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色白な俺_020

色白な俺 第二十話


8 自分:色白な俺 20話 1/10[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:26:16.04 ID:hRjNR2ov0 [5/20]
それでは投下


~前回のあらすじ~
  • 怪異ってどんなものかはファンブックなどの書籍媒体参照
  • 俺「爆薬をどこで調達したって? 戦時下で活動を止めてる映画会社から格安で買い取ったよ」
 サーニャ(あれっ、でもダイナマイトじゃないくて最新の粘土型だった気が……)
  • アンジー、ベッドでごろごろ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:28:06.42 ID:3Ifm5efDO [2/8]
シエン!!!!!!!!!

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:31:11.13 ID:/utQRty/0 [1/6]
支援

11 自分:色白な俺 20話 1/10 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:32:55.41 ID:hRjNR2ov0 [6/20]
【???】

青年「…………」スー

エイラ(ずいぶんコイツ長く寝てるな……もう昨日昼からずっとダゾ)

    (だからって逃げだそうにも鎖で繋がれてるし、それよりも)チャラ…

エイラ「おい……起きろ、お腹が減ったダロ。何か食べさせろよ」

青年「……………」

エイラ「おいってば」

    「…………起きろヘタれ」

青年「今日はあなたの餌は無しの方向で」

エイラ「なんだ起きてるじゃないかヘタれ」

青年「別に人間と違ってネウロイは明確な睡眠は必要じゃありませんからね、僕のこれはあくまでも深い休息なだけです」

エイラ「それって寝てるのと何か違うのか?」

青年「大いに違いますね、まず外部からの情報が途絶えません。というかむしろ通常より感覚視野が広がります」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:36:06.40 ID:/utQRty/0 [2/6]
支援

13 自分:色白な俺 20話 2/11 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:39:13.96 ID:hRjNR2ov0 [7/20]
青年「何故かというと、我々ネウロイのコアは普段様々な処理に忙殺されてて他の子機とのリンクが少々あやふやな所が多いのですが」
   「この休息に入ればコアとしての機能はほぼ休止し回復に回され、残ったリソースで悠々と他のネウロイが何をしているのか観察出来るわけです」

エイラ「……ようは夢で他人が今何をしてるか見てるって事か?」

青年「ふむ、劣等な人間としてはほぼ近い喩えですね。褒めて差し上げましょう」

エイラ「いいから飯食わせろよヘタれ」

青年「ブッ飛ばすぞクソアマ」

エイラ「めーしー! お菓子かご飯かお菓子を食べさセローーーー!!」

青年「ああもぅ!うっせーーーーー!! お仲間に缶詰持って来させるから待ってろクソがぁ!!」

エイラ「ふんっ、最初から素直にそうしてれば良いんだな」

青年「捕まってる癖になんて図太いんですかねぇ……血も何回も吸ってヨレヨレの筈なんですが」ハァ

青年(あぁ、そういえば前にもこんなことが……―――――――――)



エイラ「急にしかめっ面になってどうしたんだ?」

青年「……何でもないですよ」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:40:08.27 ID:3Ifm5efDO [3/8]
支援してん

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/20(月) 19:43:13.86 ID:UftJFma80 [2/7]
支援

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:44:30.23 ID:/uWKWZEV0 [1/3]
盾乙支援

17 自分:色白な俺 20話 3/11 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:45:51.03 ID:hRjNR2ov0 [8/20]
青年「そういえばさっき子機の見た映像を見てたという話なんですがね、面白いものがあったんですよ」

エイラ「……どうせロクでもない事なんだろ」

青年「いやいや、それが君の愛しの彼女についてなんです」

エイラ「ッ!」ガタッ

青年「おやおや、まるで飢えた獣だ。堪えが効かないらしい」ニヤニヤ

エイラ「聞かせろ」

青年「人にモノを頼む時は態度ってものがあるだろ、『プリーズ』は?」

エイラ「………」ギリッ

    「―――――――お願いします」

青年「くっ……は、はっはっはっはっ!!! この数日間どれだけ責めても屈しなかったのに、たったこれだけで折れるのか!? 愛ってのはおもしれェなぁオイ!!」

エイラ「…………」

青年「おいおい、そういきり立たないで。大丈夫、ちゃーんと話しますから……」

青年(まっ、『アレ』が居たのは僕も驚きましたがね。さて、あそこからどう展開するんでしょうか………期待してますよ、《僕》?)




