
PDBT-01 アドラース |
無限軌道型装輪式怪物級 突入戦車試作型 |
兵装:相対式衝角、対エネルギー兵器用防護スクリーン発生装置、膜式放電装置 永久内燃機関(核融合炉)搭載、モレイ機関搭載、20000㎜アーゼル鋼装甲、最高時速2.7VL、巡航時速0.7VL、 全長約110m、全幅約80m、全高約50m、管制頭脳非搭載 でたらめを形にしたような「砲塔のない」戦車。歩兵も戦車も別なく平等にミンチにして走る。 壁は踏み潰すか突き崩して走り抜ける。 車体表面は高電圧を垂れ流すか、車体内部のモレイ機関用冷却装置を暴走させることで130Kまで冷却させるかを切り替えられる。 駆動系とシステム・制御系の発力機関が別々に隔離されており、スクリーンを展開しながら走行が可能。 杭を縦に割ったような形状をしている 撃破したければ実体弾で力攻めにするか・・・・・・水をかけるか海へ突き落してみよう。 第734回でたらめ兵器大賞受賞作 F.G.T.U.幸福な兵器賞受賞 |
PDBT-02 アドラース2 |
無限軌道型装輪式怪物級 突入戦車試作型 |
兵装:相対式衝角、対エネルギー兵器用防護スクリーン発生装置、膜式放電装置 永久内燃機関(核融合炉)搭載、モレイ機関搭載、20000㎜アーゼル鋼装甲、最高時速2.6VL、巡航時速0.7VL、 全長約110m、全幅約80m、全高約60m、管制頭脳非搭載 でたらめを形にしたような「砲塔のない」戦車。 重心の位置を下げるため、底部装甲の厚みを20000㎜から30000㎜に変更 輸送艦なんかに載るわけない 同じく杭を縦に割ったような形状 |
PCST-03 | 試験型音響戦車 | 兵装:二式特号音響装置、試作一型指向性音響装置 特定の周波数の「音」をばらまく特殊戦車。使用する周波数によっては可聴下周波数をばら撒いて敵兵の内臓を破壊したり、異なる振動を複数放射することによって崩壊させることも可能。 無差別で味方も巻き込む試作品。 |
試作型 100000㎜砲 |
艦載砲 | 船体への衝撃、充填効率、集束率、冷却性能他問題点多数 まだまだ改造が必要 |
ブレード・カノン | 近接艦載砲 | 射程・出力を固定したビーム、ないしはレーザーを、砲を動かすことによって剣のように振り回すために作られた艦載砲 主な運用法は艦載機めがけて薙ぎ払うなど |
エシオール・フィア | アウラー・コード | 受信した電子頭脳等を一時的に「恐慌状態」へ落とし込む高圧縮コード 同コードを受信した電子頭脳同士で共鳴させるコードも含んでいる 基本的にはメールや通信の形で送り付けられる。 |
時空震砲 | 指向性次元振動発生装置 | クロノ・クエイク・キャノン 同一時間軸上に存在する空間を多次元的に振動させる衝撃波を発生させる装置 厳密には砲というよりも爆弾のようなものだが、便宜的に砲と呼ばれている 多次元的に衝撃を与えるため、別次元へ潜行している標的へも一定程度の影響を及ぼすことが可能 必要となる機材の収容や消費するエネルギーを発生させるための膨大なスペースを必要とし、艦艇への装備は不可能 また効果範囲内では振動が収まるまで一時的に通信障害をはじめとする諸障害が発生する等の問題がある あくまでも同一時間軸上にある範囲にあることが影響条件であるため、ブラックホール周辺などの時間軸の歪みが発生している領域では影響が極めて及び難い |
人間戦車 | 機械種 | 歩兵として創られたフィギュアに続く第三の機械種 戦闘時に接続するバックパック等の諸周辺装置を含めたサイズが小型戦車ほどあることと、戦車と戦者の言葉遊びから人間「戦車」と名付けられた。 敷くことのできる面積は限られるが、指揮車両と他の車両との間に特殊秘匿通信網を即時に形成する事で遠隔指揮が可能。 ワーキングメモリに領域を多く取っているため、通常時のおつむはペプシをあげるとホイホイついていってしまうものもいるぐらい……基本的には。 本体・バックパックの損傷などで行動不能に陥った場合、バックパックのみならば切り離し、バックパックだけが自爆、本体も損傷を受けている場合、回収不可能ならば本体ごと自爆するよう設定されている。 人間戦車用臨時秘匿ネットワークは指揮車両が展開しているため、指揮車両が消失すると連携が取れなくなるため速やかに退避、あるいは自爆するように設定されている。 誰かさんの趣味のせいで基本的に女性型で鉄ヘル標準配給 |
