【蛇骨舞剣】

「一夜に舞いしーーーーー宵闇映す瞳にはーーーー友とも呼べし憧憬とーーーー怨嗟に無念に濡れた赤土はーーー」


「もはや二度と渇くまいて……ーーーー」



「へっーーーー……くしゅんッ」






【蛇骨舞剣】
体の関節が通常より数十倍も多い体質をもっている
筋肉もそれに応じて柔らかく、全体的にしなやかな動きが可能

腕を鞭のようにしならせて勢いを増したり、あり得ない角度で関節を駆動させて不意打ちをしたり…
効率よく動かせれば常人よりも遥かに高い身体能力を発揮できる

能力は『自分の状態を把握できる』というものであり、これによって見ずとも怪我の具合がわかったり、どこがどう曲がるのか~といったことが即座に判明する

身体能力は上記の通り
初期装備はお好きな得物をひとつで、それを自分の体質と合わせた方法で達人並みに扱える


~Q&A~
  • 此処で言う関節が数十倍、となれば爬虫類みたく蛇やトカゲの関節みたいなイメージでよかでしょうか?
(※脊椎のみならず、腕や足、腰や首までも
→問題ないでござる!

  • 人間的な動き、に拘らず、トカゲや蛇みたいな動きが取れたりもするのかなっ
(四足移動や蛙の様な跳躍
→めっちゃできます。大ジャンプとか、急加速とか。

  • 自分の状態把握、は精神状態や健康状態などの影響にも感じ取れたりするのでしょうかっ
→できやっす

  • 逆に、この関節が多い身体でも、日常生活で普通の人間の様な骨格で保つ事も可能で良いのかな?
(球体関節や、蝶番関節などの肩や肘が沢山有る現象みたいな事になってないか、もしくは其れを隠せるか)
→できまっせ。…ちょっとなら関節操れても問題ないってことにしときます




『カリア・キュクレウスーーーーAge17,Barth12/22,Sex♀』

種族:夜刀(やと)族、人間(血族性による特殊体質持ち)

職業:人斬り(殺し屋)、アカデミー在学生





《人物/特徴》


「ーーーーなんか色々がっかりでーーーーごめんなさいーーーー」


前髪を乱したブルネット(黒よりの焦げ茶)のやや波打つ髪質の短髪を持ち
宝石をくりぬき填めた様な黄金の眠たげに映し出す“蛇の様な瞳”を宿した女人斬り……ーーーなお、よく人を殺めた
翌日には何故か幾ら寝ても、瞳の下に青黒く浮かんだ隈が表れて
二日は消えなくなるらしい、本人は体質という事であまり気にしない様だ
表情は豊かでは無いが、笑う時には人並みに笑いもすれば、怒ったり悲しんだりもするものの、真剣味を増すと感情そのものが
殆ど押し殺される様になり、実際の所では殆ど無感情な部分が主なのかも知れない。

全体的にほっそりと見えるスレンダーなる身体付きながら、腕や足の長さはやや顕著だ
アカデミーの制服を着こなす時には、謎の包帯が腕や足の巻き付いており

肩から鎖骨になぞらえて記された“蛇骨”を象った入れ墨がある。
なんでも其の入れ墨は彼女の生まれ故郷の一族から通ずる血統を継ぐ“誇り”の証だとか

制服を着ても、入れ墨と包帯で
大体解りやすい少女だ。含めて、左瞼に薄い切り傷の後が残っていて。
いつぞやの殺人鬼の死合いに付いた物らしい。

なお体質上、体調管理は入念に行い、生活習慣を色々と徹底しているとか。料理趣味やゴシップ、好んで骸骨の飾りを置いたりなど
割とセンスはグロじみたものを好む傾向が強い。
アカデミーでは図書室を好んで使うらしい。

素直で実直な性格、マイペースで天然、最近では余計に思考しすぎてしまう所から失敗してしまう不器用な一面も見られて。
幾分かで、人間らしさを得て来ている。
通常授業間の休み時間では、料理趣味の同姓の知り合いと、料理談義を繰り広げている事が日課らしくそのグループと他のクラスメイトの空気の
違いはなんだか底知れない何かがあるとか、無いとか


*

二刀流になったので、新しいイメージをまたまたまた描いたんだ。えっ?お前描きたいだけだろって?はははっ
※(wikiとの縮尺解決しました。いえーい)

+ ...
(普通に直せたっ……!!)
)






*

なお古い奴

+ ...
(古いの。)






