「どれ、儂に任せい。 適当に見繕って呉れようぞ」
【変異刀匠】
貴方は1ロールにつき一振りの異能力を宿した刀剣類を創造できる。
一つの刀剣に宿せる異能力は一つまで、禁忌系統は不可とする。
この刀剣は他者へ譲与可能。
生成できる刀剣は、
種類が刀剣類ならば実在、架空を問わない。
サイズが小型ナイフ程度~刃渡り3mまで。
切れ味はなまくら~業物(斬岩は不可な程度)まで。
材料は実在する物質ならば紙やら金やらダイヤモンドやら何でもあり、
但し炎や雷といった非物質を材料にはできない。
また特別な異能を付与しない場合、耐久力や性質は材料と同質である。
機構は鎖、2つまでの稼働節、簡単な結合分離部位、よりも複雑な物の場合は、
一つの"異能力"として扱うこととする。
※異能力としてならチェンソーブレードやライトセーバーを創れる。
この能力者本人が刀剣類を扱う場合、
あらゆる異能力を無視して初心者級にしか扱えない。
※所持者に達人級の剣技を与える刀でも初心者級にしか使えない。
この能力によって創造された刀剣類は、
- NPCへ譲与される
- ロール終了時にこの能力者本人が所持している
- 一度譲与した人物から再度別の人物(この能力者本人含む)へ譲与される
以上3つの条件の内1つでも満たした場合、その瞬間に消滅する。
※純金製の大剣創っても売却はできません。
身体能力:逃げ足のみ異様に速い
相応に制限を掛けさせて頂きましたが
不壊の発砲スチロール製の大剣から純金製のナイフまで
創れるものの自由度は高いと思います
マック〇ウェルの不思議な剣・・・
斬岩以上の切れ味も異能力として付与可能です。
1.この能力で刀剣の修理は出来ますか?
→修理できた方が刀匠っぽいですね。可能とします
但し、"修理"のみです。異能の付与はできません
2.1がyesの場合、自身が作って譲渡した刀剣を修理する事は出来ますか?(条件その3に抵触するのか否か)
→条件3は他者へ譲渡し、それをもう一度譲渡してストックという行為を禁止する為のルールなので、修理が目的の場合のみ可能とします。
3.作成に必要な道具や材料は予め所持していても大丈夫ですか?
→イメージ的には道具を用いずにそのまま生成できる感じですが、道具があった方が良いならそちらでも良いです。槌とかを武器として使用しない事を前提とします。材料に関しては対象が多すぎるのでこちらは無空間から生成して下さい
4.異能力を宿さない、普遍的な刀剣は作れますか?
→種類、サイズ、切れ味、材料のみを指定して無能力の刀剣も作成可能です。材料の性質はそのままなのと機構の制限はご留意を
5.4がyesの場合、ロールを跨いでの作り置きは可能でしょうか?(1ロールに一振りの制限に含まれるのか否か)
→作り置きは不可とします
屋号:古今亭 刃金(ここんてい ばきん)刃物製作所・鍛錬場
名前、作刀銘:刃金也
年齢:不明
性別:不明
職業:鍛冶屋
従業員:1人
年収:不定
後継者、弟子:なし(特に募集していない)
【容姿】
おかっぱ姫カットの黒髪に黒目、小学生並の矮躯、常時和装。
こけしか日本人形のような和風幼女の外見をしている。
しかし声だけは嗄れた老人の其れであり、屈託のないにこやかな笑みと併せて、初見ではやや不気味なロリジジイ。
言動は年寄りそのもので、近頃はボケも進んできたのか、めっきり外出も少なくなってきた。
それでも時折我に返ったように工房に隠り、一心不乱に刀を打つ姿が見られる。
で、その後は関節痛で暫く寝込む。
普段は作務衣の着流し、仕事時は袴にたすき掛け。
【概要】
東の端の辺境より流れて来た刀匠。
見た目に反してその来歴は古く、長寿からの豊富な知識を蓄えており、治金薬学のみならず自然科学、機械工学、魔導呪術の類いにも造詣が深い。
その並外れた技術を生かし、過去には
【瞬迅脚刃】に
妖刀・瞬迅を与えたり、
【唯斬裂者】の溶鋼剣を設計開発したり、
【骨刃呪毒】の冥毒刀を喚び出したりした。
上記のラインナップから分かるように、対象の善悪問わずかなり手広く渡っていたよう。しかし無差別に配り歩いていた訳ではないらしく、何らかの理由がない限り自分から技を見せることは稀。
創る刀だけでなく刀匠自身も相当癖が強く、これと見込んだ相手にしかその腕を振るわない。
ただその相手すら一癖も二癖もある人物ばかりだったため、業界においては奇人変人の鼻つまみ者として有名。
昔に比べて仕事も減り、今はたまに訪れる嘗ての御贔屓筋と談笑に興じる余生を送っている。
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古今亭刃物製作所について |
帝国歴7年:大仏殿前にて開業
帝国歴15年:万国展示会にて金菊章受賞
帝国歴29年:初代古今亭、時の名工に認定される
帝国歴62年:2代目古今亭逝去
帝国歴67年:現在の場所に鍛練場を移す
【待ち文用】
街の中でも職人通りと呼ばれる古民家が建ち並ぶ場所の一本奥、10坪程の小さな家屋が多い中でも2階建ての一際古いその家屋は、隣に寄りかかるようにして漸く建っているような有様だった。
一目見ただけでは通り過ぎるもおかしくないくらいには地味であり。
唯一素性が分かるよう、出入口のガラス戸の古今亭製作所と書かれた紙も、風雨に晒されて少し剥がれかけている。
中を覗けば入口は土間であり、くすんだ空っぽのショーケースと、壁を挟んだ向こうに人一人が辛うじて腰を下ろせる小さな作業場があって、その奥にぼんやりと生活の明かりが見える。
土間を上がると直ぐにある、2階へ続く階段の先は暗く判然としない。
その間辺り、土間と引戸の段差に腰掛け壁に寄りかかって、留守番とおぼしき幼い少女が、埃っぽい室内ですやすやと寝息を立てていた。
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最終更新:2017年06月10日 17:40