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第4話 宴獄



(イメージBGM)

ボクの雄叫びを聞いて、501のメンバーは振り向く。

坂本「なんだあれは・・・?」

シャーリー「ボクなのか・・・?」

ボクは鋭い目でネウロイを見る。そして、高速でネウロイの近くまで行ったのだ。

シャーリー「は、速い!?」

ペリーヌ「あれほどのスピードを出すなんて・・・」

そして、左右の足に装備していたカスタムショットガンを取り出し、ニヤリッと笑い言う

ボク「ショー・タイム!!」

ズドンッズドンッズドンッズドンッ!!!!

二丁のカスタムショットガンが火を噴き大型ネウロイの装甲を削りまくる。

大型ネウロイは真紅の光線を放つが、ボクは大きくなったコウモリの翼とストライカーの両方を使いアクロバティックに避ける。

バルクホルン「ハルトマンやルッキーニ以上の飛行技術だと!?」

ルッキーニ「凄い凄いー!!」

ネウロイの光線を避けて、また二丁のショットガンを撃ちまくる。

二丁のショットガンを仕舞い込んで親指をガリッと噛む。

ポタポタッと血が流れたが・・・それが驚くべきことになった。

血がドンドン形を作り、それは真紅の鞭になった。

宮藤「えっ!?」

リーネ「な、なにあれ・・・」

坂本「血で作った・・・武器だというのか!?」

真紅の鞭を持ち、ネウロイに近づき鞭を振りかざし、大型ネウロイを縛り、

ボク「ウオオオオオオオオオッ!!!」

縛り上げた大型ネウロイを海面に叩き付けた!!

バルクホルン「なんという怪力だ・・・あれほどの大きなネウロイを叩き付けるなんて・・・」

今度は血のジャベリンを4つ作りだし、ミサイルの様に放ち大型ネウロイを串刺しにする

血のスピアを作りだし、それを手に持って大きく振りかぶって投擲した。

ボク「貫けぇぇーーーー!!」

ビュンッと唸り、血のスピアはネウロイを貫通させた。大型ネウロイは度重なるダメージで最早、動く気配がない。

ボクは急降下して、大型ネウロイのコアの所まで接近して、大型ネウロイの角をへし折った。

其処にはネウロイの赤く輝くコアだった。

501のウィッチ達は驚くべき光景を見た。

ボクが・・・大型ネウロイのコアを・・・喰らったのだ。

大きく口を開けてガリガリッとネウロイのコアを噛み砕き、飲み込んだ。

コアを失ったネウロイはバリンッと音を立てて光りの粒子となって散った。

ボク「フフフッ・・・アハハハハハハハハッ!!」

空にボクの狂気の笑い声が響き渡る。

遅れてミーナ達が来た。

ミーナ「坂本少佐!!あれは・・・」

坂本「・・・ボクだ。突然、あんな姿になって、一人でネウロイを・・・」

エーリカ「あれじゃあ・・・悪魔みたいじゃん。」

エイラ「・・・あれが、ボクなのか?」

サーニャ「・・・」

すると、髪の色が元の黒に戻り、腰のコウモリの翼も元の大きさに戻った。

宮藤、リーネ、は心配してボクの傍に近づく。

宮藤「ボクくん、大丈夫ですか!?」

ボク「・・・うん、大丈夫」

ボクは辛そうな顔をしてても笑顔でそう返す。

ひとまず、ウィッチ達は基地へと戻る。

―――――――――――――――――――談話室

あの戦場で一体何が起きたのかを話していた。

ボクの姿を間近で見た宮藤とルッキーニが事情を説明してくれた。

ちなみにボク准尉は基地にたどり着いた途端、疲労と緊張のせいで倒れて医務室で眠っている。

ミーナ「信じられない事ね・・・」

バルクホルン「信じられない事は我々も同じだ。」

エーリカ「しかも、ネウロイのコアを食べちゃったんでしょ?大丈夫なの?」

坂本「・・・医者は彼の体を調べたのだが、異常が見られないそうだ。」

エイラ「他にも、自分の血で鞭とか槍とか作ったという事も聞いたケド・・・アイツの固有魔法なのカ?」

ミーナ「おそらくそうでしょうけど・・・詳しい事はヴィクトル博士に聞くしかないわね。」

シャーリー(ボク・・・お前は一体・・・?)

―――――――――――――――――――医務室

誰もいなくなったのを見計らいボクはある物を取り出した。

それはヴィクトル博士から渡された赤い液体が入っているパックを全て飲み干した。

ボク「ハァ・・・ハァ・・・」

呼吸を整えて、気分が楽になっていく・・・。

ボク「・・・また、あんな姿になっちゃったんだ・・・」

あの恐ろしい姿でネウロイを痛めつけて最後はコアを喰らう。そうすれば、魔力も回復していく。

最初は何も疑問が無かったのに・・・戦場で散らばった鏡に写った自分の姿を見た時は恐ろしい姿だった。

これでは、まるで・・・悪魔。

あの姿が解除されると、物凄い不快感と苦痛が襲いかかり、あのパックを必ず飲まないといけない。

今日だってアノ姿になって、みんなに見られた。どう思われているんだろう?

ボク「・・・嫌わないで、欲しい。」

腕で顔を覆い、泣きそうになるの我慢した・・・。

―――――――――――――――――――ロシア魔導研究の艦・ヴィクトル私室

ヴィクトル「そうか、准尉があの姿になって・・・」

研究員「はい。そして、ネウロイを喰らった場面は501のウィッチ達に目撃されましたが・・・」

ヴィクトル「ああっ、構わんよ。では・・・彼が起きた後、こちらで検査をするように言ってください。」

研究員「了解しました。」

研究員がヴィクトル私室を出て行く。

ヴィクトル「フフフッ・・・ボク准尉、君が戦う姿は真に素晴らしかったよ。」

映像に映し出されていたのは今日の戦闘記録だった。

悪魔の様な姿をしたボクが大空を舞い、そしてネウロイを刈って行く姿。

ヴィクトル「敵を貪り、喰らえ。お前はネウロイを刈る為の―――真紅の悪魔、スカーレット・ウィッチとして生きるためなのだからな。」


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最終更新:2011年02月28日 18:56
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