621 :投下の間隔が開く場合がありますが勘弁して下さい……:2006/11/17(金) 09:59:38.60 ID:WXlXzf4o0
湯けむり大作戦④
- 前回までのあらすじ
::::::::: :.::. . . Λ_Λ . . . .: :::::::: オチが閃かない……うまく区切れない……
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : :: 投下の間隔あいたし、どないしよ?
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : :: 投下の間隔あいたし、どないしよ?
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄
「不不不……グダグダになる前触れだよ」
622 :愛のVIP戦士:2006/11/17(金) 10:00:27.06 ID:WXlXzf4o0
※
※
秋原旅館の一室で、扉を開ける人影があった。
普段なら青色の鎧に包まれる体は、今日だけは白地に紫の浴衣に包まれている。
普段なら青色の鎧に包まれる体は、今日だけは白地に紫の浴衣に包まれている。
彼は〝荷物〟でふさがった手で、苦労しながらドアノブを掴む。
さらにそれを廻してドアを開けるまでには、更なる時間と苦労を必要とした。
さらにそれを廻してドアを開けるまでには、更なる時間と苦労を必要とした。
部屋に入ってすぐ、一組だけ敷かれた布団の上へ、腕の中の〝荷物〟をおろす。
「はっくしょん! ううっ……」
湯冷めしたかな、とボヤきつつ、エックスは浴衣の裾を正した。
〝荷物〟はと言えば、運び主の溜め息も知らず、のんきに寝息を立てている。
湯冷めしたかな、とボヤきつつ、エックスは浴衣の裾を正した。
〝荷物〟はと言えば、運び主の溜め息も知らず、のんきに寝息を立てている。
小さな金属音と摩擦音。エックスが振り返ると、ドアが開くところだった。
わずかな隙間から、しょげかえったライトの小さな体が進入してくる。
なぜかビン牛乳を懸命に飲んでいた。
わずかな隙間から、しょげかえったライトの小さな体が進入してくる。
なぜかビン牛乳を懸命に飲んでいた。
「私も泊めてもらうぞー。んぐんぐ……ぷはーっ」
「みたいですね。さっきフロントで聞きました」
エックスの喉から漏れる、二度目の溜め息。
「みたいですね。さっきフロントで聞きました」
エックスの喉から漏れる、二度目の溜め息。
ライトは残りの牛乳を一気に飲み干そうとし、飲みきれず少しこぼした。
彼女の白い喉元を、白い液がまだらに染める。
彼女の白い喉元を、白い液がまだらに染める。
623 :愛のVIP戦士:2006/11/17(金) 10:01:13.48 ID:WXlXzf4o0
「あう……エックスー」
「はい、ティッシュです」
「拭いてくれー」
「はいはい」
幼女は、少年のなすがままにその身を任せる。
「あう……エックスー」
「はい、ティッシュです」
「拭いてくれー」
「はいはい」
幼女は、少年のなすがままにその身を任せる。
「んっ……ふあっ……」
鼻孔をティッシュの端がかすめ、ライトの狭い額にシワが寄る。
刺激から逃れようと、彼女は限界まで首を捻った。握り締める、自らの浴衣の裾にシワが寄る。
鼻孔をティッシュの端がかすめ、ライトの狭い額にシワが寄る。
刺激から逃れようと、彼女は限界まで首を捻った。握り締める、自らの浴衣の裾にシワが寄る。
「あっ……はあっ……んぐっ」
「はい、終わりましたよ」
少年の声と共に遠のくティッシュの感触。
ようやく、ひそやかな拷問から解放されたライトは、こっそり洟をすすった。
「はい、終わりましたよ」
少年の声と共に遠のくティッシュの感触。
ようやく、ひそやかな拷問から解放されたライトは、こっそり洟をすすった。
視線を逸らした先、開きっぱなしの押入れの中に、巨大な猫が丸まっている。
「……はうっ!?」
「……フギッ!?」
