≪時計塔≫
街の中心に位置する古くから存在する巨大な時計塔。
普段は一般の人間も利用し、中に入ることもあるこの時計塔だが、巧妙に隠された地下への入り口が存在する。
それは時計塔のもう一つの顔であり、魔術を研究し『神の奇跡』を現代に蘇らさんとする『世界の理から外れし者』の巣窟であった。
人種、国籍、そして種族の枠を越え集まった彼らは己を魔術師と呼び、日夜研究と開発に明け暮れている。
だが、その実態は人を人と呼ばないような非道な実験も多く、ド外道変態研究集団の集まりでもある。
一般人を、時には能力者をも実験と称して解剖・投薬などを行い、脳髄だけの状態で保存するなど狂気の沙汰としか思えない行為を行う。
時計塔は魔術の発展に貢献するのであればと黙認し、その隠蔽まで行っている。
勿論、常識的な魔術師もいるので一概には言えないのだが。
実力のある者には『二つ名』が与えられる。
ある種のステータスとなっているため、二つ名持ちは実力のある魔術師だと認識されている。
今日まで時計塔の実態が明らかにならなかった理由は、その徹底した秘匿行為と難攻不落な時計塔の防衛システムにある。
内部の秘匿情報を漏らした者には死と言う名の制裁が待っている。
そして、時計塔の地下は魔術師たちの工房(個人の持つ研究室)が殆んどを占めており、下へ行けばいくほど狂気度が増すダンジョンと化している。
その為、所々に侵入者用の罠が張り巡らされており、一度侵入した者は二度と出ることは叶わないと言われている。
事実、時計塔の存在が明らかになってはいるが、それはごく少数の能力者のみが知っていることであり、未だ多くの能力者は時計塔の存在を知らない。
彼ら魔術師は独自の価値観を持ち、目的の為ならば正義の組織と協力し、悪の組織とも手を組む。
そのため、『中庸』という立場であるとも言う。
ただ、彼らは『魔術を使わない神秘』を実行する能力者を毛嫌いしている風でもある。
いきなり敵対行動を取られると言うことは無いが、最初から友好的な関係を望むのは難しいだろう。
入り口
時計塔への入り口は関係者以外立ち入り禁止の通路にあるケルベロスをモチーフにした銅像に魔力を流すことで隠し扉が開く仕組みになってる。
しかし一定の距離で同じような銅像が並んでいるため、情報も何も無しに隠し扉を探すのは難しいだろう。
所属する者たちの詳細
一般的に魔術・魔法を操る者。
その種類は様々で、魔術師によって使える魔術も変わる。
『神の奇跡』を復活させるため、日夜研究に励む研究者だが目的の為にはどんな手を使ってもいいと考える者も多い。
万物・物質の流転を研究する者。
彼らは独自の技術『錬金術』を使い、様々な物質を生み出すことが出来る。
主に魔術・魔法を組み込んだマジックアイテムを作り、金の様な鉱石、さらには『賢者の石』と呼ばれる『神なる物質』を作るとも言われている。
陰陽術なる物を操る東洋の術者。
呪術・札術などの独自の技術を使い、五行思想と呼ばれる独自の概念を持つ。
陰陽術は神の力を一時的に使役する術も存在し、目的のため≪時計塔≫は所属を認めている。
所属者
- 何か質問があればどうぞ! -- 殺人鬼 (2010-11-05 23:57:45)
- 参加させてもらいます -- アルビノ (2010-11-06 15:40:21)
- あ、≪時計塔≫の設定を使う場合
自分の能力者のページかここに能力名を書いて貰えると
≪時計塔≫の一員として絡みやすいと思います -- 殺人鬼 (2010-11-11 17:05:59)
- 時計塔の設定に一部追加しました
これで使いやすくなっていれば嬉しいです -- 殺人鬼 (2010-11-14 15:10:50)
- 時計塔から逃げていたという設定で時計塔との関係を作っちゃいました。
詳細は自分のページに来てもらえれば分かるかと・・・ -- 【銃樹生山】 (2010-12-20 21:43:15)
- 設定として『時計塔』に接点を持たせました
wikiよろずの要望から作成していただくので、そちらか
もしくは、作成された後に、確認して頂けば分かるかと
-- 【魔杖幻惑】 (2011-02-25 22:52:35)
最終更新:2017年04月30日 21:00