《“得物:ショーテル(やや大)”+外向き刃の同形名刀ショーテル(【剣匠】さんから授かったもの、“秋風『改』”)》



「剣士では無いのです………—――—―人斬りです。まぁ、どっちもただの人殺しですが。」


—――—――—――彼女の得物について
形状はショーテルと呼ばれるものと近い感じのものである。
その刃の反り返りは振るえば振るう程に自然にその形状へと変化して行った事から、その刃の作り手に打ち直して貰い。
その刃の形状となったという。彼女が選んだ訳でも無く。ただ無意識に振るううちに彼女にとって適合した刃の形状が、それであったことなのである。

最初からショーテルになる予定もので無い為に、このショーテルには“外向けに峰”が存在する。ゆえに刃の耐久力は高めである。
ただしこのショーテルという得物、普通の人間が扱うには一癖も、二癖も在り、先ずは通来の歪曲刀と違い、反り返りが“逆向き”であること
これは長く重い程に重心の位置が取り辛く、常人がまともに物を斬ろうとするにはかなりの左右を維持する体感と、柔軟な肉体が必要となる。
ゆえん得物使いでも“長いショーテル”が好んで用いようとする者は数少ない。
ただし、カリア=キュクレウスは唯一か、寧ろ“例外的”に長いショーテルを扱いこなせる人物である。

なお彼女の剣術を自ら“無名流”と語り。そのことから、そのショーテルは“無銘”と呼ぶらしい。


なお【剣匠】という刀匠から、強敵、“秋葉”との立ち会いという試練を経て、その使い手の刀、“秋風”を元にして
“二本目”の名刀の名を背負うショーテルを授かる事に、戦い方もこれまでとはまた違ったものとなってくる。
名はその秋風を改修したものであることから“秋風・改”という通り名で通す事にしている。




—――—―—――ショーテル、用い方
天性的に肉体が柔らかい事、これは全身を研磨し、卓越した鍛え方を施した人間のみが得られる筋肉で
それこそ才能という天賦もあってでもあるが、何よりも彼女の持つ“特異体質”多関節性による奇抜な稼働によって
長いショーテルを使いこなす条件が完全に満たされるのだ。

多関節性を使いこなす事に於いて、通常で扱う物なら
カリアは間接毎を“連結加速”させながら回旋させて、全神経を意識化した上で鞭の要領で腕を振るう
という普通の人智では想像もつかない刃の振るい方をし。彼女の身体の機構が他と相違があるだけであるなら、なおかつ
彼女はその相違を以てして、その身体の扱いを“達人並に極めて居る”ことが、念頭に置かれ
それこそが人類が発展させてきたおおよそ“数百年分近い”運動力学に匹敵する知恵が結集されている、と称されているとか。無いとか。
最も、其れは彼女の生まれの地による“血族”の所以たる事も、あるのかもしれないが、その真偽は彼女にしか解らないだろう。


———――主な攻撃方法は、“斬撃”
打撃は出来るが自身の腕も負傷する確率が高い事から、彼女自身はあまり進んでやろうとはしないだろう。
あくまでも最も適応した上で、安全に戦闘を継続させる形が剣を振るうことなので、剣が無いから問いって、戦う手段が無い訳では無いが
殆ど、最終手段みたいなものである事には違いない。



—――—―通来の剣士の振るう斬撃との違い。
カリアの特異体質上、鞭の要領にも似たものがあり、最初は目に見える普通の斬撃の様に見えるが、問題は“最も加速する瞬間”であり
一瞬だけでは在るが、振り切るまでに“音速”に近い速度を観測させて、防ごうとする相手に強烈な衝撃を与えたり
また一つの例として相手に“斬撃が間合いの外まで伸びる錯覚”を与える種類の切り替えも出来る。
多種多様、変則的で居て火力の多い用い方を出来る事から彼女の戦闘スタイルは“超攻撃型”と表現出来るだろう。



———――長所と短所
長所としては前述した高威力、高水準、変則的なスタイルでの“攻撃”に特化しているものがあるが、万能ではない。
彼女にも短所や苦手な分野が在る。まず苦手な分野、それは“防御”という概念だ。
その体質は機動力にも特化し回避やカウンターなどに優れたものがあるが、やはりあらゆる戦いを強いられる面で“防御”という
選択肢が必要不可欠な場面もある。その瞬間に置ける防御手段が心許ないものがある、というのが一つとしてあり
いわば“攻めるのは得意”だが“攻められるのは苦手”とも取れる。ゆえに彼女に取って大事なのは自身のペースを取るという事を念頭に置いている。

そして体質の短所、それは体質を維持する為に肉体は紙装甲になってしまうということ
ほとんど常人並にしか無い耐久力で、かつ、彼女の“業”は、過度な連結加速で案外自身への“負担”も少なくは無い。
大業を放とうとすればする程に、自身の身を削る。ゆえに“超短期決戦型”という戦闘スタイルとなってしまう。

