御身ら、疾く腐り落ちてくれまいか
【亡魂咆哮】《Wrathed Wraith Words》
刃の仕込まれた杖、仕込み刀を得物とする呪術師。
杖と刀、どちらで運用するかによって挙動が変化するが、扱える呪術の本質は変わらない。
この能力者の扱う呪術は「触れた対象を腐敗させる瘴気を放出する」もの。
触れ続ける事で腐敗、腐食していき、有機物であれば朽ち果て、
無機物であれば魔界を彷彿とさせる名状しがたい外形へと変動させていく。
腐敗の瘴気をある程度自由に操る事が出来る。
速度や精度はさして高くなく、最大でも集中していれば常人が見切れる程度。
また、他者の攻撃&防御行動を受ける事で減衰ないし消滅する。
腐敗の度合いは刀状態よりも数段弱い。
※延々と追尾し続けたりであるとか、避けきれないであろう無茶なものでなければ何でもありです
腐敗の瘴気を刀に纏わせ、切ったor刀身が触れた部分とその周囲を腐敗させる。
腐敗の度合いは杖状態よりも強いものの、操作は一切出来ず、刀身を少し延長する程度が関の山。
所謂斬撃を放つ事も出来ないが、例外として居合いを行った時のみ、居合いの軌道とその延長線上に腐敗の瘴気が放射される。
スペック
剣術そこそこ、常人との同条件下の対峙で圧勝する程度
それに見合う身体能力。
腐食の侵蝕速度は少し触れた程度で皮膚が爛れる位
人物設定
名前:龍水
性別:男
年齢:28歳
身長:183cm
体重:76kg
外見
黒色の長髪、すべてを俯瞰するような眼、口を開けなければ美形に見えるような顔。全体的に質のいい和服。
備考
とある女と同じく陰陽師の一族の生まれであり、化外狩りを生業としている。全体的につかみどころが無く、自分を中心に世界は回っているといういわゆる自己中心的な性格で、風流好みであり、常に酒を飲んでいる。化外狩りを生業としているのに人に害を及ぼさない化外なら手を出さず、交友を持とうとするあたり異質である。
因みに
数年前に知り合った化外を気に掛けていて、住居などを提供することを提案したが、龍明と紅葉の両者は丁重にお断りした。化外である彼らを気に掛けた理由は紅葉を在りし日の
竜胆と重ねたため。
備考2
下劣畜生に成り下がった
竜胆に対しては残念に思う一方で、疾くうち滅ぼさねばならないと思っている。嘗ての彼女に戻ったとしても躊躇なくうち滅ぼすと決心している。
詠唱・杖状態
天つ罪 国つ罪 許許太久(ここだく)の罪出でむ
溝埋 樋放 頻蒔 串刺 生剥 逆剥 屎戸
許多の罪を天つ罪と法(の)り別(わ)けて
国つ罪と 生膚断 死膚断 白人 胡久美
おのが母犯せる罪 おのが子犯せる罪
母と子と犯せる罪 子と母と犯せる罪
畜犯せる罪 昆ふ虫の災 高つ神の災
高つ鳥の災 畜仆し蟲物する罪 許多の罪出でむ
詠唱・剣状態
布瑠都 由良由良と 布瑠都
血の道と血の道と 其の血の道 返し畏み給おう
禍災に悩むこの病毒をこの加持にて今吹き払う呪いの神風
橘の 小戸の禊を 始めにて 今も清むる 吾が身なりけり
千早振る 神の御末の 吾なれば 祈りしことの 叶わぬは無し
最終更新:2011年11月11日 23:38