「近隣に暮らす人々の間の平和とは、人間にとって自然な状態ではない」
「故に俺が戦争を望むことは実に自然な事で、きっと世界もそう望んでいるに違いない」
名前――――― レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフ
性別――――― 男
年齢――――― 不明
身長/体重――――― 182cm/89kg
所属―――――
【神殺機関】
【概要】
数十年前に全世界を巻き込んで起こった大戦争を生き残った、元
【祖国】軍人。祖国軍所属時の最終階級は少佐。
当時の戦争、未だ能力者が一般的に認知されていなかった戦争において、彼は戦車跨乗兵として最前線での死に物狂いの戦いを経験し、その中で彼は戦争の魅力に取り憑かれる事になった。
そして戦争が終わった後も、その時間が忘れられず、血沸き肉躍る新たな戦争を求め、彼の言葉に同調した元祖国軍兵士達(※)と共に
【神殺機関】に参加したものの、その余りにも長過ぎる停滞に愛想を尽かし、トップを"粛清"。
自らが頂点と成る事で機関を先導し、全世界を巻き込んだ、「神をも殺す大戦争」をもう一度始めようと企てる。
※イベント等で必要になった時用の設定です!
【能力】
【殲滅指揮】≪ガンパレード・オーケストラ≫
指揮棒を掲げる事で、自身の周囲50m以内に、過去の「大戦争」終了までに存在したありとあらゆる兵器を召喚することが出来る。
この力は人工の物では無く、彼の求めに応じて"自然覚醒"した物である。
彼が駆けた時代の兵器達を、その"時間"から僅かの間呼び出す、言わば兵器にのみ限定された"タイムスリップ"能力とも言える。
兵器は通常1レスにつき一つ召喚でき、召喚した兵器は1レス間のみ存在し、それ以降は急速に錆つき、朽ち果てる様に元の世界へと帰還する。
ただし、例外として指揮を“溜める”事ができ、兵器を出現させないレスを跨ぐ事で、出現させる兵器の数を跨いだレス数分増やす事が出来る。
つまり、1レス間兵器を出現させなければ、次のレスでは2つの兵器を喚び出す事が可能。
喚び出した兵器は彼自身の意思で自動操縦される為、乗り込んで使わなければならない、と言う訳ではない。
なお、当然ながら兵器の攻撃による爆風や衝撃波は彼自身にも影響がある為、広範囲を破壊する爆弾など使用してしまえば、巻き込まれる事は必至である。
装備及び能力発動の媒介として、四十センチ程の指揮棒を携行している。
教鞭や馬上鞭の如く、よく撓り、対人において使用しても十分に相手に傷害を負わせるほどの威力を発揮することが出来る。
また現在、
【夜見金遊】の能力により身体性能と異能出力が向上しており、兵器の召喚可能範囲が75mまで拡大している。
+
|
使用兵器 |
※解説はこっちの世界準拠
+
|
陸上兵器 |
ソビエト連邦製中戦車。合計8万輌以上が生産されたソ連戦車のベストセラー。
レナードがタンクデサントしたのもこの戦車であり、一部では現在でも使われていると噂されるほどの普及率を誇る。
街道上の怪物、ギガント、ドレッドノート等、多数の異名を持つソビエト連邦製重戦車。箱型の砲塔が特徴的。
たった一機でドイツ軍の侵攻を押し留めたという逸話があるほどの強固な装甲圧が特徴。
防御力は正に怪物の名に相応しい物だが、その分重量は凄まじく、場所によっては自重で道路に沈み込み、走行不可能になるほどだったという。
かわいい。
ソビエト連邦製列車砲。第二次世界大戦におけるソ連が使用した大砲として最大の後継を誇る。
廃艦となったロシア帝国海軍の戦艦の主砲を再利用した物である。
ナチス・ドイツ製列車砲。実用された中で世界最大の口径を持つ。其の威力は怪物の一言に尽きる。
運用に五千人以上を必要とする等々費用対効果としてはどうなの?と言う面は残るがそれを差し引いても使用された際の威力は正に圧倒的。
直径十メートル以上のクレーターを作り出す。
ソビエト連邦制榴弾砲。KV-2重戦車に搭載された物とほぼ同型。
|
+
|
海上兵器 |
大日本帝国製吹雪型駆逐艦22番艦。
不沈艦とすら呼ばれた幸運艦で、太平洋戦争を生き残りソ連へと賠償艦として引き渡された。
大日本帝國の秘密兵器。史上最大、当時最強、日本の象徴とも言える「大和」の名を持つ戦艦。
