第501統合戦闘航空団基地
坂本「ミーナはいるか?」
ミーナ「居るけど、美緒こそどうしたの?」
坂本「前に言っていた戦力の増強の件だが、扶桑から1人来る事になった」
ミーナ「本当なの?」
坂本「本当だ、彼は私の古くからの友人で宮藤博士の所で共に
テストもしていた事もある、その後は各地を渡り歩いていたのだが負傷して扶桑に戻っていたと聞き、ダメ元で打診してみたらいい返事がもらえた」
ミーナ「だけど、ここは
最前線だけど大丈夫なのかしら」
坂本「問題ないはずだ、私より遥かに強いぞ?」
ミーナ「美緒がそういうのなら大丈夫そうね。その人はいつ着くのかしら?」
坂本「先ほど届いた手紙には今日はロマーニャで1泊して明日にはここへ来ると書かれていた」
ミーナ「明日ね。美緒、その人はどんな方なのかしら?」
坂本「それはまだ言えない。私の古くからの友人で私よりも強いウィッチ、それだけではダメか?」
ミーナ「できればもう少し詳しく聞きたい所ね」
坂本「すまないがミーナ、彼から色々と口止めをされている。明日、彼の口から聞けるだろうから本人から直接聞いてくれ」
ミーナ「美緒がそういうならそうするわ。でも戦力が増える事はうれしいわね……」
坂本「ああ、ネウロイの侵攻が激化しているから一人でも戦える戦力が欲しい所だったからな」
翌日・第501統合戦闘航空団基地
俺「ここか……」
坂本「閣下、良く来てくださいました……」
俺「やあ美緒久しぶり。頼まれた通りにやってきたよ」
ミーナ「あなたが美緒の言っていた方ですね?ようこそ第501統合戦闘航空団へ」
坂本「ミーナ、紹介しよう」
俺「俺大佐です、よろしくミーナ」
坂本「私が紹介するまでもなかったな。扶桑海軍に所属している俺大佐だ」
俺「美緒とは古い友人で戦力が足りないから助けてくれないか、と手紙を貰ってここへやってきました」
ミーナ「(美緒を呼び捨てっ!?私だけが呼び捨てにできると思っていたのに……)」
坂本「そういうことだミーナ。俺大佐を残りのメンバーに紹介しなくてはいけないな」
ミーナ「そ、そ、そうね。急いでみんなをブリーフィングルームに集めないといけないわ」
坂本「皆ならもうブリーフィングルームに集まっている頃ではないか?朝、皆に言っておいただろう」
ミーナ「そ、そうだったわね。忙しくて忘れていたわ……」
ブリーフィングルーム
宮藤「ミーナさんがブリーフィングルームに集まるように言ってたけど一体何がおこるんだろうね、リーネちゃん」
リーネ「みんな集まってるから新しい作戦でも始まるのかなぁ」
ペリーヌ「まさか、ベネツィアのネウロイの巣をもう攻略するつもりじゃありませんわよね?」
バルクホルン「何を馬鹿な事を言っている。まだあの巣が現れてから日も浅く、人類側も戦力が整って居ない今どうやってネウロイの巣を攻略する気だ?」
宮藤「バルクホルンさんはどうしてみんながここへ集まるように言われているか知ってますか?」
バルクホルン「ああ、ミーナから聞いている。どうやら1人ウィッチが戦力として補充されるらしい」
エーリカ「坂本少佐がスカウトしてきたんだってー」
ペリーヌ「坂本少佐が!?」
バルクホルン「なんでもとびきり優秀なウィッチのようだぞ?」
シャーリー「一体どんな奴なんだろうなー」
ルッキーニ「坂本少佐みたいな人が増えたらどうしよー……」
サーニャ「Zzz」
エイラ「Zzz」
ミーナ「お待たせしました。今日皆さんに集まって貰ったのは本日からこの基地に配属されるウィッチを紹介するためです」
坂本「俺大佐、どうぞこちらに」
コツコツコツ……
俺「俺大佐です。美緒に頼まれてはるばる扶桑からやってきました、これからよろしく」
坂本「俺大佐は私の古い友人で、引退していた所を無理を言って来てもらった。腕のほうは私が保障しよう」
俺「美緒、それは買いかぶりすぎだよ?長い間飛んでいなかったからね、腕のほうはとうに錆びついてしまっているかもしれない」