A'z | 人間戦車 | 人間戦車の番外シリーズ総称 符号としてはAzで表記される 主に実証機、実験機、特別機等 |
機工兵 | 人型汎用重機 | 人型の大型重機、だいたい5mほど とてもパワフルで出力だけで見れば戦機よりも上 扱い辛く、それなりの修練が必要 専用のスパナ、ドライバーなどなどを扱う |
GT-001 アダム |
生体利用型 人型兵器 |
黒き月のノアによって考案された人型兵器 人臓人を大型人型機械へ部品として組み込み、生体系人工脳へ各種機器を寄生させたもの 生体人工脳へ寄生させた機器を介して管制者が操縦する。 生体脳は管制部品として使用されている 各種神経系と機体の回路系が接続されており、操縦者が乗り込んで操縦する者に比べて反応速度などの点が向上されている。 生体人工脳の性質から、自我はない。 |
鉄ヘル | ヘルメット | 人間戦車に標準配給されるとてつもなく硬い鉄ヘル 誰かの趣味 |
スコップ | 土木用スコップ | 人間戦車や歩兵部隊に標準配給される非常に丈夫な大型土木用スコップ 掘ってよし、抉ってよし、殴ってよし、斬ってよし、突いてよし、防いでよし、すべてによし、すげえよし 誰かの趣味 |
名称 | 種別 | 内容 |
BCMT-07 ブラウンブル |
浮遊式中量級 戦車 |
0.3VL、18m、通常内燃機関、13㎝砲1門、3㎝機銃3丁 |
BCLT-04 スタッカート |
浮遊式軽量級 戦車 |
0.5VL、7m、通常内燃機関、7㎝砲1門、1.3㎝機銃2丁 やたらと小回りが利く |
BCAT-02B ポークペイン |
浮遊式爆散弾仕様 対空ミサイル戦車 |
0.2VL、16m、通常内燃機関、空中爆散式対空ミサイル発射管8門 |
SFM-04 バッカドール |
中量級 無重力対応機 |
最高速度2.9VL、24m、通常内燃機関、10㎝砲1門、5㎝機銃2丁、ミサイルポッド4基 |
BCLT-21 ピアニッシモ |
浮遊式軽量級 戦車 |
0.2VL、2.5m、通常内燃機関、5㎝連装固定砲 パンスペルミアで最も小さい戦車、一人乗り 人間戦車にバックパックをつけると、砲撃車両と索敵車両以外はこのぐらい。 |
WS-01P | 試作型浮遊戦機 | 全高12m、WL用腕部固定式レーザー機銃(SW-LG01)2丁、アンカークロー4基 無重力対応型戦機の試作型 戦闘機と比べて装甲が厚く、対艦機としての役割を期待されている。 |
WG-01P | 試験型歩行戦機 | 全高約15m、WG用機関銃(LW-GG02)、肩部自己推進弾体用噴進砲(LW-GR01) 奏者搭乗式人型戦車の運用試験型 遅い、脆い、開発途上 |
WG-02 | 試験型歩行戦機 | 全高約15m、WG用機関銃(GW-GG02)、肩部自己推進弾体用噴進砲(LW-GR01) 奏者搭乗式人型戦車の改良型 遅い、脆い、開発途上 それでも遅さはまだまし |
WG-03 | 歩行戦機 | 全高約16m、WG用機関銃(GW-GG04)、白兵戦用マテリアルホーク(GF-01)、背部多目的ラッチ 奏者搭乗式人型戦車の記念すべき実用型 それなりの速度が出るようになったが、腕部関節と顔部センサー類がまだ脆弱 ミサイルポッドは無くなったが背部にラッチが装備され、加えて白兵戦をこなせるように簡易の斧も用意された |
WG-04 | 歩行戦機 | 全高約14m、WG用機関砲(GW-GC02)、白兵戦用マテリアルホーク(GF-03)、双肩・背部多目的ラッチ 03の改良型、重心を落とし反動・不整地等への体制を強くした機種 |
CWS-05 トビグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
クモの実戦配備型、爪は健在程度なら貫通する 10メートル程度の跳躍、ビルなどへ取り付いての垂直走行が可能 関節・複眼部等のクモの弱点を徹底的に補強した機種でもある |
