【火竜炯劔】
大口を開けた西洋の竜を象った柄、その喉から生えるように劔が伸びている
この剣の刀身は常に熱を持ち、仄かな光を放っている。
剣が持つ熱は、持ち主の気の昂りに比例する。
最大では、鉄を焼き切れるまでの熱を孕む。
また、血液が付着する事によっても、温度は上がって行く。
これにより、先の限界を超える事が可能。
周囲にいるだけで、その皮膚を焼けただれさせる様な事も、可能になるだろう。
逆に、水などの物に長時間冷やされると刀身に罅が入り、軈て粉々に砕け散る。
刀身が無くなってしまった場合、鞘に納める事によって一日程で元通りに。
鞘は如何なる熱にも耐えうる耐性を持つ。それが適用されるのは、この剣に限らない。
追加、
【虚言実行】氏との戦闘の際に剣に対して行われた性質の変化の影響により
剣の強度が格段に上昇、刃に刃紋が入り、その時の精神状態により冷気が放出可能に
(なお、【虚言実行】氏と授与者様の許可を頂けたので追加設定として追加させて頂きました)
──容姿、服装
【胸の部分に金の刺繍により複雑な紋章が描かれた白いシャツの
上に時代を帯びた上質なレザージャケットを羽織った男性だ】
【身長百八十を超える細身の巨漢、顔つきは端正
が濃い隈と瞳孔が開いた獣の眼が全体を凶悪に染めている】
【髪の色耳に掛からない程に短い鴉色の髪は
本人の気質に合わせるように鋭く纏まり後ろに流されている】
──宝剣「龍喰の剣」
【美しき龍の彫り物が施された翡翠色の鞘に収められる四尺を超える細身の長剣】
【太古の昔より世界を見守る火龍より人々を導く英雄とに授けられた宝剣】
【鍔は防御性よりか芸術性が重視されている
獲物を喰らわんと口腔を広げる瞳に赤碧玉が埋め込まれた龍の形】
【常に熱を発し黄昏色の輝きを孕む剣身には両面に
鞘まで続く二匹の絡み合う龍の彫り物がなされている】
──概要
既に滅びの最後を迎えた龍を神と崇める国の王族、最後の一人
そして──その頭脳、剣の腕、性格により【狂皇】と恐れられた人物
最終更新:2011年07月13日 00:52