色白な俺 第十四話
118 自分:
色白な俺 第13話[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:20:33.82 ID:PCadEgLg0 [1/7]
では始めますよ―
今日は短め、30分くらいで終わる
~前回のあらすじ~
アンジーペロペロ
タンクローリーだッッッ!!
真理の扉の向こうに奪われた身体を発見(嘘)
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:22:52.77 ID:Zi9GI3gl0 [4/6]
待ってたよ
支援
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:23:29.65 ID:IhkkdMWq0
おお、来たか支援
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:24:17.36 ID:+ozvCiye0 [2/2]
まってた支援!
122 自分:色白な俺 第13話[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:26:54.49 ID:PCadEgLg0 [2/7]
【俺邸 燃え上がる洋館の元・玄関ホール】
バチバチ…
俺「おい……何だこれ?」
ガチャン、カランカラン……
青年「ひあああああ! 僕の、僕がも、燃え、ああああああああああ!!」ゴォウ!!
俺「俺の、顔? じゃあ俺の"今の顔"は……?」ペタペタ
俺(病院の時、
初めてこの金髪碧眼、白い透けるような肌を見た時に何故思わなかった?)
..............................
(俺の元の身体はいったいどこに行ってしまったのか、と)
俺「なぁ、これが答えだってのか?」
青年「ひーーーー!ひーーーーー!!」ボボボボ…
俺「こんなネウロイになって、アニメで好きだったウィッチ達を殺すとかほざくような化けもんになってるのが……」カツカツ……ガッ!
俺「それが答えだってか!? なぁ!! 」ギュゥ!
青年「ぐぇ! がががっがが……」ギリギリ…
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:27:40.46 ID:AlfCYECi0 [3/3]
しえーん!
124 自分:色白な俺 第13話 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:32:27.58 ID:PCadEgLg0 [3/7]
タッタッタッタ!
アンジー「俺!? 何をしているんだ離れろ!! 手が焼けるぞ!?」バッ!
俺「………」ギリッ
青年「うぇ―――――――げほっげほ!!」ドサッ
アンジー「落ちつけ、もう十分に追い詰めただろう。後は拘束して基地に護送しよう、こいつには聞かなければならないことが山ほどある」
俺「……け」ボソッ
アンジー「それに……もう無茶はやめてくれ。さっきは無線で事前に聞いていたから良かったが、次もこう上手くいくとは限らな」
俺「どけ」ガッ!
アンジー「ッ!?」フラッ
俺「これは俺の問題だ、あんた達はもう帰ってくれ」
アンジー「何を言っているんだ……? このネウロイがどうしたっていうんだ」
俺「二度は言わない―――――――いや、言い方を変える」
「もう俺に関わらないでくれ……! 俺が、俺が全部…!!」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:33:21.45 ID:Zi9GI3gl0 [5/6]
支援
126 自分:色白な俺 第13話 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:38:59.89 ID:PCadEgLg0 [4/7]
アンジー「な――――!? そ、そんな馬鹿な話を聞く理由は私にはない!!」
俺「間違いだったんだ…全部、俺がアニメの世界に来たからこんな、ふざけたことに……くそっ! 何なんだよこれは!!」
アンジー「あにめ…? 俺、さっきから何を」
パチ…!パチパチ!!……ガラガラガラ!!
アンジー「……!」
俺(館が崩落してきた!? 瓦礫が――――――)
青年「あ……?」
ガラガラガラ……!ガシャーーーン!!
俺「――――ッ!」ダッ!
アンジー「もう遅い! よせ!!」ガッ!
俺「離せぇぇェェェェェ!!!」
アンジー「誰が……!!」グッ!