まったく気配を感じさせなかったゼロに驚くライト。それに反応してゼロも髪を逆立てる。
彼女は浴衣の上から毛布をかぶり、押入れの上段にうずくまっていた。
「……フギッ!?」
まったく気配を感じさせなかったゼロに驚くライト。それに反応してゼロも髪を逆立てる。
彼女は浴衣の上から毛布をかぶり、押入れの上段にうずくまっていた。
624 :愛のVIP戦士:2006/11/17(金) 10:02:20.84 ID:WXlXzf4o0
まったく気配を感じさせなかったゼロに驚くライト。それに反応してゼロも髪を逆立てる。
彼女は浴衣の上から毛布をかぶり、押入れの上段にうずくまっていた。
まったく気配を感じさせなかったゼロに驚くライト。それに反応してゼロも髪を逆立てる。
彼女は浴衣の上から毛布をかぶり、押入れの上段にうずくまっていた。
「ゼロ! だ、だいじょうぶだよ? 博士も落ち着いて!」
すかさず割り込んだエックスが"よしよし〟とライトをなだめると、ゼロも大人しく座りなおした。
すかさず割り込んだエックスが"よしよし〟とライトをなだめると、ゼロも大人しく座りなおした。
「ゼロ、どうかしたのか?」
「……それを訊くんですか、博士?」
意外と空気を読まないライトに、エックスはそっと目頭をおさえる。
だが質問した当人は、答えが返ってこないのを全く気にかけることなく〝荷物〟のほうへ向き直った。
いまだ〝荷物〟――園児服にマントという、奇妙ないでたちの幼女――は眠っている。
「……それを訊くんですか、博士?」
意外と空気を読まないライトに、エックスはそっと目頭をおさえる。
だが質問した当人は、答えが返ってこないのを全く気にかけることなく〝荷物〟のほうへ向き直った。
いまだ〝荷物〟――園児服にマントという、奇妙ないでたちの幼女――は眠っている。
「この子、泊めるのか?」
「それが、どういうわけか、ボクらの部屋に泊まることになってたんです。料金まで払い込まれてました」
「へえ」
「どうしよう……やっぱり親を探さなきゃマズイですか?」
なんだか弱気な表情になるエックス。その頭を、ライトは背伸びして撫でてやった。
「それが、どういうわけか、ボクらの部屋に泊まることになってたんです。料金まで払い込まれてました」
「へえ」
「どうしよう……やっぱり親を探さなきゃマズイですか?」
なんだか弱気な表情になるエックス。その頭を、ライトは背伸びして撫でてやった。
「金が払ってあるなら、いいんじゃないか? きっと親御さんも承知さ」
「博士……」
まるで母親のような微笑を浮かべるライトに、エックスは少し照れながら、うなずいてみせた。
「博士……」
まるで母親のような微笑を浮かべるライトに、エックスは少し照れながら、うなずいてみせた。
「フーッ!!」
「はうっ!?」
「はうっ!?」
625 :次のレスまで少し時間がかかります:2006/11/17(金) 10:03:45.27 ID:WXlXzf4o0
押入れから飛び出たゼロが、吊り目をさらに吊りあがらせて、割って入った。
鬼気迫る形相に、ライトは涙を浮かべて後ずさる。
その拍子に備品のテーブルを蹴り飛ばし、上に乗った湯のみと急須が触れ合って、高く耳障りな音を立てた。
押入れから飛び出たゼロが、吊り目をさらに吊りあがらせて、割って入った。
鬼気迫る形相に、ライトは涙を浮かべて後ずさる。
その拍子に備品のテーブルを蹴り飛ばし、上に乗った湯のみと急須が触れ合って、高く耳障りな音を立てた。
「……う、ん?」
小さなうめき声と共に、園児が目を覚ます。
寝ぼけまなこで辺りを見回して――ゼロを見るなり、奇声と共に飛び上がった。
小さなうめき声と共に、園児が目を覚ます。
寝ぼけまなこで辺りを見回して――ゼロを見るなり、奇声と共に飛び上がった。
「にょわっ!?」
「ニャッ!?」
「にょわわわわわわわっ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶと、一目散に部屋から飛び出していった。