CWS-08 オニグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
トビグモの発展型、出力向上や走行強化などにより大型化した機種 デカイ図体の癖に足も速い |
CWS-08S ヤバネグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車射撃型 |
オニグモをベースにした派生型、若干遅い 金属製の、あるいは有機物製の専用の『矢』を射出する射撃型 |
CWS-08D ヨロイグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
オニグモをベースに徹底的に装甲強化を図った派生型 かなり重いがそれほど速度は落ちていないという驚愕の事実 |
CWS-11C オヤグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
屋内戦を視点に作られたもので、支配下に置く数個のコグモを指揮する |
CWS-11U コグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
屋内戦を視点に作られたもので、狭い空間でも行動が可能なように小型化されている。 |
CWS-11P ヤバネコグモ |
三次元乱数空間戦闘 半自律多脚戦車 |
コグモのバリエーションで、射撃兵器を備えている |
H-13 | 機工兵 | Harder-13 ごく一般的な機工兵 |
HB-CN-01 デイジー |
砲撃車両 | 砲撃車両の第一次試験量産型 それほど目立った機能はないが、砲撃車両としてはコンパクトに収まっている |
HB-CN-02 ビオラ |
砲撃車両 | やっぱり目立った機能はないが、砲弾の効力範囲が広くなった。 |
HB-AN-01 クッキー |
突撃車両 | 突撃車両の第一次試験量産型 全く目立った機能はない。持久力ならある。 |
HB-AN-02 アオバ |
突撃車両 | 速度が上がった |
HB-BN-01 サク |
強襲車両 | 強襲車両の試作型 目立った機能も能力もない。地雷を仕込む手際はいい。 |
HB-BN-02 トコ |
強襲車両 | 速度向上のほか、指揮車両との通信効率の改良が図られた |
HB-SN-01 ミケ |
索敵車両 | 索敵車両の第一次試験量産型 バックパックの構造が簡単。目立った機能なんてない。 |
HB-SN-02 タマ |
索敵車両 | 友好索敵射程が向上した |
HB-LU-01 レギン |
指揮車両 | 指揮車両の第一次試験量産型 とても脆弱。 |
HB-LU-02 ノブル |
指揮車両 | 展開される秘匿通信網の通信効率が改良された |
HB-AZ-B 自爆精度試験機 LOST |
実験機 強襲車両 |
人間戦車の自爆精度を確認するために作られた実験機 今日の人間戦車の自爆装置全てが彼女たちの墓標 |
HB-AZ-BL 臨界点試験機 LOST |
実験機 強襲車両 |
人間戦車の自爆系統が、どの程度の損傷で自爆するかを確認するために作られた実験機 今日の人間戦車の自爆装置全てが彼女たちの墓標 |
HB-AZ-CL 出力限界試験機 |
実験機 砲撃車両 |
発力・蓄力装置から出力装置へ、一度にどこまでの入力が可能かを試すために作られた実験機 一発撃つごとにバックパックの換装が必要なうえ、充填にも極めて時間がかかり、 さらには本体側への負荷も非常に大きい その代わりに砲撃威力は極めて高く、また限界向上のため度々改造されている。 現在用意されている砲ならば小規模小惑星(直径20kmクラス)を蒸発させることも可能なほどである |
HB-AZ-A0532 ミスジ |
突撃車両 | 徹底的な速度向上と視界強化が図られており、また集弾性能も格段に強化されている |
MB-06-04 ラドライト |
中量級 戦艦 |