戦闘が長引けば長引く程、彼女は肉体を何とか気力で維持しながらの消耗戦を強いられてしまうということだ。





戦闘中に用いた基本的な汎用技

(此処に記載されているものの技名は実際にカリアがつけたものではない。)


“断刀風(たちかぜ)”
俗称としては“間合いの外の剣”と呼ばれ得る
実際の戦闘でも主には秋葉との戦いに使われたものであり、それは言葉通り剣の寸尺よりも先の間合いに斬撃を届かせるという、奇妙な技である。何故そうなるか、という要因は二つあるとされている。

先ずはカリア自身の身体の寸尺と比例しない腕の長さ、というような視覚的な要素も起因しているのが一つ。
天性的な柔軟な筋肉と多関節を繋ぐ筋を全体的に伸ばす瞬間、いわば剣を振るう瞬間に彼女の腕は“伸びる”錯覚を覚えさせる。

そして二つ目の主立った間合いの外に届く要因となるの脅威的速度の“衝撃”そして“剣風”そのものである。
カリアの剣は一般的な剣使いとは違い。全体的に初速、からトップスピードに至るの差がとても激しい。
それは“鞭”の要領に近く。その“剣の先端部位”に関してはトップスピード時には音速に近い速度が観測され(※体感としては音が遅れて来た頃には既に斬撃が通り過ぎている。)刃が衝撃が圧縮された剣風が刃の尺を伸ばすといわれている。

速度によって変わるが、平均的に2倍近い距離を伸ばすので間合いの差を埋めるには十分な技である。
ただし弱点もあり、この刃を引き戻すと自身にも多少成りとも衝撃が奔る故に、一秒近い身動きの取れないのラグが生じる。なので基本的には一歩退きながら、かつ相手に間合いに入らせない形を選ぶようなパターンが多い。
逆にその行動でタイミングを読む起因に出来るかもしれない。



*

参考モーション作りましたっ!!(増やせると良いなぁ)

+ ...
(色々ツッコむ所はあるだろうが、まぁ、ね?)





“脚剣(きゃくけん)”
言葉通り、“脚”でショーテルを斬撃を繰り為して奇襲に用いたりするもの、カリアの脚の甲や指なども“多関節”であるゆえに
剣などを使って器用に振るう事も造作ではない。
この斬撃の溜めには姿勢を低くしたり、また場合によっては一跳躍してから、の形が多い。
カリア自身は“後の無い斬撃”と称しており。
事実、この斬撃を振るえば片足立ちとなる事から完全に姿勢が崩れてしまいがちになり。
振るったあとのリカバーが難しい。ゆえに、少し“賭け”に近い奇襲技という位置付けと成っているが、しかし、この技の決まり手で
勝敗を決する流れを作るものとなるので、使用頻度は少なく無く、又、有る無しではかなり違ってくる。
とある人斬りには、足癖が悪いんだった、とまで言わしめたとか。ないとか



“蛇蛇舞(へびへびまい)”
器械運動のように突然に柔軟に身体を折り曲げたり、全身の柔らかい肉体と多関節を用いた身体の“捌き”や“防ぎ”の一環の総称
これにより相手が“普通なら当たる”と意識して放った所を意図して躱す動作が出来たり。
または、奇襲のようにありえない方向からの斬撃や奇襲を繰り為したりするもの
弱点としては、不安定な体勢には違いないので、極端な奇襲技には成らない事と、また行動を読まれたりしていた際には
咄嗟に行動が取れない場合が多い事が挙げられる。
かつ躱す動作が出来ても、直ぐに反撃を繰り為せる訳では無いので、殆どの場合小手技であったり
“様子見”などで使われる事が多い。



“独楽蹴り(こまげり)”
異趣返しに使う曲芸の域に近い打撃技。
地面に突き刺したショーテルを重心に“自身ごと”全身を回転させてそれに便乗するように遠心力を加算させて
相手に蹴りをお見舞いするというもの。カリア自身武術は得意でもないので視界が不安定な以上、正確に相手に当てられる保証も無いが。
とある条件下では連続技のように用いたりもできるので、使いはする。




これまでの決闘に刻まれた“無名”の業—――— (極稀にカリアは自身の放った業に名前を付ける。)




“舞剣・天涯無刻一之閃”
とある殺人鬼を仕留める際に、“生きよう”と言う執念と底力に様々な敬意を表した事で名付けた無名流唯一の技
死は何も刻む事の無いとの儚さをも悟った其の虚空の一撃は、横一文字に胴を鮮やかに切り裂く一撃で
中段姿勢で待ち構えて振り絞った関節の高速回旋とともに、踏み込みで用いる反発作用など、己の状態を完全に把握し“力の方向”を
腕や剣に収束して放つ事で為される“音”を置き去りにしてしまう一撃必殺。
これは己の誇りと確信を賭けた一撃なので、放てば振り返らないという定めを置いて漸くこの技の終わりとする。



