仮掲載のため書式が簡素になります
36 :
サンド島[sage]:2010/10/10(日) 22:39:03.82 ID:8WH1D6M3O
前スレ>>568の続き
作戦前日 朝
基地内が騒がしい。
どうやらブリタニアからの援軍が到着したらしい
多くの物質が運び込まれる
今回の作戦の司令官および副司令官も到着したようだ
司令官は極度の肥満体。本人の傲岸な態度と周りの反応を見る限りでは人望はなさそうだ
副司令官の方は大佐と話しているのを聞く限りではなかなかの切れ者だろう
周りへの配慮も怠っていない
叔父が軍人ではなければジャーナリストになりたかったと語っていた
340 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 22:45:51.28 ID:8WH1D6M3O
同日 12:00
緊急召集がかかる
俺はブリーフィングルームへ急いだ
司令官「私が明日の作戦の指揮をとる司令官だ」
司令官「さて諸君、楽にしたまえ、と言いたいところだがそうもいかん。ゆゆしき緊急事態である」
司令官「ブリーフィングを進める」
「ネウロイによる奇襲攻撃を受けていると、セントヒューレット軍港から入電があった。現在、港全体は極度の混乱状態にある。」
「港には明日の作戦の要であるリベリオン第3艦隊が停泊中であり、ネウロイの攻撃にさらされている。セントヒューレット軍港に急行し、艦船の湾外への脱出を支援せよ」
「なお、第3艦隊の中核をなす空母ケストレルだけは必ず守り抜け」
342 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 22:53:09.54 ID:8WH1D6M3O
ブロロロロロロ
シャーリー「こちらサンド島部隊、間もなく目標へ到達する」
管制官<<こちら管制機、了解。空母ケストレルだけは必ず守り抜け>>
全員「了解」
シャーリー「ブービー、二番機につけ」
俺「え、あ、はい」
ビューン
??<<うろうろしてるな、ここは戦場だ!そこらじゅうにいるネウロイに喰われるぞ!>>
女友「ひぇーぃ私は最後尾でいいよ」
シャーリー「戦闘開始!」
雪<<こちら雪大尉だ。ネウロイの迎撃に向かう>>
345 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 22:59:08.70 ID:8WH1D6M3O
シャーリー「私がお前を守る。いいな、俺?」
俺「え、あ、はい」
――――――――――――――――――――――――
兵士A<<隣の給油艦が爆発した!消火艇はどこだ?本艦に燃え移る!助けてくれ!>>
<<……ウィッチが来てくれた…………>>
兵士B<<何故ネウロイの侵入に気づかなかったんだ!?>>
<<………こんなところで死んでたまるか!…………>>
――――――――――――――――――――――――
俺「くそっ!なんでこんなにいるんだよ!」
タタタタタタタッタタタタタタッ
女友「全部落とせば良いんでしょ!」
タタタタタッタタタタタタッ
ルッキーニ「うじゅー、あそこにもあんなにいるぅ」
ババババババババババババ
349 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:06:29.46 ID:8WH1D6M3O
――――――――――――――――――――――――
兵士A<<消火艇が爆発に巻き込まれた。2隻…いや3隻…燃えてるぞ。>>
兵士C<<…これは演習ではない…>>
兵士D<<見りゃわかるぞ、馬鹿野郎!>>
――――――――――――――――――――――――
<<……………反撃するぞ!……>>
<<……ウィッチばかりに良いカッコさせてられるかよ!……………>>
兵士B<<ケストレルを守り通すんだ!>>
兵士E<<今こそ盾(イージス)の役割を果たす>>
<<………左舷弾幕薄いぞ!なにやってんの!………>>
兵士A<<すまない。出港までの援護を頼む!>>
――――――――――――――――――――――――
352 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:12:39.22 ID:8WH1D6M3O
俺「シャーリー大尉、ケストレルは確認できましたか?」
タタタタタタタタタタッ
ドォォン
<<………が炎上している…………>>
シャーリー「あぁ、確認できた。まだ無事だ。」
<<……弾薬庫が被弾!………>>
<<………だめだ浸水がひどい…沈没する!………>>
ルッキーニ「湾全体が……」
<<…………海へ飛び込め!…………>>
女友「なんなのこの損害は?この私の想像力を上回るなんて、どうなってんの」
タタタタタタタタタタタタタタタッ
ドォン
354 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:15:27.67 ID:8WH1D6M3O
――――――――――――――――――――――――
港長<<こちらは港長。港口に近い艦から港外へ逃れよ!>>
兵士B<<船体が傷ついても構わん、出港しろ>>
兵士B<<沈まないように港から出ろ!上手くやれ!>>
兵士k<<こちらは空母ケストレル。港口へ向かう>>