「ニャッ!?」
「にょわわわわわわわっ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶと、一目散に部屋から飛び出していった。
「他のお客様の御迷惑になりますので、お子様に館内を走らせないよう、お願いいたします」
「ふぇぇ……」
数分後おかっぱ頭の――お茶汲み人形を模したとおぼしき――メカニロイドが、園児を連れてきた。
ライトはフンと鼻を鳴らしたが、何も言わなかった。
「ふぇぇ……」
数分後おかっぱ頭の――お茶汲み人形を模したとおぼしき――メカニロイドが、園児を連れてきた。
ライトはフンと鼻を鳴らしたが、何も言わなかった。
627 :イレギュラーの見分け方を発見したぜ:2006/11/17(金) 10:54:59.53 ID:WXlXzf4o0
「えーと、お嬢ちゃん、お名前は?」
「…………」
エックスの問いかけにも、幼女は答えず、正座しているばかり。
その代わり熱心に、穴が開くほどゼロを凝視している。
「えーと、お嬢ちゃん、お名前は?」
「…………」
エックスの問いかけにも、幼女は答えず、正座しているばかり。
その代わり熱心に、穴が開くほどゼロを凝視している。
「……ウ?」
「…………」
風呂場での錯乱以来、言語中枢に障害を起しているゼロが、かすかに反応した。
自分を見つめる、良くも悪くも無邪気な目。その期待と好奇心のない混ざった光にギョっとする。
「…………」
風呂場での錯乱以来、言語中枢に障害を起しているゼロが、かすかに反応した。
自分を見つめる、良くも悪くも無邪気な目。その期待と好奇心のない混ざった光にギョっとする。
「ニャ?」
「…………じーっ」
本能的に危険を感じたのか、視線から逃れようと身をよじるゼロ。
しかし園児はみっちり着いてくる。もはや興味を隠そうともしない。
「…………じーっ」
本能的に危険を感じたのか、視線から逃れようと身をよじるゼロ。
しかし園児はみっちり着いてくる。もはや興味を隠そうともしない。
「ニャ? ニャ!」
「…………じーっ」
「あははは……えと、ボクを盾にしないでほしいな……」
エックスが困り顔で背中のゼロを見やったとき、部屋に救いの手が訪れた。
「…………じーっ」
「あははは……えと、ボクを盾にしないでほしいな……」
エックスが困り顔で背中のゼロを見やったとき、部屋に救いの手が訪れた。
「失礼します。お夕食をお持ちしました」
「ほぇーっ……」
園児は目の前のテーブルに置かれた、山のような刺身を見つめている。
味噌汁には、アサリと見間違うような、大粒のシジミ。
川沿いに下ればすぐ海がある、秋原旅館ならではの海鮮料理だった。
園児は目の前のテーブルに置かれた、山のような刺身を見つめている。
味噌汁には、アサリと見間違うような、大粒のシジミ。
川沿いに下ればすぐ海がある、秋原旅館ならではの海鮮料理だった。
「お刺身、食べられる?」
628 :イレギュラーは展開に詰まると奇声を上げる:2006/11/17(金) 10:55:36.67 ID:WXlXzf4o0
「……?」
少年の声に園児は首をかしげた。どうやら刺身を食べるのは初めてらしい。
エックスは醤油の瓶を取ると、小皿に注いでやった。
「……?」
少年の声に園児は首をかしげた。どうやら刺身を食べるのは初めてらしい。
エックスは醤油の瓶を取ると、小皿に注いでやった。
「さ、めしあがれ」
「……え?」
園児は不思議そうな顔をして、小皿とゼロを見比べた。
つられて振り向いたエックスが、うわぁと顔をしかめる。
「……え?」
園児は不思議そうな顔をして、小皿とゼロを見比べた。
つられて振り向いたエックスが、うわぁと顔をしかめる。
「ハムッ! ハムハムハフッ!」
彼女は醤油など眼中に無く、刺身だけを豪快に食らっていた。
園児はなにやら納得すると、不器用に握った箸で刺身を摘んだ。
彼女は醤油など眼中に無く、刺身だけを豪快に食らっていた。
園児はなにやら納得すると、不器用に握った箸で刺身を摘んだ。