18 自分:色白な俺 20話 4/11 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:53:01.60 ID:hRjNR2ov0 [9/20]
【501基地 軍港】



兵士A「おい、さっき角を曲がった奴って見た事あるか?」

兵士B「いや、無いな……ちょっと確かめるか」

俺(いきなり全力全開でヤバい感じにオワタ)

俺(おおおおおお落ちつけ、落ちついてタイムマシン的何かをささささ探すんだ!!)オロオロ

 (こここここは建物同士の隙間で道は両方にある! だからダッシュでもう片方にににににに)

兵士A「じゃあ俺は反対から回り込むぞ」

兵士B「あぁ任せた」

俺「ざけんなチクショウォォォォォォォォォ!!!?」

  「あ」

兵士A&B「ッ!」ドゥルリン!

兵士「HQ!HQ!! 不審者と思われる奇声を確認、応援を!!」

俺「\(^o^)/」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:53:44.20 ID:m4jxIRgm0
支援しえん

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:55:54.77 ID:/utQRty/0 [3/6]
しえん

21 自分:色白な俺 20話 5/11 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 19:58:58.46 ID:hRjNR2ov0 [10/20]
俺(あぁ……基地にサイレンの音が響いてます。こう、金属歯車っていうよりもPSYREN的な)

  (そして殺到する足音、これぁ詰んだかぁ……)ポリポリ

俺(応戦は…手持ちの拳銃はあるけど人なんて撃ちたくないし、それに上手く狙えるかろくに練習も………)


  『……いま俺、何メートル先を見てた?』


俺「――――――……いや、待てよ。もしかして」


ダッダッダッダ!

兵士A「………誰も居ない」

兵士B「走ってここに向かうまで一分足らずで、その間に逃げたと……? しかし出口は両方抑えたから見逃すはずは」

兵士A「しかし居ない……? …俺ら暇過ぎて幻聴でも聞いたのか」

兵士's「あのー、自分らは………」

兵士A「あ――……仕方ない、PXで何か奢ってやるよ。詰め所に帰るぞ」



22 自分:色白な俺 20話 6/11 支援かんしゃー[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:01:35.66 ID:hRjNR2ov0 [11/20]
「「「いやっふーー! 曹長殿は話がわっかるぅーー!!」」」

兵士A「くそっ……この分はカードで取り返すからお前ら覚悟しろよ」

兵士B「おいおい、今お前に貸してる分でアフリカの星のブロマイドが何枚買えると思ってんだよ―――――HQ、異常は無かった。帰還する……ん?」

サラサラ……

兵士B「粉……? なんだこれ」

タッタッタッタッタ……





ギチギチ―――――――――――ガラガラ…

俺「………間一髪、ってところか」

  「もっとも、壁に手ぇ突っ込んで上に留まるなんて人外じみたマネじゃあ嬉しくもないけど……」

俺(あの夜の射撃は俺の勘違いじゃなかった。大幅な視力の向上、そしてこの腕力――――――――――――)


俺「ごめんサーニャちゃん、俺やっぱり化け物だわ」


23 自分:色白な俺 20話 7/11 [sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:06:26.22 ID:hRjNR2ov0 [12/20]
俺(本当の身体はネウロイに奪われて、この見知らぬ身もやっぱり怪物で……ははっ、やべぇ泣けてきた)

  (俺、本当にどうしたらいいんだろ)

俺「やっぱりこんな身体でサーニャちゃんや皆と一緒になんて居られねぇよな……元の世界に帰れるかも分からないし、そもそも帰っても無事に暮らせるかどうか……」

  「……よそう、考えるのは」ゴシゴシ

俺(今は何とか人をここに引き付けて、サーニャちゃんの手伝いをしないと)

 (まずさっきみたいにただ見つかって目立つのは無しだ、俺の逃げ道がなくなる。いやそれだけなら良いんだが、捕まった俺をサーニャちゃんが助けに戻ってきたら……ダメだ)
 (予定通り時限式の爆薬で騒ぎを起こそう、そのタイマー起動中にあのコロッセオの地下に逃げ込めば全部終わりだ。そこでサーニャちゃんを待とう)

ガラッ、ガラガラ………タッ!

俺「っと、人も離れたようだし急ごう――――――――この足ならすぐだ」

ヒュッ!!



俺(周りの景色があっという間に流れてく、たぶんハリウッドの映画に出てくるようなヒーローもこんな視界なんだろうな)

  (けど)

俺「ちっとも嬉しくねぇよ………くそっ」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:07:42.00 ID:3Ifm5efDO [4/8]
支援!

