大区わ
月明かりが剣に反射して綺麗だ。
戦いすら美しく感じさせるほどの綺麗な月明かり。
こんな日に月をみながらVIPでもしたら
さぞ気分がいいんだろうな、とブーンは思った。
剣を交えお互い一歩も退かないぬことでっていう。
そして横でみっともない体勢でそれを見つめるブーン。
(;^д^)「んん……! なかなかいいね、新参のロリねこさん」
(*;゚ー゚)「ぐうぅ……どういたしまして……!」
どちらも顔は笑っているが、
剣を握る手は振るえ、額からは汗が流れている。
互いの力は互角に見えた。
が、でっていうが突然ニヤけたかと思うと、次の瞬間
でっていうの手が光りぬこの剣を弾く。
(*;゚ー゚) 「ぐっ」
そしてすぐさまがら空きになったぬこの腹に蹴りを入れる
ぬこは吹っ飛ぶ。
でっていうは追い討ちをかけようとしたが。
ぬこは綺麗に受身を取り、サッと距離を取る。
(;^ω^)「はわわわわわわわわ」
この隙にブーンはさっさそこから離れる。
(;^д^)「すばしっこいなー」
(*;゚ー゚)「ふん、シャープスか油断した。接近戦は無理そうだね……なら」
そう言うとぬこは地面にに黒い玉を投げつける。
すると玉から大量の煙が出てきた。
煙がぬこの姿を隠す。
(;^ω^)「!」
( ^д^)「煙玉……ねぇ」
すぐに煙の中から3つほど手裏剣が飛んでくる。
(;^д^)「おわっと」
でっていうは剣でそれを全て弾く。
(;^д^)「おいおいこんなもんで倒せるとおもってんのかーってあれ?」
でっていうは気がついた、煙の中にぬこの気配が無いのだ。
そしてとっさに後ろを向く、が遅かった。
(*;゚ー゚)(もらい!)
ぬこの剣が、でっていうの首を貫こうとしていた。
(;^ω^)「でっていう!!!!!!!」
(;^д^)「……!」
( ^д^)「な・ん・ちゃっ」
でっていうはコロッと表情を変える。
するとでっていうは今までとは比べ物にならない速さで剣を避けた。
(*;゚ー゚)「なっ!?」
そしてぬこの手を掴み、思いっきり―――
( ^д^)「て!!!!」
握りつぶす。
(*;゚ー゚)「ぐぁああ」
ボキボキと乾いた音がする、同時に痛みに耐え切れずぬこは剣を落とす。
( ^д^)「いやーごめんね」
(*;゚ー゚)「ぐっ! な…んで!」
( ^д^)「いやーだって下手に実力出したら逃げちゃうでしょ。忍術系じゃ捕まえられるかわからないし」
(*;゚ー゚)「じゃあ……最初に剣を交えたときも、焦ったような表情も!」
( ^д^)「ぜーんぶウソ! 新参なんかにいい勝負されてたまるか!」
(*;゚ー゚)「くそぉぉぉぉぉぉぉぉおお」
( ^д^)「はいはい。っしょっと!」
でっていうはぬこをひょいと投げ捨て、剣を突きつける
(*;゚ー゚)「うっ」
( ^д^)「はいじゃあ教えて、何で梅しそを狙った? まさか装備狙いとか言うなよ」
(*;゚ー゚)「はぁはぁ……、ふぅーわかったわよ。あーあ、まさかアホと聞いてたでっていうがこんなに強いなんてね」
( ^д^)「無駄口叩くな、質問だけに答えろ」
(*;゚ー゚)「はいはい」
すこし呼吸を整えた後、ぬこはポケットからなにか取り出そうとする。
( ^д^)「待て」
(*;゚ー゚)「まぁまぁ、ちゃんと説明するから」
そういってゆっくりと飴玉のような物を取り出す。
( ^д^)「あめ……だま?」
(*;゚ー゚)「実は梅しそを狙ったのにはこの飴玉が関係しててね、実はこれ……」
ぬこはニヤける。
(*;゚ー゚)「閃光玉なのよ!!!!!!!」
そして飴玉を地面に力いっぱいたたきつけた。
すぐに玉が光りを放ち、でっていうとブーンはとっさに目を瞑る。
目を開けたときにはもうぬこの姿はなかった。
( ^ω^)「……」
( ^д^)「……」
ブーンはでっていうに駆け寄る。
( ^д^)「すまんこwwwwwwwwww完璧油断したwwwwwww」
( ^ω^)「ででででででっていうwwwwwwwwwwww」
( ^д^)「だってwwwww飴玉wwwwwwwwっうぇwwwwww」
( ^ω^)「あぁ、ガムやるよ」
( ^д^)「なつかしす」
(;^ω^)「で、どうするお」
( ^д^)「とりあえず町にもどろうぜ。ぬことか言う奴の話が本当なら梅しそはうまく逃げられたみたいだし、宿屋にもどってるだろ」
(;^ω^)「おっ……、じゃあ宿屋で待ってればよかったお」
( ^д^)「まぁいろいろ経験できただろうし、よかっただろ。そんじゃ町まで走るぞー」
(;^ω^)「ふひひぃい! またはしるのかお」
―15分後
ブーンとでっていうは宿屋に戻ってきた。
だが置手紙を残したあの部屋には梅しその姿は無かった。
(;^д^)「アルェー?」
(;^ω^)「はぁはぁ、いな……い」
親父に聞いてみても梅しそは戻ってきてないらしい。
ブーンとでっていうは町を探してみるか迷ったが
今日のところは宿屋で待つことにした。
ブーンは戦った疲れと走った疲れのせいで倒れるようにベットに横になる。