坂本「俺大佐ほどの腕をお持ちなら多少錆びついていたとしても宮藤達よりは戦力になりましょう」
俺「美緒、あの子が宮藤博士の……?」
坂本「ああ、あれが宮藤博士の娘の宮藤芳佳だ」
俺「なるほど、あの子がそうか……」
坂本「宮藤に何か用でもありますか?」
俺「私が戦いに再び身を投じた理由は彼女がここで戦っているからだよ」
坂本「宮藤が俺大佐の戦う理由……?」
俺「美緒は知らないと思うけど、宮藤博士が行方不明になる前に約束をしてね。美緒と私で芳佳を導いて欲しいと頼まれていたんだ。運命か何か分からないが美緒も芳佳と出会い彼女の道標になっていた」
坂本「そんな約束が……」
俺「美緒には言う機会があの後、中々なくてね……」
坂本「そうでしたか……」
俺「そうだ、芳佳宛に清佳さんから手紙を預かってきていたんだった」
コツコツコツ……
ミーナ「俺大佐何処へ?」
コツコツコツ……
リーネ「芳佳ちゃん、俺大佐がこっちにくるよ?私達何か気に障るような事でもしちゃったのかな……」
宮藤「わわっ、どうしようリーネちゃん」
俺「……君が、宮藤芳佳だね?」
宮藤「はっはいっ。俺大佐、私が宮藤芳佳です」
俺「芳佳、君のお母さんから手紙を預かってきているんだ、受け取ってくれるかい?」
宮藤「お母さんからですか?」
俺「私は芳佳のお父上、宮藤一郎博士の元でストライカーユニットの研究の手伝いを美緒と共にしていた事があるんだ。その縁もあってお母上である清佳さんとも面識があってね、手紙を渡すように頼まれてきたんだ」
宮藤「わざわざありがとうございます」
俺「確かに渡したよ。それと、もう一つ伝言。その手紙は自室で一人の時に読むようにと。わかったね?」
宮藤「わかりました」
リーネ「ペリーヌさん、俺大佐が芳佳ちゃんとは初対面みたいなのに芳佳って呼び捨てにしてたよ……」
ペリーヌ「坂本少佐の事も美緒と呼び捨てに……キィイイイ」
俺「ミーナ中佐、私はこれで自室へ戻ってもいいでしょうか?荷物の整理をしたいのですが……」
ミーナ「ええ、構いません。聞きたい事が山積みなので、後程、こちらからお部屋へ伺わせて貰います」
坂本「部屋へは私が案内しよう、俺大佐、こっちだ」
俺「すまないね、美緒」
坂本「私からもいくつか聞いておきたい事がある」
俺「それについては部屋についてからゆっくり聞こう。今は少し休みたい……」
シャーリー「みーやーふーじー。一体何を貰ったんだ?ラブレターか?」
バルクホルン「初対面の相手にラブレターだと!?」
宮藤「二人とも違います!俺大佐はお母さんから私宛の手紙を預かってきてくれただけみたいですから」
シャーリー「なーんだ、つまんないなー」
バルクホルン「そうか、手紙か。確かに初対面の相手にいきなりラブレターなどありえなかったな、私は何を焦っていたのだ」
自室
俺「……美緒すまない、少し待ってくれ」
坂本「大丈夫ですか……?」
俺「大丈夫……魔法力の循環を安定させればすぐに収まる」
坂本「まさかここまで悪くなって居たとは思いませんでした。閣下、どうしてこんな無理を……」
俺「美緒?扶桑の屋敷以外では俺の事はそう呼ぶなって言ったはずだよ?ここじゃ敬語でなくてもいいし、わざわざ大佐も付けなくていい。俺と呼び捨てにしてくれ」
坂本「閣下のご命令なら」
俺「それならこれは命令だよ、美緒。それと、閣下は無しだ」
坂本「ああ、わかった。これでいいか?」
俺「それでいい……待たせたね、もう落ち着いたから大丈夫だよ。色々聞きたい事だってあるだろう?この体の事なんて特にだと思うけれど」
坂本「体の状態は今どのような感じだ?」
俺「じょじょに瘴気が蝕んでいるみたいだね。魔法力をフルに使っても進行は抑えきれてないみたいだ。暫くの間清佳さんに診て貰っていたんだけど彼女でも進行を食い止める事は出来なかったよ」
