【凍魔纏狼】《Carnivore Icecraper》
狼への変身を基に、幻想上の存在であるフェンリルの因子を継ぐ魔獣化を使用できる。
人間から完全な狼(サイズは大きめ)までの範疇で、体の任意の部位を任意の比率で変化させる事が可能。
かつそこにフェンリルの一般的な印象に基づく「氷」の属性を付与した能力。
これは魔獣の因子による魔力により、体を氷へ置換、あるいは体か触れた物体から氷を生やす事が出来る、というもの。
形状は精密なものでない限りは自由で、性質は氷と全く同じものとする。
生やす際の勢いを利用して、射出する事もできる。
性質上火に、また氷に変化した場合衝撃に弱い。
「俺を何だと、思っていやがる――」
プロフィール
名前:
特に決めてない →ヴァン、と名乗ることに
性別:男
身長:171cm
年齢:18から23くらい
身分:何でも屋
能力:
【変化系】
属性:氷
好物:鶏肉(特に焼鳥)
苦手:苦いもの、犬呼ばわり
見た目
ぼさぼさの黒髪と同じ色の瞳。やたらと目つきが悪い。ヤクザというよりかは不良に近い印象。
二連チェーン付きのジーンズを穿き、白地に髑髏のインナーの上からファーの付いた黒のパーカーを羽織っている。
魔獣状態
赤みがかった茶色の毛並みに灰色も混ざっている。太めの尾はだらりと垂れ、逆に耳はぴんと立っている。瞳は黄金色。
普通に会話もできる。背中を撫でられるのがお気に入り。
体長およそ1.5m体重46kg
性格
いかにもガラの悪そうな見た目に違わず、やや乱暴な性格。
人並みの良心は備えているはずだが、いかんせん常識に欠けていて思慮も大の苦手。よって衝突も多い。
人生の多くの時間を狼として過ごしてきたことが彼の日常生活において、若干のコンプレックスとなっている。
ヒトとしての常識を学んだり理性と本能を戦わせたりしながら社会に自然と溶け込めるような人間になるべく奮闘中。
現在は
【夢幻鬼道】の元で何でも屋の従業員をやりつつ、代わりに衣食住を提供してもらっている。
恩義は感じているらしいが、報いることができるのはいつになるやら分からない。
もちもの
鉄の鏃
思い出の品。
受け取った感謝と自戒が込められている。
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日記 |
8月28日
【天滅竜翼】に会った。
炭酸に咽せてキレて謝って友達になった。
フルネームと白竜の名前を教えて貰う。あと、今度飯を奢る約束をした。
9月2日
【龍禍水蘇】に会った。
犬に襲われていたところを助けやったら、
口に出すのも憚られる仕打ちを受けた。礼に焼鳥を買ってもらう予定。
9月8日
【武神八極】に会った。
色々話したり、戦ったりした。最終的には敗北。
自分の知る人の力を越える実力に驚くと共に悔しさも覚える。
次は、リベンジしたい。名前は天真 陰陽……だったかな。
9月14日
【unknown】に会った。
怪我をしていたから相当に警戒していたが、
実際はいい奴だったみたいで、治療の助けになる物を残してくれた。
……悪い事をした気がする。
9月23日
【妖霊来賛】に会った。
倒れていたところを蹴って起こした。
最初は少年かと思ったが、本当は違う……みたいだった。
結局は怒らせてしまって仲違い。うまくいかねぇなあ。
10月1日
【他力魔導】に会った。
肉まんを頂いてやろうと思ったが失敗、説教される。
少しばかし情けない所を晒しちまったが、代わりに助言をもらった。
一人前の“人”になる為に、頑張ろうと思う。名前は天魔。
肉まん、旨かったな。
【持ち主の気力が尽きてしまったのだろうか】
【日記はここで途切れている……】
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恐怖に表情を強張らせながら、少年は唯々引き摺られていた。
暖かい故郷を完全に見失う頃には、吹雪は更に激しさを増していった。
猛る獣の群れがぎらぎらと紅い目に殺意を宿らせる頃
彼の黒き瞳が白魔に呑み込まれそうになる頃
少年の躯から放たれた強烈な光が、辺りを冷たく照らした———
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最終更新:2017年06月16日 00:35