シナリオ 7月15日(日曜日)・そのC7
酔いも醒めて目も覚めて
せえら「……ん」[pcm]
真緒「……すぅ、すぅ」[pcm]
せえら「………」[pcm]
せえら「……あら?」[pcm]
せえら「………」[pcm]
せえら「!!!!!!!」[pcm]
真緒「ん……」[pcm]
せえら「ななななな、なんでセンコーがワタクシと寝てますの!!!!」[pcm]
真緒「……あ、おはよう、今何時?」[pcm]
せえら「どどど、どういうことですの!! メイドちょーー!!」[pcm]
真緒「ぇ……」[pcm]
真緒「ん……」[pcm]
メイド長「こ、これはいったい……」[pcm]
真緒(あ……ぼくもあのまま)[pcm]
真緒「あ、いや、これは、その」[pcm]
せえら「そんなことが……まぁ、お酒も久々なものでしたから」[pcm]
八十記に事の経緯を話す。[lr]
コンビニで酔っ払いここまで来た事。[lr]
そして、この部屋で起きた事。[pcm]
さすがに真実を話せるわけもなく、疲れていつのまにか寝てしまったという事にした。[pcm]
当然、八十記が甘えてきた事も内緒だ。[pcm]
せえら「酔っていたとはいえ、ずいぶんと破廉恥な……」[pcm]
真緒「はは……ごめん」[pcm]
メイド長「……何もしていませんね?」[pcm]
真緒「当たり前です。生徒に手を出すなんてしませんよ」[pcm]
せえら「………」[pcm]
メイド長「……怪しい」[pcm]
真緒「ほ、ほんとですって!」[pcm]
せえら「メイド長、その辺でよろしいですわ」[pcm]
メイド長「ですがお嬢様、許される事では御座いません」[pcm]
せえら「いいえ、許してさしあげましょう。今回ばかりはワタクシにも非がありますし」[pcm]
メイド長「………」[pcm]
真緒「あ、ありがとう」[pcm]
せえら「でもいくら眠いからと言って、ワタクシの隣で寝なくても……」[pcm]
真緒「いや、その、ほんとごめん。[l]でも何もしてないからな?」[pcm]
せえら「わ、分かってますわよ。何回も言うんじゃにゃーです!」[pcm]
なんとか潔白は信じてもらえたようだ。[lr]
ほんと、メイド長に殴られなくて良かったよ。[pcm]
メイド長「お嬢様、要先生、そろそろ」[pcm]
せえら「ですわね、帰りますわよ」[pcm]
真緒「ああ、そうだな」[pcm]
長い半日がようやく終わる。[lr]
どこかほっとした気持ちで八十記の家を後にした。[pcm]
最終更新:2010年07月19日 07:50