坂本「そうなると、俺は後は死ぬのを待つだけということか……?」
俺「扶桑ののうのうと暮らして後1年。こっちで戦えば半年持てば良いかな。どうしても戦闘中は魔法力を使わないといけないから進行スピードが上がってしまうようだね」
坂本「………」
俺「美緒が気にすることはないよ。私が決めた事だ。のうのうと無意味に毎日を過ごす位なら誰かの役に立って死のうってね」
坂本「できる限りのフォローはする。だから無理だけはするな。俺が死んだら悲しむ人が居る事は忘れないでほしい」
俺「そうだね……姉さんなんかは大泣きしてくれるかな?兄さんや姉さん達も悲しんでくれるといいね」
坂本「私も……」
俺「ん?」
坂本「何でもない」
ミーナ「俺大佐、失礼します」
俺「そろそろ来るだろうと思っていたよ。私についての詳しい情報が欲しいんだろう?」
ミーナ「ええ。資料も送られてこず、美緒から聞くしか無かったので殆ど何もデータが無い状態なので……」
俺「そうだね……どこから話そうか」
ミーナ「俺大佐は以前美緒と一緒に宮藤博士の研究に従事、その後、各地を転々としてネウロイとの戦闘をしていた」
俺「あってるよ。それで2年前、ネウロイとの戦闘でしくじってね。療養していたけど調子があまり良くならなくてね、そのまま引退の道を選んだのさ」
ミーナ「そして今回は美緒の要請を受けて軍に復帰。はるばる扶桑からロマーニャまでやって来てくださったと?」
俺「その通り」
ミーナ「ネウロイの撃墜数や持っていれば固有魔法も聞いても?」
俺「撃墜数は199。固有魔法は光や光子を操る能力と……」
ミーナ「光や光子を操る能力と……?」
俺「もう一つは秘密じゃだめですか?」
ミーナ「いえ、無理に聞きません。でも、いつかは話して貰えると助かります」
俺「隠すようなものでもないし、固有魔法じゃないから気にする必要はないかな」
ミーナ「わかりました。それでは次に……」
↓一部修正箇所があるので一旦そのまま
ミーナ「色々聞いてしまって申し訳ありませんでした。何しろ何もデータが無かったものですから」
俺「構わないよ、資料も用意せず、連絡も入れず急にやってきたのはこちらだからね。また何かあればその都度聞くといいよ」
ミーナ「そうさせてもらいます、俺大佐。それでは私はそろそろ戻りますね」
坂本「ミーナ、苦労を掛けたな」
俺「また、食事の時にでも」
ミーナ「ええ、二人ともまた後で会いましょう」
俺「ふう……流石に質問攻めにされて疲れたな」
坂本「ご苦労だったな。しかしあの力の事はミーナに伝えなくて良かったのか?」
俺「伝えた所で結果が変わる訳でもないからね……それに余り役に立たないからな」
坂本「役に立たない?バカな……あれほど有用な力はないだろう?」
俺「いや……役に立たないよ。もしも有用なら今頃私は余命などに怯えずに過ごしていた筈だよ……世界は私は必要ないと判断したんだ」
坂本「便利なようで実は不便なのか……」
俺「最善の選択が分かったとしてもね……前みたいに姉さんや兄さん達を守る為に自分を犠牲にせざるを得なかった……」
坂本「俺にとっての最善ではなかったのか……」
俺「世界にとっての最善が啓示されるだけさ……」
坂本「今もまだその啓示は続いているのか……?」
俺「続いているよ。だからこうしてはるばるやってきたんじゃないか。宮藤芳佳の道標になれ。これが美緒の手紙を読んだ時にされた啓示だよ」
坂本「そうだったのか……俺、その啓示を無視することは出来なかったのか?」
俺「無視できるよ?けれど……啓示通りに動くのが世界にとって一番最善だから無視するわけにはいかないよ。それがたとえ自分を傷つけ、死ぬことになっても……」
坂本「そうか……俺はそれでいいのか?自分の未来が決められていていいのか?」
俺「あの家系に生まれた時にそんな事はもう諦めていたよ」
坂本「……」
俺「けれど、私は幸せなほうさ。姉さんや兄さん達の計らいで随分と自由を与えられた」
