「手繰りし糸に剣の舞、今やどっちも古臭いよねえ」
「ま、これしか持ち合わせがないからさ、――叶うなら、名演技を期待しとくよ」
名前 |
南瀬遥(のうぜ はるか) |
性別 |
男 |
年齢 |
26 |
分類 |
【特殊系】 |
誕生日 |
3月3日 |
身長 |
179.6cm |
体重 |
71.2kg |
趣味 |
人形遊び(ドールから指人形までなんでも) |
好き |
手遊び、ジュブナイル小説 |
嫌い |
あたまでっかち |
大切 |
妹 |
【縫維剣閃】(ほういけんせん)
あなたは物体を隠匿する異能を保有する。
だが異能強度というべきか、あるいは単純に出力というべきか、ともかく隠匿できる範囲がひどく小さいのだ。
長い糸を七本。それが隠匿能力の限界であり、これ以上のキャパシティを獲得することはできない。
しかしあなたは異能力の脆弱さを技術によって覆した。
絹糸のように柔軟でありながら鋼鉄以上の強度を有する特殊金属で造られた糸。
その先にそれぞれ専用の刀剣を一振りずつ結びつけることで、さながら操り人形のごとく合計七本の剣を自由自在に操ることを可能とするのだ。
糸の長さは十メートル程度、よって射程もそれに同じ。加えて糸は元来あなたが保有する隠匿の異能によって極めて視認が難しい状態になっている。
注意すべき点としては刀剣の斬撃の威力。卓越した操糸技術によって連携の巧みさは問題ないが、振り抜く剣士が不在のため斬撃の重さは高くない。
仮に相手が一般的な腕前の剣士であったとしても、真っ向から打ち合ったのならあなたの操る剣はあっさり打ち払われてしまう。
よって採るべき戦闘スタイルは剛ではなく柔、力ではなく技。刀剣群の連携をもって相手を追い詰め、鋭い一撃を見舞うことを狙うのが常道か。
自身も剣士としての腕前を持ち、自ら剣を取り戦うこともできる。
だが糸を操るために必ず片手は開けていなければならない。
所持武装:剣×7
戦闘技術:卓越した糸操りの技(操り人形などもできる)
中級の剣術
《以下、授与者様との質疑応答(原文ママ)》
Q1. 七振りの剣はデフォルトで所持していると考えて良いのでしょうか?
A1. デフォルトで所持しています。能力に
所持武装:剣×7
を追記させていただきます。
Q2. 隠匿の異能を使用しない場合、8本以上の糸を手繰ることは可能でしょうか?
A1. 可能です。
可能ですが、一瞬で無数の糸を戦場に張り巡らせて足場にしたりトラップにしたり拘束したり、
そういうことができてしまうとちょっと強すぎるかなと思いましたので、あくまでも糸操り(操り人形など既に糸を結びつけてある物体を操作する技術)に用途を限定させてください。
Q3. 複数本の糸を剣に結びつけることによって斬撃の威力を強化することはできますか?
A1. 可能です。最大で高い身体能力を持つ剣士の斬撃と同等の威力とさせていただきます。
概要
学校などの公共施設を転々としながら、糸繰りで人形劇を披露する青年。その素性は定かではないが技術と人柄からか評判は良く、食うには困らないほど。
マリオネットや小道具などが入った大きなキャリーケースを転がしながら、街をふらふらと歩いている。曰く「妹に会えたらラッキー」だから。
キャリーケース内には七振りもの剣が仕込まれており、ちょこちょこと子どもたちにバレてはごまかせていないごまかしをする。剣は傀儡子の師に習ったらしい。
その腕も見込まれて、そちらの依頼も少しだけ請け負っているようだが、あまり乗り気ではないため、相場よりも少し上の報酬を要求している。
少年期は某国諜報機関に所属し、その仕込み糸と剣術、「隠匿の異能」で活躍した。
性格
温厚篤実に振る舞うが基本的に他人に興味はなく、親切なのは「その方が面倒にならないから」。
素の彼は厭世家で皮肉屋。仕事柄からか気取った言い回しを好む。
能力者との戦闘に対しては積極的ではないが、それは事後処理のことを考えているため。リスクヘッジが十分に為されているなら、ある程度ノリノリで戦ってくれるだろう。
妹に関して、並々ならぬ家族愛があるらしい。
容姿
黒髪のミディアムショート。髪質は柔らかく、癖もない。
目鼻立ちはくっきりしているがパーツは小造りで、柔和な印象を与える。
Gパンと革靴を好み、「隠匿の異能」の為か、暗い紺のダッフルコートを年中着込んでいる。
最終更新:2020年01月09日 00:07