25 自分:色白な俺 20話 8/11 [sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:09:17.12 ID:hRjNR2ov0 [13/20]

俺(積み荷を仕舞う倉庫、ここならしばらく貨物も届いてなくて空っぽだし誰も寄り付かないだろう)

俺(爆薬の分量は預かったメモによると……こんなもんか)チギリ
(タイマーも取り付けて、後は信管を刺して)

チッチッチッチッチ…

俺「うしっ、終わりだ」

 「…………帰ろう、これで俺の役目も終わりだ」

ギィィィ……

俺(もう日がずいぶん高くなったな、正午くらいか? しかしずいぶん日差しが強い)
(ってか、これだけ火照ってると喉が渇く、水筒でも持参してこりゃ)


ドクン

俺(よかっ、た)

ドクンドクン

俺(な―――――――待ってくれ、そんな)

俺「まだ……はや、すぎ」

ドクンドクンドクン―――――――――ビシッ

26 自分:色白な俺 20話 9/11 [sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:11:18.69 ID:hRjNR2ov0 [14/20]
【ウィッチ宿舎】

タッタッタッタッタ!

サーニャ「はぁ……はぁ……」

サーニャ(もうすぐ約束してた時間……なんとか間に合いそう)

サーニャ(これが終わったら皆と、エイラや芳佳ちゃんとまた会える……!)

      (そうすれば俺さんとだってきっとちゃんと話せる)

      (いままでどんな風な楽しいことがあったのか、どんな人と過ごしてきたのか、美味しかったご飯、面白かった本……)

サーニャ(そんな些細なことでいい、それでもあの人が笑って喋れるようになれば)

      (私に芳佳ちゃんがしてくれた事、今度は私が―――――――――――――――)



ピョコ、キィィィィィン……

サーニャ「――――――――…………俺、さん?」




27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:11:52.55 ID:/utQRty/0 [4/6]
支援

28 自分:色白な俺 20話 10/11 [sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:13:14.46 ID:hRjNR2ov0 [15/20]
【正面ゲート 輸送トラック近く】

ガヤガヤ

警備員「おっ、あんたか。遅かったじゃないかどこに行ってたんだい?」

     「積み荷ならだいたい分配終わったよ、後はこのリストで最終チェックして貰うだけだよ」


警備員「………どうした? やけに顔色真っ青だけど具合でも悪いのか」

部下「隊長、この方どこか様子が……」

警備員「おい、何かあったなら話を」ガシッ



『ゴキャ』



  「――――――……カァァ」



.

29 自分:色白な俺 20話 11/11 [sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:14:22.00 ID:hRjNR2ov0 [16/20]

エイラ「………おい、なんだアレ」

青年「やっぱり、もう時間切れですか。恐らく彼女から啜る間隔を誤ったんでしょうねー」

エイラ「あれは何だって聞いてるんだよッ!!」バンッ

青年「……せっかく僕が映像に出したのに乱暴な人ですねぇ、もうちょっと感謝したらどうなんです?」

エイラ「――――――――ッ!」グッ

青年「しかし……あぁ、実に良い」

   「ただでさえ色素の薄かった肌が青を通り越して、透きとおるような白、色白……」

   「服の上からでは視認出来ませんが、間違いなく今頃首から下は黒い体表に覆われてるはず」

   「そしてなによりあの顔! 見て下さい!! 剥きだしの犬歯に赤に爛々と輝く瞳!! 目の前の動くものをエサとしか見ていない!!!」
   「あれだけ綺麗事を抜かしていた口があのザマだ!! ハァッ―――――ハッ!!」



青年「なんて、なんて――――――――醜い化け物」


【続く】

30 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:14:59.36 ID:hRjNR2ov0 [17/20]
ダッシュで今回分投下しゅーりょー

※生身の人にボコボコにされた出オチさんがはしゃいでいますが、当SSは死亡者0のハートフルいちゃいちゃ展開に向かって進行中です

最後ちょっと駆け足でしたが、今回も支援等々どうも
助かりましたー

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:16:06.34 ID:/utQRty/0 [5/6]
乙でした

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:16:24.40 ID:3Ifm5efDO [5/8]
乙!!!!

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:16:25.56 ID:R9gJaYaW0

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/20(月) 20:19:43.19 ID:/uWKWZEV0 [2/3]
おつー


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最終更新:2012年10月19日 16:51
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