全長600m、最低稼働人員15人、自壊最大6.7VL、永久内燃機関2基搭載 兵装:1000㎜単装砲10門、500㎜四連装砲塔100基、三式300㎜ビーム・ブレード・カノン6基、中距離ビームバルカン群24エリア、ファンロン式内蔵型電磁カタパルト2レーン、スクリーン発生装置他 至ってパンスペルミアの『海賊』らしい戦艦。 他のレーサーも小惑星も吹っ飛ばして進む |
LSB-01 バッド・ニュース |
重量級 悪性情報放出艦 |
全長1500m、最低稼働人員0人、自壊最大8.4VL(ただし、内装は2.7VL)、永久内燃機関5基搭載 兵装:悪性弾体仕様特殊狙撃砲五門、指向性大型発信機三基、無秩序式情報放流型発信機五基、悪性弾体仕様特殊機銃250基 本名:テラー・ダーキュル・CF 船の頭脳のサイフレーム ウィルスに限らずありとあらゆる悪性情報を放流することによって他の艦の足止めをすることを主眼にテラー自信で設計した艦。本体以外に11基の感応頭脳が搭載されている。ピレートS3級 悪性弾体というのは敵機に着弾し次第船への電子的な規制を開始する弾体である。 これに犯された艦艇は最悪コントロールを乗っ取られる恐れもある第二則違反疑惑の兵器 |
MC-W-07 ノーマン級 |
中量級 巡洋艦 |
全長300m、最低稼働人員10人、自壊最大6.2VL、永久内燃機関1基搭載 兵装:500㎜単装砲3門、200㎜5連装砲塔20基、中・短距離レーザーファランクス100基、長距離ミサイル発射管12基、対エネルギースクリーン発生装置 標準的な B級ピレートレースの中量級マシン。 初めて乗った巡洋艦がこれ、というのも少なくない。 |
CP-01 スード・エスター・プレンキサ |
試作模倣艦 | 全長900m、最低乗員数30人、自壊最大9.2VL、試作型対消滅機関1基、試作型カザン式核融合機関1基、永久機関1基 兵装:高出力レーザー砲20門、リニア砲12門、対消滅弾投射砲7門、リニアカタパルト1レーン、電算機制御型起動式機雷散布機、試作型ホーキング弾頭高速ミサイル発射管8基、シュタインリング式宙域偽装発生装置、ガンマー式EPMバースト発現装置、対物スクリーン伸展装置、対エネルギースクリーン発生装置 さまざまな手段で入手された資料からプリンセス・オブ・エステルプラッテのブラックボックスを解明するために作られた模倣品。 開発途上の技術がいろいろ盛り込まれている。 |
N-04 ピースフル・ドリーム |
ナイトメア級 特殊試作艦 |
F.G.T.U.ナイトメアシリーズの平和な夢 供与されて以後、AIの感情強化をはじめとして様々な改造が施され、ピレートレースにて試用されている。要所要所へ補佐の感応頭脳を組み込むことで、最低稼働人員数の低減化を図っている。 |
名称 | 種別 | 内容 |
LW-02 | 試作型二足歩行機 | 歩行戦車の試作型、後ろに倒れ込み易い |
LW-04 | 試作型四足歩行機 | 歩行戦車の試作型、後ろへ倒れこむのを防ぐために4足になった 動作の都合上遅い |
LW-09s | 試作型多脚小型歩行機 | 歩行戦車の模索試作型、非搭乗式半自律行動様式 |
FFL-03 フィンチ |
軽量級 大気圏内限定機 |
小型機、機動性に優れている、積載可能量が少ない |
CWS-02 クモ |
市街地戦用 半自律型多脚戦機 |
縦横5m四方、全高4m、主に爪で攻撃する 指示入力の必要な半自律機械、関節部が脆い、試験運用型 |
CWS-03 テコウグモ |
市街地戦用 半自律型多脚戦機 |
クモの改良型 フレームに関節部への覆いが実装された、試験運用型 |
名称 | 種別 | 内容 |
AZ-03P スターボウ |
狙撃要塞 (軍事衛星) |
主砲:長距離狙撃対応型100000㎜495口径砲 狙撃時には砲身を伸長させ、近距離拡散砲撃時には砲を伸縮させる 冷却性能に難在り |
NS-01A ヴエル |
気象管制衛星 | フォーラスと2基セットで動く気象衛星。姉。 サイフレーム名:ヴエル・オズワルド・CF 本体が動けないので、フィギュア型の端末機体を使って地上で遊び歩いたりする。 よっぽどやばい天気にならないようにする。 実はちょいちょい気まぐれでやばい天気にすることもある。嵐が好み |
NS-01B フォーラス |