港長<<了解、ケストレル。ケストレルの脱出を優先しろ!>>
港長<<そこの艀!気持ちはわかるが道を空けろ!空母は貴重品なんだ。>>
兵士F<<ケストレル出港完了!良い航海を!>>
港長<<上空のウィッチ及び戦闘機、ケストレルを守ってやってくれ!>>
――――――――――――――――――――――――
356 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:23:17.68 ID:8WH1D6M3O
雪<<こちら雪大尉。今、向かう。俺達の艦だ。>>
管制官<<駄目だ、こちらは空中管制指揮官だ>>
管制官<<雪大尉は東セクターに留まれ。持ち場を守り、戦闘を続行せよ>>
雪<<あれは俺の母艦なんだ!>>
管制官<<…サンド島部隊、ケストレルの直衛につけ。>>
雪<<石頭野郎め!任せたぞサンド島部隊。俺達の母艦を。>>
シャーリー「了解。雪大尉。必ず守り通すよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
兵士G<<管制機、目標を指示してくれ!>>
管制官<<方位280からネウロイ侵入…駄目だ、数が多すぎる>>
<<………俺この戦いが終わったら…うわぁっ……………>>
兵士G<<しっかりしろ!あんたの指示が必要なんだ!>>
<<………格納庫が被弾した!………>>
――――――――――――――――――――――――
358 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:28:46.45 ID:8WH1D6M3O
シャーリー「みんな、まだ大丈夫か!?」
ルッキーニ「まだまだよゆーよゆー」
俺「俺も大丈夫です」
女友「私が大丈夫じゃないわけないでしょー」
シャーリー「よし、なんとしてでもケストレルを守り通すぞ!」
三人「了解!!!」
――――――――――――――――――――――――
兵士H<<船を捨てる。このままではやられるだけだ>>
兵士I<<逃げるな!この腰抜けがぁ!>>
兵士I<<なんてやつだ。俺達を殺す気か>>
兵士K<<ケストレル、湾口までの距離3マイル>>
兵士H<<なにをしている!早く逃げるんだ!>>
兵士V<<駄目だ、もうおしまいだ…>>
兵士V<<畜生、最悪の一日だ>>
359 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:34:04.12 ID:8WH1D6M3O
シャーリー「やっと艦が動き出したか」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ
ルッキーニ「でもネウロイの攻撃が激しくなってるよぉ」
ババババババババババ
ドォォォン!!
俺「やつらもこの艦が普通じゃないと悟ったか…」
俺「シールド張るので精一杯ですよっっっ」
シャーリー「俺、無理はするなよ!」
俺「わかってますよ!」
――――――――――――――――――――――――
兵士G<<3時方向、ネウロイ!>>
兵士J<<無線が錯綜してる。一体全体誰から見て3時方向なんだ?>>
兵士L<<なんだあれは!ネウロイが光ってる!>>
管制官<<大型ネウロイに高エネルギー反応!>>
ドゴォォォォォォォン!!!
360 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:39:39.10 ID:8WH1D6M3O
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- あのネウロイの攻撃で海が炎で埋まる前---------
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
361 :サンド島[sage]:2010/10/10(日) 23:44:04.64 ID:8WH1D6M3O
シャーリー「あの波間に浮いてたのは…………」
俺「女友、さっきの………」
女友「………ない…」ボソ
俺「おい、どうした」
女友「絶対に許さない!ぶっ殺してやる!待ってろよ!そこのネウロイぃ!」ビューン
俺「お、おい待て!」ビューン
シャーリー「俺!女友!」
助けに行かなくてはならないのに他のネウロイが道を阻む
シャーリー「くそっ!」
363 :ごめんあともう少し[sage]:2010/10/10(日) 23:46:34.10 ID:8WH1D6M3O
女友「殺してやる!殺してやる!殺してやる!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
女友「人が死んだんだぞ!?人がいっぱい死んだんだぞ!?」
俺「おい、女友やめろ!やめるんだ!死ぬぞ!」
ネウロイがこちらに気づいたようだ
俺「危ないっ!」
女友「きゃあ!」
ドカァァン
俺「うぁっ!」
間一髪、避けたと思ったのだが、ストライカーユニットがやられてしまった
ボスッ ボスッ
女友「俺ぇ!!」
女友「あぁ……私……私………」
ババババババババババババババ
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ
パリィィィン!!