“天涯無刻ーーーーー???”
其れは自身の生き方の阻害と成る巨悪に立ち向かい、命の危機に瀕し、自身の最期を悟ってから“生きよう”という気持ちに強く語りかけ。
“無心”に放とうとした移動技、間髪無く左右への反復を繰り返す内に、多関節の“反発力”をバネの様に“溜めて往き”
人間の放り出せる域を遥かに超えた自身の“超加速”を初めとした技
その速さには自身の臓物すら圧迫せんもので
そしてあまりにも関節系統などの“負荷”が多い事から、この技を放つのは“失敗”に終わった。

いわばまだ未完成
しかし、彼女自身、名前を呼ぼうとした事から、何かしらの名前が刻まれるのかもしれない。


“処刑装置”
とある鍛冶打ちの試練として対峙することとなった、“秋葉”という名の人斬り、その相手に使用したほぼ“偶発的”な業である。
どんな剣術をも合気の作用で無効化にする相手に導き出した。捨身技
畳に埋もれたショーテルの刃先を、ただ、相手の投げ身の反動を利用して刺さった柄の手に全体重を掛けて地面から突き出させる。
それにより秋葉の両腕を切断したもの。完全な限定条件下のもので、結果的に自身の意識も途絶えた為に
本人としてはまさしく九死に一生を得た代物だ。ある意味此処に残っているのは自省の為とも言えよう。



《概要/経緯》


「どうでもいいことを、どうでもよくないふうに書く程ーーーーどうでもいいものはない」


—――—―先ず彼女は、人斬りであること

そこまでに至る事については誰にも明かしてないし、必要でないなら明かそうとはしないものだ。
ものの、それまでの過程に於いては幾分の自身の汚してきた“血”や“屍”に満ち溢れている。それを彼女は“死に縛られている”とも表現する。
根は嫌われ者の持つ性質だが、何故か放っておけないだの、などの感情を抱かれる事が多く。
その点に於いては彼女の不要な事を物言わぬ事や、また、人斬り以外の趣味や学業などにも真面目な一面などの評価も在るのかもしれないが
もっと別の点でも見られている。もしくは彼女が知らない“自身”の姿も在るのかもしれない。

自身の人斬りとしての、歩み方として、“人として、人の儘、人を斬る”ことを生業としていて
それでありながら、化け物扱いなどをされる事も多々在るが、それでも彼女は“人らしい生き方”を止めない。
その事からも“人皮を被る忌蛇”などなどの嫌われの俗称を冠しているが、そういう面に対しても否定的な態度は取らない。
彼女は殺すと決めた相手には徹底的に、かつ、残忍に接する。それもまた本性で在り、裏表が無いのでなく、裏も表も二分した彼女が
今の生活を作っているのだと言える。

尚、彼女は自身の体質に“殺人依存”という、“人斬り”の就任時、絶対に止めないという決意とともに、自身の心臓へと咎を撃たれる。
ゆえに彼女の精神は時折、殺人に快楽を感じる事も在り。またそれを本能として押え込もうと拒否する嫌悪と憎悪の感情も持つ。
彼女の場合は、平時の時はほとんど殺人依存が前に出ない事から、それを押え込む“本能”の割合が異常の強い方である。

(通来のカリアと同じ“人斬り”を生業としようとする者の大半は、殺人依存に溺れて、快楽と本能のまま殺人に奔る事が多い。)
(そうなった場合は“失敗作”と称され、その挙げ句が“殺人鬼”となる事も少なく無い。)
ただし時として、その抑え込む感情が前に出て、思っても無い発言が口に出たり




———――人の面としての生き方

アカデミーにて『シーカーズ』の生徒で飼い犬の大五郎(【描映爆筆】さんがくれた犬)とともに寮生活をしており。
趣味の料理を日課にしながら学園生活をしている。
なお彼女は“剣術科”と勘違いされがちだが、実は“普通科”で割と成績は良い方だが、別に頭が良いとかじゃなく、勤勉なタイプなのだ。
ただし、最近は色々と難しくなってきている。と頭を抱えている所だとか……人斬りでも、勉強は大敵なのである。

なおアカデミーの妖交い部の副部長を務めていて、色んな不可思議な現象についても
ついでながらの思いで調べ取り組んでいる。見えない所で密かに細々と其の手の資料や文献を部室に増やしているとか




《過去、背景について(後々、追記してくかも》


「――――後付け?何の事でしょう、まぁ、人生そんなもの、とでも言っておきましょう。」


※工事中(?)

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最終更新:2014年02月16日 05:02
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