「あああああ! あれはね、ゼロだけなの!」
「え……」
「普通の人は、お醤油を使うんだよ。わかる? お醤油」
「やだー! お姉さまと一緒がいいー!」
直接、刺身を口へ運ぼうとするのを、エックスが食い止める。
ジタバタ暴れる二人を宥めたのは、黙って食事をしていたライトだった。
「え……」
「普通の人は、お醤油を使うんだよ。わかる? お醤油」
「やだー! お姉さまと一緒がいいー!」
直接、刺身を口へ運ぼうとするのを、エックスが食い止める。
ジタバタ暴れる二人を宥めたのは、黙って食事をしていたライトだった。
「おい子供。大人は醤油を使うんだ。わかるか?」
「おとな?」
「そう。ゼロは子供だから、醤油が嫌いなんだ。醤油を使えばゼロより偉いぞ」
「……? ……?」
デタラメな論理だが、園児には説得力があったようだ。
手にした白身の刺身を、おそるおそる茶色の液体にひたす。
「おとな?」
「そう。ゼロは子供だから、醤油が嫌いなんだ。醤油を使えばゼロより偉いぞ」
「……? ……?」
デタラメな論理だが、園児には説得力があったようだ。
手にした白身の刺身を、おそるおそる茶色の液体にひたす。
「……おいしい」
「よしよし、よく出来たな」
「よしよし、よく出来たな」
629 :ぴょおおおおおおお!!:2006/11/17(金) 11:04:33.35 ID:WXlXzf4o0
「じゃあ博士も大人を目指して、ワサビをつけましょうか」
「え゛」
エックスの指摘に、ライトは大袈裟に頬を引きつらせた。
「じゃあ博士も大人を目指して、ワサビをつけましょうか」
「え゛」
エックスの指摘に、ライトは大袈裟に頬を引きつらせた。
「わわわ、ワサビは老人の食べ物だ! 私は子供だからな、必要ない!」
「嘘ついちゃダメです。辛い物にも慣れてください」
「やめろー! 博士だぞ、えらいんだぞー!」
「……? わさ、び?」
少年の注意がライトの小皿に釘付けになった隙に、園児はワサビを丸ごと摘まみあげた。
だが柔らかいワサビを不器用な箸使いで保てるハズもない。
辛さの塊は、ビチョッと音を立てて、園児の小皿に落下した。
「嘘ついちゃダメです。辛い物にも慣れてください」
「やめろー! 博士だぞ、えらいんだぞー!」
「……? わさ、び?」
少年の注意がライトの小皿に釘付けになった隙に、園児はワサビを丸ごと摘まみあげた。
だが柔らかいワサビを不器用な箸使いで保てるハズもない。
辛さの塊は、ビチョッと音を立てて、園児の小皿に落下した。
「……ほほう」
ワサビ醤油……というか、醤油を含んだワサビに向け、幼女は刺身を落とす。
緑色のネットリした物体が、プリンとしたマグロの赤身を、はしたなく汚した。
ワサビ醤油……というか、醤油を含んだワサビに向け、幼女は刺身を落とす。
緑色のネットリした物体が、プリンとしたマグロの赤身を、はしたなく汚した。
『うわっ!?』
「……あーん♪」
「ちょっと、ダメ! それダメー!」
二人が気づいたとき、幼女は大きく口をあけ、それに噛りつくところだった。
間に合うわけもなく、小さな口へと飲み込まれるワサビ。
エックスは彼女が泣き喚く様を想像して、真っ青になった。
「……あーん♪」
「ちょっと、ダメ! それダメー!」
二人が気づいたとき、幼女は大きく口をあけ、それに噛りつくところだった。
間に合うわけもなく、小さな口へと飲み込まれるワサビ。
エックスは彼女が泣き喚く様を想像して、真っ青になった。
「う……!」
「ほら、吐いて! ペッして! 博士、水を!」
「わかった!」
「ほら、吐いて! ペッして! 博士、水を!」
「わかった!」
630 :嘘だぜ。だが間抜けは見つかったようだ……:2006/11/17(金) 11:05:27.86 ID:WXlXzf4o0
「ううっ……うま――い!」
恐るべきことに、園児はワサビの塊を、最後まで食べきった。
「ううっ……うま――い!」
恐るべきことに、園児はワサビの塊を、最後まで食べきった。
※
「はぁ……なんか疲れたなぁ……」