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:43:16.31 ID:Yufz+C6T0
支援
128 自分:色白な俺 第13話 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:44:08.63 ID:PCadEgLg0 [5/7]
アンジー「もういい、もういいだろ……俺があれにどんな思いがあったかは知らないが、もう倒したんだ。
後は操られていた501の人たちを救助して……終わりなんだ」
俺「終わって、ない」ガクッ……ズルズル
「俺の、俺の身体なんだ……ひとつしかない、俺の、俺の……」
アンジー「疲れてるんだ、休もう」
俺「うううう…………あぁぁぁぁぁぁぁ」
ポツポツ…
アンジー「これは……」ピチャリ
ザァァァァァァァァ……
アンジー(雨……この勢いなら火もこれで鎮まるか、けど外に出たらずぶ濡れになりそうな)チラッ
俺「あああ……!ちくしょう…ちくしょう……!!」
アンジー「……胸元だけ濡れてるよりはマシか」フゥ
アンジー(あんなに暴言を吐かれたのに不思議なものだ、悪い気はしない)
(もう少し―――もう少しだけこのままで居てやろう)ギュッ
俺「おれ、の……おれのからだ――――――――」
129 自分:色白な俺 第13話 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00:50:40.57 ID:PCadEgLg0 [6/7]
【外 邸宅の前通り】
パティ「で、爆発が起きたとこまで来たはいいけど……」
ザワザワ…
オイ・・・ナンダコレ・・・イヤコレハ
シッテイルノカライデン!?
イクラハナガサイテモヒトハマタフキトバス…!
ハヤマルナ、ワカモノヨ…
ソウカ
フェル「人ごみが多過ぎて近づけたもんじゃないわね、それに警察や消防も動いてて私達じゃあ、ね」
ルチアナ「そもそも軍の警戒を通り抜けてネウロイが侵入してきてた!…なんて信じてもらえないでしょうね」
パティ「あーーーもう! アンジーも俺さんも見つからないし、いったい今はどうなってるのよ!!」
マルチナ「うわーーん!俺の馬鹿ー!せっかく頑張ってたのに僕達の走り損じゃないかーー!! あとで見てろよー!!」ブンブン!
ルチアナ「ああ、ティナったら落ちついてください……気持ちは分かりますが」
フェル「たくっ、蚊帳の外もここまでくるとシャレにならないわ」
(ここまで女に恥をかかせるなんて……あの馬鹿ったら、怒ってやるからちゃんと無事でいなさいよ! ふん!!)
461 名前:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:42:03 ID:elVI/jqA [2/9]
――――――――
―――――
――
チャプ……チャプ…
俺『―――――――――――――』
俺(浅い、水面を漂う感覚……周りは何も見えない、聞こえない。一面の黒に俺だけが、俺を分かる)
(俺は、どうなったんだっけ?)
イィィン……
俺(……? 声が)
"テレビの向こうで、笑顔で楽しそうだった女の子たちを助けてやりたい、と思うのは不自然か?"
俺(……あぁ)
"お前マジむかつく! だからこの俺が――――ここで、ブったお……………殴る!"
俺(そうだった、俺はこんな風に考えて、足りない頭捻って足掻いて……)
"―――――――……俺?"
俺(それで、この下らない三文劇にようやっと気が付いたんだった)
462 自分:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:46:16 ID:elVI/jqA [3/9]
俺(ウィッチーズを助けたいと思った俺)
(けど、ウィッチーズを陥れたのも俺)
俺(は、はははっ、ははははっはははっははは!!!)
カツカツ…
??「で、終わってみれば自分の本当の身体と泣き別れしか残らなかった、と
なるほど、確かにとんだピエロだな。けれど良かったじゃないか」
俺(何がだ?)
??「思い出せよ、お前はさっきこれを三文劇と評したじゃないか。なら、だ」
「そんな笑いも取れない劇、好きにしても誰も文句を言わないんじゃないか?」
俺(すきに…?)
??「そうそう、好きにだよ」
俺(……―――――――――――)
チャプン、ズズズズズ……
...............