364 :ラスト[sage]:2010/10/10(日) 23:48:46.05 ID:8WH1D6M3O
シャーリー「俺!大丈夫か!」
俺「俺は大丈夫です!」
女友「でも……ス……ストライカーが………」
俺「そんな顔すんなって。先に基地に帰るだけだ。機体なんて消耗品、ウィッチ本人が生きて帰れば大勝利だ」
俺「というわけですみません大尉。先に基地に帰って予備のストライカーの整備頼んできます」
シャーリー「あぁ、わかった」
管制官<<ブービー、すぐに回収班を回す>>
シャーリー「女友、お前も基地へ戻れ、後は私とルッキーニでやる」
女友「で、でも……」
管制官<<女友軍曹、これ以上の戦闘は許可できない。直ちに基地へ帰還せよ>>
女友「わ…わかり…ました…」
管制官<<イェーガー大尉、空母ケストレルの外海への退避を援護せよ>>
シャーリー「了解。行くぞ!ルッキーニ!」
――――――――――――
445 :サンド島[わすれてた乙]:2010/10/13(水) 21:32:13.87 ID:hpeUi+N/O
気がつくと俺は医務室のベッドにいた
墜落したあとしばらく気を失っていたようだ
あの後ケストレルは無事に外海へ脱出。安全なところへ逃れ扶桑の艦隊と合流したらしい
外傷はなく検査結果にも異常が見られなかったためすぐに医務室を出た
基地内をぶらぶらしているとシャーリー大尉とルッキーニ少尉が帰ってきていた
シャーリー「おぉ、俺、医務室に居るって聞いて今行こうと思ってたんだけど、もう大丈夫なのか?」
俺「えぇ、このとおり。無傷ですよ」
シャーリー「そうか、よかった」
俺「そういえば、女友は?」
シャーリー「俺が墜落したあとすぐに基地へ帰したんだけど、見てないか?」
俺「少し基地内歩いてみましたけど、見てないですね。部屋にでも居るんでしょう。」
シャーリー「そうか…」
俺「ちょっと、様子見てきます」
シャーリー「いや、私が行くよ。俺はハンガーにでも行って予備のストライカーの整備を頼んでくるといい」
俺「あー、はい、わかりました」
447 :サンド島[sage]:2010/10/13(水) 21:37:25.57 ID:hpeUi+N/O
ハンガー
整備兵P「おや、もう大丈夫なのかい?」
俺「おぉ、いいところに。少し気を失っていただけですよ」
俺「予備のストライカーの整備、お願いできます?」
整備兵P「必要だろうと思って今やっていたところだよ。備えておくにこしたことはないからね」
俺「ありがとうございます。それと、大事な機体ダメにしてすみません…」
整備兵P「ハハハ、気にすることはないよ。『機体は消耗品、パイロットが生きて帰れば大勝利』そう教えたのは私じゃないか」
整備兵P「まぁ、元は友人のパイロットの言葉だがね」
整備兵P「さて、そろそろ整備にとりかかるとしよう」
俺「お願いします。それじゃ、また」
450 :サンド島[sage]:2010/10/13(水) 21:44:02.46 ID:hpeUi+N/O
数時間後
ウィンウィンウィンウィン
警報が鳴り響く
ネウロイが出たときとは違う
あまり聞き慣れない
というよりこの基地に来てから聞いたことのない音
俺「この音……」
俺「空襲警報!勘弁してくれよ…」
――――――――――――――――――――――――
司令室
司令官「どうした!何がおきた!」
部下A「ネウロイによる空襲です!」
司令官「何故侵入を許した!レーダーはどうした!」
部下B「レーダー作動してません!」
司令官「なんだと…」
――――――――――――――――――――――――
451 :サンド島[sage]:2010/10/13(水) 21:55:26.13 ID:hpeUi+N/O
ハンガー
ルッキーニ「うじゅー。なんで一日に二回もでてくんのぉ」
シャーリー「出てきちゃったものは仕方ないなぁ」
俺「シャーリー大尉!ルッキーニ少尉!」
シャーリー「俺か。急いで出撃するぞ」
俺「女友は?」
シャーリー「女友なら大丈夫だ。きっとすぐ来るよ」
俺「そう…ですか」
シャーリー「けどもう待ってる時間はない。すぐに出るぞ」
大佐「シャーリー大尉。私も出ます」
俺「大佐!」
管制塔<<空襲警報。大型ネウロイ接近中。>>
管制塔<<スクランブル発進し、迎撃せよ>>
整備兵P「今だ!第一波が通り過ぎた!」
大佐「了解しました。発進します!」
258 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 21:55:56.22 ID:Iwfjxf62O
基地上空