気象管制衛星 | ヴエルと2基セットで動く気象衛星。弟。 サイフレーム名:フォーラス・オズワルド・CF 本体が動けないので、フィギュア型の端末機体を使って地上で遊び歩いたりする。 よっぽどやばい天気にならないようにする。 実はちょいちょい気まぐれでやばい天気にすることもある。雹が好み |
M-01 白き月 |
防衛要塞 | パンスペルミア本星を周回する大型防衛衛星(要塞)(=防衛衛星+迎撃衛星) 『拒絶する月』、あるいは『否定する月』に対応して『肯定する月』とも。 本星・および周辺域のレーザーや弾道弾等からの防衛、迎撃およびその類を目的とする要塞。 万を下らない数の感応頭脳を従え黒き月と戦争シミュレーションを繰り返すことにより自己進化を繰り返す兵器開発実験プラントとしての役割も持っている。 不確定要素を積極的に取り入れ、変動幅の最大値を利用することでその最大値を引出すことをコンセプトにした戦略思想を基盤に与えられている。 いまどきの非人型サイフレームらしく、フィギュア型端末機体を有している。 サイフレーム名:シャトヤーン・ヴァルプルギス・CF |
M-02 影の月 |
情報中継 衛星 |
パンスペルミア本星地下深くへ埋設された隠された月と空の海原を巡るパンスペルミア船との情報を繋ぐ中継衛星 本来は情報保管庫としての機能を持たせる予定であったが、防備などの面から保管部のみ地下へ埋設され隠された月となっている。 こちらも端末機体があり、月三姉妹でうだうだしている。 白き月と黒き月のシミュレーションにおける観測者としての役割も持っており、暇そうに見えて実はかなり忙しい。 隠された月の防衛様式の公安なども役割のうち。 影の月・隠された月のみではなく元々フォールン・ホライゼン等の情報管理区域の管理頭脳として長く生きているため、実際には三姉妹の最年長である。 配下に収める感応頭脳の数も相当多い。 高度な迷彩・隠匿・対レーダー技術が盛り込まれているため、肉眼での走査以外に発見方法はなかなかないので実は本人以外に現在位置を知る者がいないとかいうろくでもない事態が発生している。整備が・・・ サイフレーム名:ルシャーティエ・ヴァルプルギス・CF |
M-03 黒き月 |
打撃要塞 | パンスペルミア本制を周回する予定の大型打撃衛星(要塞)(=観測衛星+イレギュラー+大破兵器) 要塞としての性格から『否定する月』とも。 本星・および周辺域の敵艦隊の迎撃、標的宙域・惑星等への長距離砲撃・狙撃およびその類を目的とし、さらに自己防衛のための直衛艦隊を指揮下に置く要塞。 万を下らない数の感応頭脳を従え白き月と戦争シミュレーションを繰り返すことにより自己進化を繰り返す兵器開発実験プラントとしての役割も持つ。 不確定要素を徹底的に排除し、変動幅を最低限に抑えることで安定した出力を目指すことをコンセプトにした戦略思想を基盤に与えられている。 ハードウェア部の強度だけで言えば白き月よりも強固であるが、白き月による暈がなくなると主砲部はあっという間に沈黙させられ得るという矛盾をはらんでいる。 それもこれも、主砲たる超口径時空震砲(クロノ・クエイク・キャノン)の口径があまりにも大きすぎる事により、明らかに弱点が露呈していることが原因である。 サイフレーム名:ノア・ヴァルプルギス・CF |
M-02-2 蝕の月 |
情報中継 衛星 |
影の月の妹(姉妹機)として作られた情報中継衛星 役割としては影の月とほぼ同じだが、こちらには隠された月にあたる部分がなく、影の月を経由して本星の隠れた月、フォールン・ホライゼンへ其々格納される 珍しくフィギュア端末が二基、本星側と翔龍側にそれぞれ配置されているが、パラドクス回避のため片方が稼働している時はもう片方が停止するように設定されている。 サイフレーム名:ヴェイン・ヴァルプルギス・CF |
EC-01L フォスター級 |