ただ、「大和ホテル」などと揶揄された通り、進水したころには既に世界は航空戦力の時代に突入しつつあった為、活躍には恵まれなかった。
最終的に一億総特攻の魁として、沖縄へ向けての水上特攻を敢行。鹿児島県にて、航空攻撃により沈没した。
大日本帝國の航空母艦。世界最強の空母機動部隊旗艦として活躍した。
その戦果及び逸話は、語ればキリがない程、間違いなく大日本帝國の空母を代表する一隻。
そして居住性の悪さに「人殺し長屋」という異名も付けられた。
|
+
|
航空兵器 |
言わずと知れた日本の代表的戦闘機。誰もが名前を聞いたことがあるであろうゼロ戦。
時代遅れとなっても、歴戦のパイロットの手によって大戦終了まで多くの戦果を挙げ続けた。
数多の功績と、数多の不名誉に彩られた歴史ある機体。
旧式化していく中で不名誉なあだ名を付けられながらも、終戦まで戦果を挙げ続けた。
大日本帝國製攻撃機。日本海軍初の全金属製低翼単葉機。
同名の飛行機で三菱重工製と中島飛行機製の二種があるが、使用したのは中島飛行機製。
大日本帝国製特攻兵器。
機首に1.2tの徹甲爆弾を詰め込んだ人間ミサイルであり、亜音速で飛行するその威力は空母を一撃で撃沈するまでになる。
ただし、母機の一式陸攻が鈍重であり、発射前に破壊されることが殆どだった。
大日本帝國製輸送機。九七式重爆撃機一型の胴体を再設計した物で、計507機が生産された。
改良を加えられながら終戦まで使い続けられた、非常に優秀な輸送機。
フランス製偵察・支援機。
前身が戦闘機として作られたが肝心の戦闘機としての性能が低くかったが、運動性が高かったため対地攻撃任務に使用されていたところに目をつけ、偵察機として新たにつくられた物。
様々なトラブルがあり、中にはプロペラが木製で代替していた機体もあったほどだが最終的には700機以上が生産された。
|
+
|
その他 |
ナチス・ドイツが開発した「報復兵器第2号」。現代までにおけるロケット技術の礎を築き上げた。
1tの爆薬を液体燃料が産み出すマッハ5の速度で、対象へと叩きつける。
アメリカ合衆国製。
核分裂反応によって放出するエネルギーが主となっており、発する熱、衝撃波、爆風、あらゆるものが正に規格外。
更に放射能汚染により、周囲一帯に死を撒き散らす。間違いなく人類史上最大であり、最強であり、最悪の大量破壊兵器。
|
|
+
|
能力原文 |
この能力者は手・指揮棒、その類のもので指揮すると、自身の周囲50m以内に、WW2終結までに存在したありとあらゆる兵器を出現させる事が出来る。
兵器は通常1レスにつき一つ喚び出せ、作り出した兵器は1レス間のみ存在出来る。
ただし、例外として指揮を“溜める”事ができ、兵器を出現させないレスを跨ぐ事で、出現させる兵器の数を跨いだレス数分増やす事が出来る。
つまり、1レス間兵器を出現させなければ、次のレスでは2つの兵器を喚び出す事が可能。
喚び出した兵器は能力者の任意で自動稼働する為、戦車を喚び出したから乗り込んで使わなければならない、と言う訳ではない。
なお、当然ながら兵器の攻撃による爆風や衝撃波は能力者にも影響がある為、広範囲を破壊する爆弾など使用してしまえば、巻き込まれる事は必至である。
身体能力:現実の一般軍人並
初期装備:任意で非常に頑丈な指揮棒
|
+
|
質疑応答 |
>特にありませんが、50mより大きいものは召喚と同時に自分が潰されたりするかもです。
- また、個人携行出来る銃火器等の"武器"は"兵器"に含みますか?
>含みますん。……含みません! あくまでも兵器のみです。
例えば、設計段階で終戦を迎えた物は、とか、建造途中で廃棄された物は、とか
>WW2終結(1945年9月2日)までに「使用された兵器」のみです
- 兵器の消滅から次の召喚までのタイムロスは存在しないのでしょうか?
>ありませぬ!
- この兵器を喚び出すと言うのは、所持している物を能力により呼びだしている、と言う事でしょうか?
>そんな感じでもOKです! が、自分の拠点だから喚び出さなくても使い放題、なんて事は出来ません。
- 乗り込む必要が無いだけで、戦車等への搭乗は一応は可能、と言う解釈でよろしいでしょうか?
>一応、一人で行える事は全て手動でも可能です!