管制塔<<管制塔よりサンド島部隊、ネウロイの撃墜に向かえ。基地をやつらにやらせるな>>
整備兵P<<なんとか上がったようだな。機体の機嫌はいいかい?>>
俺「良好です。前より良いくらいですよ」
整備兵P<<そりゃ良かった。備えておいた甲斐があったな>>
<<…………消化班!武器庫への延焼を防げ!……>>
シャーリー「さっきよりは少ないようだな」
タタタタタタタタッ タタタタタタタタッ
俺「それでも、結構居ますけどね」
タタタタタタタタタタタタタタタタッ
ルッキーニ「うじゅじゅ…なんか虫みたい」
ババババババババババババ
ドォォォン
260 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 22:00:29.52 ID:Iwfjxf62O
――――――――――――――――――――――――
<<………可燃物を運び出せ。弾薬もだ…………>>
ウィッチA「しぃぃずめぇぇぇ!」
バララララララララララララ
ドォォォン!
ウィッチB「そこ!」
ドン! ドン!
ドォォン
シャーリー「他のウィッチ達も上がってきたな」
俺「みんなすごい…」
――――――――――――――――――――――――
261 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 22:06:25.33 ID:Iwfjxf62O
――――――――――――――――――――――――
バララララララララララララララララララララララ
パリィィン!
大佐「残念ね。もう力尽きたの?」
大佐「次!」
バララララララララ
ドォォン!!
大佐「雑魚が束になったところで!」
バラララララララララララララララララララララ
ドドドドドドォォォォン!!!
俺「な…なんだあれ…」
シャーリー「あれが大佐の実力か。すごいな」
<<………救護班は負傷者の救助へ………>>
大佐「ふふっ。見えてるのよ!」
バラララララララララララララ
ドォォン!
――――――――――――――――――――――――
262 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 22:12:07.64 ID:Iwfjxf62O
――――――――――――――――――――――――
<<…………すごい熱だ。防火服はどこだ?………>>
<<…………排煙装置が作動しない。なにも見えないぞ………>>
ウィッチC「さっきのネウロイが反転してこっちに向かってきてる」
ウィッチD「了解。目標を駆逐する」
ウィッチE「手間取っては……大事に障る!」
<<………誰かハンガーに行ったぞ………>>
バララララララララララララ
ドォォン
大佐「まだまだぁ!」
バララララララララララララララ
――――――――――――――――――――――――
263 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 22:16:14.67 ID:Iwfjxf62O
――――――――――――――――――――――――
タタタタタタタタッ タタタタタタタタッ
俺「くそっ。なかなか辛いな」
俺「うわ、あぶね」ヒュン
ルッキーニ「俺!後ろ!」
俺「何!間に合わない!」
ヒュン
俺「あ、あれ?」
女友「間に合った…」
俺「女友!お前もう大丈夫なのか!」
女友「待たせたわね。さっきはごめんなさい。それと、ありがとうシャーリー大尉」
シャーリー「私はなにもしてないよ」
シャーリー「それじゃ、女友も来たことだし。一気に片付けるぞ」
「「「了解!」」」
――――――――――――――――――――――――
264 :サンド島[sage]:2010/10/15(金) 22:21:42.12 ID:Iwfjxf62O
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
30分後
管制塔<<すべてのネウロイの撃墜を確認。みんなよくやってくれた>>
俺「やっと終わった…」
ルッキーニ「つーかーれーたー」
シャーリー「頑張ったなルッキーニ」
シャーリー「俺、女友、無事か?」
俺「なんとか」
女友「このとおりピンピンしてるわ」
シャーリー「そうか。よかった」
大佐「久々に良い汗かいたわ」
俺「……」
少なからず被害は出たがなんとか基地を守りきることに成功
また、この混乱の中、副司令の冷静かつ的確な指示により基地職員及び整備兵にも死者、重傷者は出なかった
ちなみに俺の部屋はぶっ飛んだ
最終更新:2011年07月29日 04:56