開発経緯
Gla-31は、配備当初から現在に至るまで第一線で活躍していた戦車であったが、やはり50年近く前の開発であったがために砲性能等が他国と比べ圧倒的に劣っていた。車両の根本的な改良によりAPFSDSも発射できるよう等が施されたがやはり100mmという口径ではエルガイズ連邦の主力戦車の複合装甲には敵うことができなかった。
以下は軍部内で次期主力戦車の開発要項である。
- 105mm砲を搭載。将来的に120mm砲を搭載できる拡張性があること
- Gla-31と同等の複合装甲を備える
- 先述の拡張性確保のためにある程度の軽量を実現
開発が始まったのは1976年であり、試作型でるXla-33が落成したのは1982年である。2年の試験期間を経て1985年にGla-33として正式化され配備が開始された。初期生産型は主に老朽化した旧式のGla-31が配備されている部隊に優先して配備が開始され、次にエルガイズ連邦との国境に近い部隊に調達されていった。最終的には全てのGla-31を置き換える方針だったが、湾岸戦争で予想以上のGla-31の信頼性を受け、配備数は最終的にGla-31全体の3分の2程度に収まった。
しかし、110mm砲を搭載したF4型の登場により全車退役が決定。2001年度までに全てのGla-31が退役した。
現状
現在配備されているのはF6型とF8型であり、全ての戦車部隊に本車両が配備されている。砲機構は120mm(119弾頭)にパワーアップしており砲撃性能は各国水準と同等程度になっている。装甲性能については試験ではGla-31と同程度かそれ以上の能力を持っていると言われるが、実戦経験がないために実際の防御性能は不明である。
また、輸出型であるF4W型が開発され、数か国に輸出が開始されている。
なお、2002年に後継車両の開発が開始され、2008年にGla-16として正式化され調達が始まったことにより古い部類であるF6型とF9型から順次代替され、余剰となった車両は他国に輸出されることになっている。
派生型
| 形式名 |
全長(砲身込み) |
全高 |
全幅 |
重量 |
砲性能 |
運用状況 |
| Xla-33 |
27B |
11B |
9B |
769B |
FES G105 105mm滑走砲 |
陸軍博物館にて保管 |
| Gla-31 |
28B |
11B |
9B |
774B |
FES G105 105mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33F1 |
28B |
11B |
9B |
803B |
FES G105 105mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33F2 |
28B |
11B |
9B |
802B |
FES G105 105mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33F3 |
28B |
11B |
9B |
840B |
FES G105 105mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33F4 |
28B |
11B |
9B |
842B |
FES G112 110mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33F5 |
28B |
11B |
9B |
869B |
FES G119 120mm滑走砲 |
F6型に全て改造 |
| Gla-33F6 |
28B |
11B |
9B |
871B |
FES G119 120mm滑走砲 |
順次Gla-33F2で代替、余剰車は輸出 |
| Gla-33F7 |
28B |
11B |
9B |
893B |
FES G119 120mm滑走砲 |
試作のみ |
| Gla-33F8 |
28B |
11B |
9B |
894B |
FES G119 120mm滑走砲 |
F9型に全て改造 |
| Gla-33F9G5 |
28B |
11B |
9B |
874B |
FES F119 120mm滑走砲 |
全車退役 |
| Gla-33H1 |
28B |
11B |
9B |
不明 |
FES G119 120mm滑走砲 |
試作のみ |
| Gla-33H2 |
28B |
11B |
9B |
837B |
FES G119 120mm滑走砲 |
全車退役 |
最終更新:2016年06月19日 20:52