- 能力を受け取るにあたり、ガンパレード・オーケストラをフリガナに、能力名を四字の漢字への変更をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?
何か候補等あれば、ご提案頂きたいです!!
>勿論おkです。候補は……すまぬ、特に思いつきませぬ……。
- 細かいようで申し訳ありませんが、使用された、の範囲について質問です
例えば、戦場へ向かう途中で停止、やむなく爆破処分された、当時の資料が一切残っておらず使用されたかどうかわからない兵器、等はどうなるのでしょうか?
>実際に使用されたとハッキリ分かるもの以外は原則無しで!
- 兵器の召喚についてなのですが、例えば巨大な物を召喚する場合、50mの範囲の中に中心が納まる形で召喚されるのでしょうか?
>イエス! 兵器の中心点が50m以内ならばおkです。
>教鞭みたいに硬くてしなるので、叩けます。メッチャ痛いです。場合によっては皮膚が裂けます。
- 例えば巨大な物を召喚しようとした場合、例えば艦船等を召喚しようとした場合なのですが
中心点さえ50m以内に入ればいい、と言う事は、最大全幅100mまで召喚できるのでしょうか?
>イエス! そういう事になります。
- 例えば空母等に搭載された艦載機等はどうなるのでしょうか?
動かない?それとも召喚されない?
>艦載機や砲なども、単体で兵器としての名があれば召喚・運用出来ます。
- 航空機を召喚、操作する場合の範囲についてなのですが、どのくらいまで行けるんでしょうか?
>とりあえずは視界の範囲に限りましょう。問題がありそうならまた修正しまする。
- 実は先のイベントでそう言う描写をしちゃったんですが……偵察機を利用した場合、偵察機が得た情報を自分が把握する事は出来ますか?
>やっちまったものはしょうがない、アリで! ただしイベント関係限定で!
- 破壊された兵器もそのまま消滅していくのでしょうか?そうならばその際起こった火災等はどうなりますか?
>カミカゼは浪漫なので消えないと言う事にしましょう。当然、破片とか敵に利用される可能性も出てきますが。
|
+
|
その他所持品 |
裏表共に何も書かれていない、能力により作られた金貨。金融契約成立の祝い品として渡された物。
身体能力、及び能力出力を強化する力を持ち、現在身体能力は準達人級、能力出力は1.5倍へと上昇している。
|
【容姿、性格】
数十年前の歩兵将校が着用していた軍服と、更にその上に神殺機関の紋章が入った黒いロングコートを肩に羽織り、軍帽を被り、左腰に指揮棒を提げる。
戸籍上は既に八十を優に超える老人である筈だが、その蒼い瞳に短く切られた金髪、白い肌は、どう見積もろうとも、三十台前半程度の物に保たれている。
また
【媒介召喚】の従える神格、イフリートとの交戦の際に、顔面、正確には左目周辺を焼かれ、大きな火傷跡となって残った。
非常に素直で、感情を隠さず、相手の気持ちを考える事が苦手な、嫌な事を嫌と、思った事をそのまま口走るような人間だが、目下の人間、年下の人間に対する面倒見や人当たりは、案外良い方。
そして何より戦争を愛し、求め続ける、狂信者とも言えるような、戦乱が生み出した一種の
精神異常者。
【過去】
前述の通り、数十年前の大戦争を生き残った祖国軍人であり、唯の二等兵から成り上がった叩き上げ。
彼が送り込まれた部隊は戦車大隊、其処で戦車の上へと乗り、最前線で戦う非常に死亡率の高いタンクデサント(戦車跨乗兵)として戦った。
正に死に物狂い、自分が何を撃っているのかすら分からない戦場、その地獄において、その戦争への狂信を開花させた。
大戦争終結時の階級は中尉、戦後RED COLD WARにおいて、少佐にまで昇格したが、その数年後にこれから先、あれ程の大戦争はもう二度と起こらないと悟り、軍を去る。
その頃には両親は天寿を全う、二人の兄弟、そして彼自身もまた家庭を持ち、現在に至っては曾孫まで生まれる程に恵まれた家系を持っていた。
然し、現在から数えて十年ほど前に突如として失踪。懸命の捜索活動も功を奏さず、結局行方不明のまま操作を打ち切られることになる。
つまりは、深い悲しみによる自棄や、崇高な目的を持たず、"唯単に戦争がしたいから"と言う理由ともいえない理由が、彼の現在の活動へと直結していると言う事。
其の為に全てを投げ打つ事まで出来ると言う事。その思想に、他者の介在の余地は一切無く、最早それは彼の"根本"を成している、と言う事が言える。
最終更新:2014年10月01日 20:07