坂本「……」
夜・自室
俺「ここは良い所だ。ロマーニャで扶桑の料理が食べられるとは思っていなかった。露天風呂もあるし、隊員の子は可愛いし言う事はなしだな」
俺「……私は本当にあの子を導いていけるのだろうか。最善の手段が解っていても今のこの体では制限が付きすぎる……出来るだけ長く使命を全うできればいいのだが……」
コンコン
俺「どなたかな?開いているから入って来ていいよ」
宮藤「俺大佐、失礼します」
俺「やあ芳佳。こんな遅くに一人で男の部屋になんて来てはいけないよ。男は皆狼さんだから何をされるか分からないよ?」
宮藤「えっ?俺大佐は狼さんだったんですか?」
俺「私は違うと、自分では思っているけどね。それはそうと、私に何か用事かい?」
宮藤「はい。お母さんの手紙を読んでいたら、俺大佐の事が書かれていて……」
俺「清佳さんが私の事を手紙に書いていたのかい?」
宮藤「はい。俺大佐の体の事や、どうしてここへ来たか。後、病気の進行の押さえ方も一緒に書かれていました」
俺「……知ってしまったか」
宮藤「どうして無理をして私の為に……?」
俺「それはいずれ話そう。今は宮藤博士に芳佳の事を頼まれたから、それだけじゃダメかな?」
宮藤「……いつかは本当の理由もおしえてください」
俺「約束しよう」
宮藤「絶対ですからね?」
俺「絶対だ」
宮藤「それじゃあ俺大佐、早速服を脱いでください」
俺「服を脱げ?」
宮藤「はい。聞こえなかったですか?早く服を脱いでください」
俺「待て待て。いきなりすぎるのではないか?」
宮藤「俺大佐は何をいってるんですか?服を脱がないと出来ないじゃないですか」
俺「待て。一体何をするつもりだ?」
宮藤「何って、私がしますから早く脱いでください!」
俺「」
宮藤「お母さんが手紙で俺大佐の病気の進行を遅らせる方法を書いてくれていたんです。これからはお母さんの代わりに私が俺大佐を治療します!」
俺「治療の事か。清佳さんは普通に服の上からだったから別の何かをするのかと思ってしまったよ」
宮藤「別の何かってなんですか?」
俺「芳佳はまだ知らなくていい事だ。やはり私はどちらかと言うと狼さんに近いらしい……」
宮藤「??? それでは始めますね」
俺「よろしく頼むよ」
宮藤「これで終わりましたー。随分と難しい治療なんですね」
俺「少し特殊なものだからね。随分と楽になったよ、ありがとう芳佳」
宮藤「明日もまたこの時間に来ます」
俺「別に毎日でなくてもいいよ?週に1回、緊急時には治療をお願いしたい所だけどね」
宮藤「いえ、手紙には毎日するようにって書いてあったので明日も明後日も俺大佐が逃げても毎日します」
俺「逃げても追ってくるか……それなら仕方ないな。明日も好意に甘えるとするよ」
宮藤「はい、私も頑張りますから俺大佐も早く病気を治してくださいね?」
俺「……そうだね。早く治るといいな」
宮藤「治らない病気なんてありません!ウィッチに不可能はありません、私がどんな病気でも治して見せます!」
俺「それは頼もしいな。期待してもいいのかな?」
宮藤「はい!絶対に俺大佐の病気も私が治してみせます」
俺「……今日はもう遅い。おしゃべりはここまでにして部屋に戻ったほうがいいな」
宮藤「もうこんな時間。リーネちゃん心配してないかな……」
俺「なら早く帰った方がいいだろう。今日はありがとう。そしてこれからよろしく頼むよ芳佳」
宮藤「はい、こちらこそよろしくお願いします。それではおやすみなさい、俺大佐」
ガチャッ
リーネ「あっ……」
宮藤「わわっ、リーネちゃん!?」
リーネ「俺大佐の部屋に行くって言って飛び出した後全然かえって来なかったから心配してきてみたの」
宮藤「ごめんねリーネちゃん。俺大佐と少しお喋りが弾んじゃって……」
俺「芳佳を中々帰さなくてすまなかったねリーネ。扶桑出身者同士で少し話が弾んでしまってね」
リーネ「俺……大佐……?」
