開発コード:Synchrotron(シンクロトロン)
学術呼称:手旗信号
性別 |
男 |
年齢 |
22 |
能力分類 |
【操作系】 |
身長 |
175 |
体重 |
60 |
頭髪 |
グレー |
服装 |
黒を基調としたスーツ |
装備 |
ミスリスシース、【半度手腕】の形見の黒剣 |
趣味 |
能力開発、教育 |
好き |
物理、会話になる人間 |
嫌い |
身の程をわきまえない人間、虫 |
所属 |
『ジェイル』特務部『零』 『ランカーズ』NO.2【背理】 |
─Details─
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背景 |
背景
幼い頃から“学園”教育を受けていて、特に数学と物理の分野で秀でた才能を開花させる。
能力も自身の得意な分野のものが現出した。
学生時代は学園内でも屈指の能力者としてその名を轟かせていた。
18歳になったとき“学園”への恩返しとして、そこと密接な繋がりを持つ『ジェイル』に入る。
“学園”での堅実な能力開発が報われてか、能力の汎用性が買われ1年程で隊長格へ昇格を果たす。
しかしすぐに地獄を見ることになった。
“大脱走”で先輩の隊長格や後輩の隊員が数多も死んでいくのを目の当たりにしたのである。
この事件を機に心に大きな傷を負うが最近は立ち直り、あのころの『ジェイル』を取り戻すために日々尽力している。
最近は学園で理科の教師を任されており、ジェイルに顔を出す頻度が落ちているのが悩みの種。
月日が経ったある日
教え子全員が学園の研究機関によって消される。
学園の教師数人で研究機関を潰しにかかるもたった一人の得体のしれない能力者による壊滅。
この事件を契機に所謂「表」の世界の人間と自分のような「裏」の世界の人間が接点を持つことに懐疑的になる。
ある日、強力な能力者が組織されているという『ランカーズ』の噂を耳にする。
『ジェイル』以外にも自分を高めることができる魅力的な組織に思われた。
即日加入。
新米とはいえジェイル創設メンバーということが買われて当時欠番だったNO.19に位置づけられるが、後日行われたメンバー顔合わせで高慢な態度をとっていたリーダー格の人間にランカーマッチを申し込み、撃破。
あとから本人は知ったことだが撃破されたランカーはNO.2であった。
ゆえに、快く思っていない人間も多い中、規定によりNO.2へと昇格した。
二つ名の【背理】はこの世の理に背いたその両手から名づけられた。
新たにジェイル内に設置された特務部『零』に異動し、執行部が表立って出来ない汚れ仕事や、部隊に囚われないフットワークの軽さを利用して執行部の仕事が円滑に運ぶよう動くこととなった。
なお『零』は公表されていない。
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容姿、性格等 |
容姿、性格等
容姿
黒を基調とした極ありふれたスーツに、あまり鍛えている様には見えないスラっとした身体で、髪型はグレーのセミロング。
腰に艶のある漆黒の鞘と対照的に艶のない闇色の剣を携える。
全体的に漆黒で纏まっているのは「どんな色にも染まらない」という意味が込められている。
性格
性格は非常にきまぐれ。自分を「最低の人間」と称するが、無害と判断した者には極力手を出さず、脅威にならないと判断した者は見逃すことも。
一方で、自分の目的及び行動を阻害する存在には容赦しない冷酷な一面もある。
また、「表」の世界にいる人間が「裏」の世界と関わりを持つことを酷く嫌う傾向にある。
これは過去に自らの教え子が「裏」側に殺されたことに起因している。
一人称は「俺」であることが多い。
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能力 |
能力
『手首より上で触れた非生命体のベクトル操作』
“非生命体”の範囲は本人も完全にはわかってないらしく、今後の能力使用で確立されていくだろう。
操作判定は手首を極めて薄い膜が覆っておりその膜に触れるとベクトル操作ができるというイメージであり、例え炎をベクトル操作しても火傷することはない。
また、操作の対象をマクロにもミクロにも認識できる。
つまり鉄球があった場合ベクトル操作の対象を「鉄球」としても「表面のFe(鉄原子)」としてもよい。
運動量や熱量などの大きさの変化量が大きければ大きいほどより多くの演算が必要となるため正確な制御が出来なくなる。
デフォルトでは両手とも極めて少ない演算量で済む《反射》に設定されているが、黒剣を管理するようになってからは呪詛の抑圧と剣の制御のために剣を持つ場合は《相対速度ゼロ》が基底の演算状態となっている。
Q.《相対速度ゼロ》とは?