??「沈め沈め……どうせもう、帰る場所なんて無いんだ」
「良い夢を、長くて心地の良い―――」
463 名前:名無しの俺[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:48:23 ID:ZndB./4. [2/4]
しえーん
464 名前:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:49:27 ID:elVI/jqA [4/9]
【外れの宿場】
パチリ
俺「―――――――――――――」ムクリ
アンジー「…………」スゥースゥー
俺「…………」チラッ
俺(折れて、中途半端に治癒された左腕が黒く……あぁ、そっか)
(あの森から、もう一週間も飲んでないんだったっけ)
俺(まぁ、幸い)
アンジー「…………」サラリ
俺「誰だか知らないけど、"ありがとう"、"いただきます"」
ダキッ…
アンジー「………ん」
俺「―――――――」ギチリ
465 名前:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:53:33 ID:elVI/jqA [5/9]
俺(鋭く伸びた犬歯、窓ガラスに映る爛々と輝く赤い目も、目の前で穏やかに眠る女の子すら、何もかもが気にならない)
(この世界に来てからずっと俺を際悩ませていた"飢え"も今は成りを潜めている)
(ベッドに押し倒す形で彼女に覆いかぶさる、抵抗はない)
俺「――――――――――――――」カァァァ…
アンジー「俺………」
(自分の名前を呼ぶ声すらも気にならず、そのまま首筋に顔を近づけ)
カチャリ…
(ふと、女の子が付けている腕輪に目がいった)
□
ムクリ
アンジー「んん……んぁ―――――――」ウーン
アンジー(そろそろフェル達が到着する時間か、宿の前で待ってるか…)
(俺はまだ寝てるだろうけど起こさないように)
ガラーーン…
アンジー「―――――俺?」
466 名前:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 00:58:56 ID:elVI/jqA [6/9]
【どこかの路地裏】
ザァァァァ……
パシャ…パシャ……ドサッ
俺「―――――――あ」
俺(もう、体は満足に動かない)
青年『再生能力――――――残り滓――――――』
俺(あいつが妙なことを言ってたっけ……ははっ、そうだよな。元の体が化物になってたのにこの身体だけマトモなわけないよな)
俺(たぶん、あそこであの女の子に何かしてれば助かったかもしれない。けど)
(あのバングルを見たら……そんな気がなくなちゃったよ。ははは……)
ザァァァ…
俺(誰か、大切な人から貰ったものだったのかなぁ……あれ)
俺「気に、なるなぁ」
467 名前:名無しの俺[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:00:59 ID:ZndB./4. [3/4]
記憶失くしちゃったのか…
支援
468 自分:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:07:44 ID:elVI/jqA [7/9]
俺(……今思えば)
俺(親もそうそうに居なくなって、金だけには困らない暮らしだった)
(学校もだいたい半端に行って、ダチもあんま居なくて、大学は中退して)
俺(けど、最後の1週間は…)
俺「……」
"アン―――、じゃなく―――ンジーでいい。皆そう呼んで――……強引な―――ろもあるんだな、驚いた"
"約束―――しょ? 私た―――必ずあな――家を見つけて―――って。だから大丈夫"
"あな―は――――何――か?"
ピチャン…
俺(周りの雨音が途絶えた気がした、もう耳も潰れたのかな)
(どれ、最後くらい空でも眺めながらかっこよく終わらせ――――)
ズルリ…ズシャ
俺「……………」
ザァァァァァァ…
サーニャ「――――――」
469 自分:色白な俺 13話[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:14:29 ID:elVI/jqA [8/9]
サーニャ(気が付いたら私はどこかの街の路地裏に、患者向けの単衣のまま立っていた)
(けど、しなくちゃいけないことは分かっていたので私は歩く)
サーニャ(どれくらい歩いたかは分からない。足を酒瓶の破片か何かを踏んで、もう限界かと思った時にそれを見つけた)
俺「……………」
ザァァァァ…
サーニャ(もうその人は生きているのか死んでいるのかよく見分けは付かなかった。ただ虚ろな眼差しを下から私に向ける)
サーニャ「俺さん……」
俺「……………」
(反応が無い。そう確認したら私は先ほど踏んだ破片を手で掴み、指先を軽く傷つけた)
ポタポタ…
(あの時の事を思い出しながら、意思を固める)
(そして雫を垂らしたソレを彼の口元に持っていき、返事がこないことを承知しているが言葉を紡ぐ)
サーニャ「俺さん」
「いいですよ」
チュプ・・・チャプ・・・ップ
【終わり】
470 自分:名無しの俺[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:21:06 ID:elVI/jqA [9/9]
今回分投下しゅーりょー、そして第2部終結&第3部へー
繰り返すけど基本的に人死には無しで、イチャイチャ多め……だったはず
しかし短編でイチャ補充形式にすると前作の二の舞になるし、ウギギギ…
結論:軌道修正がんばる
471 名前:名無しの俺[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:23:44 ID:ZndB./4. [4/4]
乙ー
続き待ってるぞい
最終更新:2012年10月19日 16:38