シナリオ 寮長ルート 7月15日(日曜日)・その5
打ちひしがれて
せえら「あら? 帰ってきましたわね」[plc]
奏「おかえりセンセ! 寮長!」[plc]
寮長「ただいま」[plc]
真緒「……ああ」[plc]
せえら「……なんですの?」[plc]
奏「なんか暗いし」[plc]
寮長「え? そんなことないですよ?」[plc]
せえら「まぁ寮長はいつもの寮長ですけど、
この馬鹿センコーはどうしましたの?」[plc]
寮長「疲れてるんだと思いますよ。私が色々引っ張りまわしましたから」[plc]
せえら「ふふ、寮長もやりますわね」[plc]
寮長「そんな……」[plc]
真緒「………」[plc]
奏「ね? センセ? ほんとにどしたの?」[plc]
真緒「……いや、ちょっと疲れてるんだ」[plc]
奏「だいじょぶ? ご飯はどうする?」[plc]
真緒「……うん、今日はもう寝るよ」[plc]
せえら「まったく情けないですわね」[plc]
真緒「……そうだな。情けないよ」[plc]
せえら「センコー?」[plc]
奏「なんか変だし」[plc]
寮長「………」[plc]
真緒「じゃ、ぼくは行くよ」[plc]
寮長から逃げるように食堂を後にする。[plc]
今は、一人になりたい……[plc]
部屋に戻るとすぐベッドに倒れこんだ。[plc]
枕に顔をうずめて、今日あった事を思い返す。[plc]
何かに悩んでいる寮長。[lr]
でも力になれない自分が情けなかった。[plc]
それに……ぼくの言葉を遮った寮長。[lr]
少し考えてみれば分かるのに、今頃になって分かった。[plc]
あれは、拒絶されたんだ。[plc]
そう、ぼくは振られたんだ。[lr]
告白する事すら出来なかった……[plc]
思い出せば出すほど、どんどんみじめになっていく。[plc]
実際そうなんだから、もうどうしようもない。[plc]
ぼくはこれからどうしたらいいんだ……[plc]
最終更新:2010年07月15日 22:31