A.ベクトル操作で石ころを時速100kmで射出することは出来ます。
ベクトル操作で石ころを時速1kmで射出することも当然出来ます。
では石ころを時速1kmで射出すると同時に自らの手も時速1kmで動かしたらどうなるでしょう。
時速1kmで進む石は同速度で進む手によって常にベクトル操作を受け、結果として手が石から離れるまでひたすら時速1kmで進むことになります。
これの応用で石ころを「手の動きと同速度で射出する」としてベクトル操作したものが《相対速度ゼロ》となります。
常に手の動きと同速度で動くことを命令された物体は操作者(【手旗信号】)に重さを感じさせることなく手の動きと完全にシンクロすることとなります。
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能力の使用例 |
能力の使用例
- 弾丸の反射
- 石礫の射出
- 構成粒子の運動速度を上昇させることによる物質の融解
- 大気中の水分子の運動速度を低下させることによる氷の生成
- 空気に瞬発的かつ爆発的な初速を与えることによって起こす衝撃波
- 断続的な空気のベクトル制御による暴風
- 反作用の反射による硬度無視の破壊攻撃
などなど
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装備 |
装備
【半度手腕】が所持していた黒剣で、元同僚の形見として引き継ぎ、管理している。
強力な呪詛がかけられていて、ベクトル操作なしの素手で触ると精神汚染が始まる。
切れ味は岩に易々と突き刺さる程度で、なぜか刃こぼれしない。
刀身には『最狂、ここに没…』と刻まれている。
ジェイル裏手の大穴の最深部にて発見。
【デビルマスター】に作って貰った、収められた剣の呪詛を一時的に抑える漆黒の鞘。
但し一度鞘にしまうと、かなり時間が経たないと剣は抜けない。
むりやり抜くことも出来るが、その場合それまで抑えていた分の呪詛が一気に溢れ出る。
五回納刀すると壊れる。
なおこの鞘には安全のためロック機構があり、ロックして納刀している状態ではいくら振っても剣は抜けない。
現在は5回納刀して鞘が壊れてしまった。
黒剣の構成原子の運動量をベクトル操作することで、極低温まで温度が下がった黒剣の周りに氷を纏わせた擬似的な鞘。
鞘自体はただの氷なので接触してもほぼ無害。
戦闘中に割れることもあるが、割れたそばから氷が再構成されていくので実質破壊不可。
安全装置としての鞘が不要であると判断された相手に対しては、逆に黒剣の温度を上げて氷を溶かし、刃が顕になった黒剣が牙を向く。
現在は使用していない。
【未完神器】に創ってもらったミスリル製の黒い鞘。
黒剣の納刀にもビクともしない大業物である。
ちなみに一緒に記念ペンダントも貰った。【手旗信号】と書いてある。
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覚醒 |
覚醒
両腕、両脚までベクトル操作判定が拡大
演算速度の著しい上昇
〔発動条件〕
なんらかの負荷で演算ができなくなり、ベクトル操作なしの素手で呪黒剣を掴んだとき。
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今日訪れた人 -
昨日訪れた人 -
- 虫ふえてらw -- いもむし (2011-02-20 05:46:38)
}
最終更新:2011年04月08日 02:52