俺「どうした、リーネ?そんな顔をして私に何か変なものでも憑いているか?」
リーネ「ごめんなさい、俺大佐、芳佳ちゃん。邪魔しちゃって!」
タッタッタッ……
宮藤「どうしたのリーネちゃん!?」
俺「芳佳、私はリーネに何か変な事を言っただろうか……?」
宮藤「特に何も変な事は言ってないと思います……」
俺「なら不思議だな……何故逃げられてしまったのだろうか」
宮藤「はい、どうしちゃったんだろうリーネちゃん……」
バルクホルン「宮藤、今リーネの奴が廊下を全速力で走って行ったが何があったか分かるか?」
宮藤「それが分からないんです。俺大佐がリーネちゃんに話かけたら急に逃げ出しちゃって……」
俺「私が何をしたというんだ……」
バルクホルン「……」
バルクホルンEYE's
俺:上半身裸。何故か物凄くスッキリした顔をしている
宮藤:微妙に頬が紅くなっている。若干息が荒く、少し疲れている雰囲気が……
バルクホルン「俺大佐……宮藤に何をした……ナニをしたああああ!」
俺「えっえっ?何もしてないんですけど?バルクホルン、落ち着け」
バルクホルン「落ち着けるか。ならどうしてお前は上半身裸でスッキリとした顔をしているうううう!」
俺「どうしてって、芳佳がしてくれたからスッキリしたにきまっているでしょう!芳佳以外この基地でしてくれる人なんていないでしょう!」
バルクホルン「やはりお前は宮藤を……ゆ・る・せ・ん!ここでミンチにしてやろう」
俺「いきなり力比べは勘弁してほしいけど仕方ない!」
バルクホルン「ぐぬぬぬぬ」
俺「ぐぬぬぬぬ」
ゴゴゴゴ……ボコッ(2期10話イメージ)
宮藤「二人ともやめてくださいー」
バルクホルン「宮藤、今このケダモノを成敗してやるからな。俺としている最中は辛かったろう……?」
宮藤「それは辛かったですけど……
初めてだったからで、次からはもっと上手にできるとおもいます」
バルクホルン「」
俺「隙ありっ」
ビターン……
バルクホルン「しまった。離せ!このケダモノ!宮藤に飽き足らず私にまで床に組み伏せて毒牙にかける気だな?宮藤と違って私は屈しないぞ」
俺「あー……色々誤解だからそれ。私はバルクホルンが考えているようなピンクな事は一切していないからな?私は宮藤に治療をしてもらっていただけだからな?エッチな治療じゃなくて本当の病気の治療だからな?」
バルクホルン「病気の治療……?」
宮藤「はい、お母さんの手紙で俺さんが病気だという事を知って、治療方法も手紙に載っていてわかったので俺さんを治療してたんです。初めての方法だったから少し手間取っちゃって……」
バルクホルン「」
俺「全く……折角芳佳が治療してくれたのに今ので台無しだ」
宮藤「俺大佐、それならもういちどさっきの治療をしましょうか……?」
俺「1日2日で体調が悪くなるわけではないから明日またお願いするよ。無理はさせられないからね」
宮藤「わかりました。明日また来ます」
バルクホルン「ふ……取り乱してしまったな。しかし俺大佐が悪いのだ。誤解を招くような言い方をするからだ」
俺「それもそうかもしれないね。出来れば病気の事は隠しておきたかったんだ。無駄な心配をみんなにさせたくないからね」
バルクホルン「そんな病気の体で戦えるのか……?」
俺「大丈夫。戦闘には支障がない位大したものではない。芳佳が治療してくれるみたいだから数日で完治するよ」
バルクホルン「そうか。ならいいのだが……病気が治るまでは無茶はするなよ?」
俺「分かっているよ。周りに迷惑を書けるつもりはないさ」
バルクホルン「坂本少佐から歴戦の猛者と聞いたから楽しみにしているぞ?明日できれば私と
模擬戦でもどうだ?」
俺「模擬戦か……ブランクを埋める訓練の代わりには持って来いかもしれないな」
バルクホルン「それでは明日楽しみにしている。万全の体調で臨んでくれ」
最終更新:2011年09月16日 07:07