少年は苦笑して、自分の両隣を見る。
右腕にはライトが、左腕にはゼロが、しっかり抱きついて眠っている。
暗くて見えないが、ゼロの背中には園児が抱きついているハズだ。
少年は苦笑して、自分の両隣を見る。
右腕にはライトが、左腕にはゼロが、しっかり抱きついて眠っている。
暗くて見えないが、ゼロの背中には園児が抱きついているハズだ。
「明日どうしよう……」
1泊2日なので帰らねばならないが、その前に園児の親を探さなくてはならない。
それからお土産も買って……
1泊2日なので帰らねばならないが、その前に園児の親を探さなくてはならない。
それからお土産も買って……
「やること、いっぱいだな。まあ、いいか。おやすみなさい……」
「むにゃむにゃ……エックスゥ~……」
「ニャ~……ゴロゴロ……」
肺の空気を全て吐き出すと、少年は二人分の温もりと共に、夢も見ない眠りの底へと落ちていった。
「むにゃむにゃ……エックスゥ~……」
「ニャ~……ゴロゴロ……」
肺の空気を全て吐き出すと、少年は二人分の温もりと共に、夢も見ない眠りの底へと落ちていった。
※
「ふう」
ハンターベースの制御室で、ケインは溜め息をついた。
謎のハッキング事件から一夜明け、あらかたシステムは回復している。
夜を徹した、ケインの努力の成果だった。
ハンターベースの制御室で、ケインは溜め息をついた。
謎のハッキング事件から一夜明け、あらかたシステムは回復している。
夜を徹した、ケインの努力の成果だった。
「ぴょおおおおおお!! アイちゃーん!!」
「いい加減……しつ、こい……!」
「いい加減……しつ、こい……!」
窓の外に目をやれば、空は雲ひとつ無く、とても良い天気。
631 :もうちっとだけ続くんじゃ…… orz:2006/11/17(金) 11:06:21.95 ID:WXlXzf4o0
建物の外壁が発砲スチロールのように砕け、散らばっているのは見ないことにした。
建物の外壁が発砲スチロールのように砕け、散らばっているのは見ないことにした。
「ふわーん!! やめろよ、後片付けするのオレなんだぞー!!」
「そんなことよりミスド行こうぜ」
相変わらず元気なハンターたち。温泉に行くのは、夢のまた夢のようだ。
「そんなことよりミスド行こうぜ」
相変わらず元気なハンターたち。温泉に行くのは、夢のまた夢のようだ。
「……もう休暇をとっても構わんよな?」
壮年の科学者は、ふっと穏やかな微笑みを浮かべる。
それはまるで苦行の末、悟りを開いた仙人のような笑顔だった。
壮年の科学者は、ふっと穏やかな微笑みを浮かべる。
それはまるで苦行の末、悟りを開いた仙人のような笑顔だった。
ケインは懐から便箋を取り出すと、女顔のハンターへの恨みつらみを書き始めた。
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バゥムクゥヘンぶつけてやんよ
∧_∧
( ・ω・)=つ◎≡つ◎
(っ ≡つ◎=つ◎
/ ) ティウンティウン
( / ̄∪
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バゥムクゥヘンぶつけてやんよ
∧_∧
( ・ω・)=つ◎≡つ◎
(っ ≡つ◎=つ◎
/ ) ティウンティウン
( / ̄∪
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最後に謎のイラストを描き加える。
ひとしきりニヤついてから、手馴れた仕草で机に昇り、天井からロープを吊るした。
ひとしきりニヤついてから、手馴れた仕草で机に昇り、天井からロープを吊るした。
「博士! 元気出して! 新しい踊り! 考えたよ!」
「うわあああ! 死ねぇ、死ねぇぇぇぇ!」
「ぎゃあ!! 博士!! なにするの!?」
「お前が私を心配するなぁぁぁ!!」
「うわあああ! 死ねぇ、死ねぇぇぇぇ!」
「ぎゃあ!! 博士!! なにするの!?」
「お前が私を心配するなぁぁぁ!!」
【続く】