そしてそのまま眠りについた。
―次の日の朝
「というわけだ」
(;^д^)「はぁ!? なんだそれ! てかなんでおまえは……」
でっていうの馬鹿でかい声で目を覚ます。
(;^ω^)「うーん……うるせぇってあれ?」
一瞬ブーンの目にカバが映った、が、さっさとどこかに行ってしまった。
でっていうがわざと派手に足音を鳴らしながら寄ってくる。
( ^д^)「起きたか。おい、梅しその居場所がわかったぞ!」
( ^ω^)「むにゃ、マジかお!」
( ^д^)「ああ、サンドラにいるらしい。カバが教えてくれた」
(;^ω^)「サンドラ……?」
(;^д^)「あーもーまんどくSEEEEEEEEEEEE」
( ^д^)「サンドラっていうのはな、このロザリアの隣にある町だ。ショタコン国の領土だな」
( ^ω^)「(国名のことはあえてだまっておくお)ショタコン国っていうのは」
( ^д^)「”やぁ”が国王だった大国だ」
(;^ω^)「だった、っていうのは……」
( ^д^)「つい三日前、急に病気で亡くなったらしい」
(;^ω^)「……」
( ^д^)「それで国王代理だった梅しそが、急遽サンドラへむかったそうだ、と」
( ^ω^)「国王代理!?そんなにすごい人だったのかお」
( ^д^)「まぁね、実は俺やカバより位は上だしNA」
( ^ω^)「説明不足だろ……常識。つまりおまえとカバさんもショタコン国なんだお?」
( ^д^)「そうそう!そのとーり」
( ^д^)「おれもこの事実を知ったからには国に戻らんといかん。そこでだ、お前も一緒に来い」
( ^ω^)「!」
( ^д^)「もともとおまえの面倒見るって言い出したのは梅しそだ。俺はおまえを梅しその所まで送り届けなきゃならない」
( ^ω^)「わかったお」
( ^д^)「じゃあ今すぐ行くぞ!」
(;^ω^)「今すぐ……だと」
( ^д^)「途中、カバも拾っていく」
(*^ω^)「準備できたお、はやく行くお」
宿屋を出て鍛冶屋に向かう。カバが待っていた。
カバはきたか、と言い右手を振る。
( ゚∀゚)「さて、行くか。お、ブーン君も?w」
( ^ω^)「よろしくおねがいします!」
( ^д^)「はいはいうほうほ。行くぞ」
( ^ω^)(それにしても自国の国王がなくなったっていうのになんだかなー)
ロザリアからサンドラへ行くには平野を抜けなければならない。
そんなわけでブーンたちは平野を走っていた。
(;^ω^)「ふとおもったんだけど、はぁ……! 国王代理なんて人が別の国で呑気に薬草取りなんかしててよかったのかお?」
( ^д^)「平和だったからな、ホント戦争なんてこの世からなくなったと思えるほどに」
( ゚∀゚) 「まさか日々侵略のチャンスを窺ってたなんてな……」
(;^ω^)「ちょ、ちょーとまって、ぜんぜんわからんお」
( ^д^)「ああ、国王が亡くなった事がもう一つの大国に知られたらしい。今までも平和を装って侵略のチャンスを窺ってたらしいんだがな、今度は堂々と宣戦布告するみたいだ」
(;゚∀゚) 「ショタ国に敵国の忍者が潜入していたようなんだ! まったく町の守備は何をやってる!」
( ^д^)「すっぽかして遊んでた俺らが言えるセリフじゃないけどな」
( ^д^)「でさ、思ったんだけどぬこっていたじゃん?」
( ^ω^)「はぁ……! あぁあのロリ!」
( ^д^)「そいつもしかしたら今回の件で梅しそを狙ったのかもしんね」
( ^ω^)「!」
( ^д^)「国王が亡くなり、さらに国王代理も居なくなればこっちの指揮は完璧オワタ。それで国王にでも命じられてきたんだな」
(;^ω^)「なるほど……はぁ……! ところでその、一体国っていくつあるんだお」
でっていうとカバは顔を見合わせる。
( ゚∀゚)「んーまずはやぁ国王のショタコン国、僕たちの国ね。それでショタ国を狙ってる国がVIP先生国王の論破王国」
( ^д^)「で、領土も戦力も大したこと無いぬこ姫ksk国王のまんこ国、同じく夢ムラ国王のかれーうどん国。この四つだな」
(;^ω^)「お、最後二つなm……」
( ^д^)( ゚∀゚)「それは覚えなくていいです」
(;^ω^)「おっ」
一方、ここは論破王国王室。
?「先生、ぬこがしくじったようです」
?「く、やはり俺が行けば!」
?「いいよ、できれば成功させておきたい程度の任務だったからな、お前たちの出る幕じゃあないよ」
?「では、予定通りショタ国に侵略を」
?「三日後にする。国王が亡くなった今が最大の好機! 国王代理など恐れるに足らん」
?「「ハッ!!」」
?「論破国の全国民に知らせろ! 天下は私たちのものだ!」
?「「了解!!!!」
(`・ω・´)「まかせたぞ……ごうけん、
ばよえーん」
( ´∀`)「天下は我らに……いくぞばよ」
( ´_ゝ`)「おk」
その日、論破王国には歓声の声が絶えず響いた。
最終更新:2008年02月02日 19:43