駆逐艦 | プラネットリシド向け、駆逐艦 全長700m、最低稼働人員40人、最大4.1VL、永久内燃機関搭載 基本兵装:対無重力対応機・小型艦用長射程マテリアルバルカン(ALBM-04)200基、対無重力対応機用中・短射程レーザーファランクス(ASBL-03)150基、拡散砲撃可能型1000㎜砲3門、対エネルギー兵器用防護スクリーン発生装置(AEFD-03)、対潜・対ステルスレーダー群 換装式拡張兵装:電磁カタパルト2レーン、EPMバースト発生器(EPMB-02-4)、長距離ミサイル発射管4基、宙域機雷散布装置 発射速度は実体弾バルカンで毎秒600発、レーザーファランクスで毎秒1700発 長距離から掃空を開始することを主軸に設計された駆逐艦、オプションはお好みでどうぞ |
SML-01Lp ダウン級試作型 |
スナイプモニター | プラネットリシド向け、防衛型狙撃砲艦 全長1800m、最低稼働人員1400人、最大0.8VL、永久内燃機関三基搭載 兵装:10000㎜長距離砲、短射程マリテリアルファランクス群 長距離迎撃専用の狙撃砲艦、牽引した方が早いかもしれない |
BWA-02L ハンプティ級 |
強襲白兵艦 | プラネットリシド向け、強襲揚陸艦亜種 全長400m、最低稼働人員10人(ランス人員除く)、最大4.3VL(ランス搭載時3.7VL)、永久内燃機関一基搭載(ランス側には通常内燃機関搭載) 兵装:短射程レーザーファランクス群、中距離マテリアルバルカン群、白兵突入槍 強襲艦の亜種、敵艦を白兵戦で落とすための艦。 敵艦へ接近しランスと呼ばれる突入槍を撃ち込み、ランス内部に収容されている白兵戦要員を乗り移らせる。 ランスの射出後、身軽になった本体は速やかに帰還し、ランスの再装填後同じ手順を繰り返す。 |
GT-002L エーヴ |
生体利用型 人型兵器 |
黒き月のノアによって考案された人型兵器のリシド仕様型 耐衝撃性能を重点的に強化したもの 出力臨界性能が犠牲になっており、継続出力上限がやや抑えられている 機体と本体(人造人)を接続する回路の大部分をイオン-シナプス方式で構築することにより、本体保護性能と中間伝達性能が飛躍的に向上している |
BHLD-St-01 オルトビルト |
浮遊式重量級 戦車 |
スヘル=バルニッツァ向け、標準式重戦車 0.4VL、30m近接散弾装置4基 兵装パックA:25㎝砲1門、5㎝機銃12丁 兵装パックB:15㎝砲3門、5㎝機銃4丁 対空兵装パック:10㎝高射連装砲4基、ASAM発射管2基etcetc 構成部品を標準化し兵装部と車体部を別にすることで、量産性・再戦力化性の上昇を図られたもの ベースになる車体部が標準化されており、兵装部を取り換えるだけでミサイル車や対空戦車などへの転向が用意に可能 |
名称 | 種別 | 内容 |
パンスペルミア・カウントグロウ | コロニー・シップ | 初期開拓研究団の搭乗していたコロニーシップ。そしてパンスペルミアの中枢頭脳 最近何百年ぶりかに空を飛び、今は霄龍にいる。 今の持ち主(艦長(研究所長))は7代目でクオン・ヴァルプルギス・ホムンクルス 人工脳髄が搭載され、サイフレーム化が成されている。 頭脳名(機械種名):(パンスペルミア・)マルキアス・ヴァルプルギス・サイフレーム(・カウントグロウ) 趣味でかなり改造されている。 艦長の生体登録のために、登録される本人の身体の一部をレセプターに取り込ませる必要がある。 これはもちろん、身体から切り離して取り込ませるということであり、生体登録室へ取り込まれたのちに体の何処を生贄にされるかはその時になるまで不明である。 腕や足や、臓器の場合もある。 |
コンダクター | サイフレーム | 感情に作用する音響を発生させられる機械種。 フィギュアにも感情操作は有効 |
ブレイン・プロジェクター | 検死用機械 | 脳に接続することで、死の直前に視覚で捉えた情報を読み取る装置 生者(機械種除く)に大して使用すると対象がその時思い出している記憶(視覚情報に限る)を読み取ることも可能 |
ポルターガイスト | 音響探知機 | 特殊な音波により対象の構造を調べる機械 どこかの悪趣味な「殺した者の体内に潜伏した、暴走した機械種の殺人犯」を探知した優れ物 外部から寄生されている分寄生された個体も検出できる 使い方次第ではスプラッタなミンチメーカーにもなる素敵機械 |