ここはかれーうどん国。
領土はルアンダ一つ、国民はたったの5人という非常に小さい国。
産業も発展してなければ戦力も大したことなく、ただただ論破かショタに滅ぼされるのをまっている状態だ。
( ,,゚Д゚)「ふう……」
国王、夢ムラは王室の窓から景色を眺めながら悩んでいた。
3日後に論破がショタを攻撃すると言うことはもう知っている。
この二つの大国がぶつかり合う中、かれーうどん国はどうするか?
実は、隣国まんこ国とは極秘に同盟を結んでいた。
二つの国が力を合わせれば戦力は倍以上になる。
だがそれでも、あの二つの国の力には及ばない。
戦争は何が起こるかわからない
玉砕覚悟で突っ込むか、それともどちらかの国に就くか。
ドンドン!
荒いノックの音がした。夢ムラはすこしハッとする。
( ,;゚Д゚)「! ……入れ」
兵士が息を切らしながら入ってくる。
( ,,゚Д゚)「騒々しいぞ、どうした」
兵士「…はぁっ! た、大変です。今、ぬこ姫ksk様が来られて……まんこ国が襲撃されたようです!」
( ,;゚Д゚)「なんだと!? それでぬこ姫は!」
兵士「大広間にいます!ぬこ姫ksk様はどうにか無事だったようです!」
( ,;゚Д゚)「……わかった。俺はぬこ姫kskの所に行って話しを聞いてくる。お前らは要塞へ行き守備に入れ!」
兵士「は、はっ!!!!」
兵士はその言葉を聞くと、すぐに部屋を後にした、
夢ムラは大広間へと足を急がせた。
(´・ω・`)「夢ムラ」
( ,,゚Д゚) 「ぬこ姫! ……一体どうなっているんだ」
(;´・ω・`)「論破だ! もう俺の国は制圧された」
( ,,゚Д゚) 「論破だと!? 何人だ?」
(;´・ω・`)「……二人、ごうけんにばよえーんだ」
( ,;゚Д゚)「なっ!? なぜあの二人が!」
(;´・ω・`)「ショタ襲撃までの暇つぶしだそうだ、ふざけやがって。かれーうどんにも来るみたいだぞ、戦闘体勢を!」
( ,;゚Д゚)「戦闘体勢はもうとってある! だが……あいつらが相手では」
(;´・ω・`)「逃げ場はないんだ! こうなったら全員でかかるか。いくらあいつらでも人数ではこっちの方が圧倒的に勝っている」
( ,;゚Д゚)「むぅぅううう」
突然バンと扉が開いた。
二人はとっさに構え、警戒した。
そこにいたのは必死な顔をしたかれーうどん国の兵士だった。
兵士「こ、国王お逃げくだs」
そういった瞬間、兵士の首がゴトンと床に落ちた。
兵士は首から勢いよく血を噴出し、倒れる。
( ,;゚Д゚)(;´・ω・`)「「!!!!!!!!!!」」
その後ろには二人の男が立っていた。
( ´_ゝ`) 「弱い、いや俺達が強すぎるのか」
( ´∀`)「お、いたいた。夢ムラに……逃げたぬこ姫kskちゃん」
夢ムラとぬこ姫は後ずさりする。
夢ムラが口を開く。
( ,;゚Д゚)「……守備に向かわせた国民は?」
( ´∀`)「5人殺った。あれで全員?」
( ,;゚Д゚)「……」
( ´_ゝ`)「さて、さっさと殺ろう。建国王に
まんこ伝説……おれをガッカリさせるなよ」
ばよえーんがレイピアを構える。
それに対し夢ムラとぬこ姫も武器を構える。
夢ムラは鎌、ぬこ姫は剣だ。
すこし遅れてごうけんも構える。
ごうけんは武器を出さない。素手で戦うようだ。
( ´∀`) 「ぬこ姫は俺がもらうね」
( ´_ゝ`)「おk」
ごうけんとばよえーんはゆっくりと獲物に近ずく。
(;´・ω・`)「素手……、なめやがって」
( ´∀`)「なめてるのはどっちかな、くくく……」
もう戦う以外ない。
夢ムラとぬこ姫は覚悟を決めた。
( ,;゚Д゚)「うぉらぁあああああああああああ!!!!!」
―ショタコン国王室
川 ゚ -゚)「さて、すまなかったなブーン。私が面倒を見ると言ったのに急に国へ戻ってしまって」
( ^ω^)「いえ、急な用事だったようですし、それにこうしてまたすぐに会えたんですから。気にしてないですお」
川 ゚ -゚)「む……すまない」
梅しそは申し訳なさそうにうつむく。
すこし気まずくなったので、ブーンが口を開く。
(;^ω^)「あ、あの。そういえば入国の件は……」
梅しそはパッと顔をあげる。
川 ゚ -゚)「ああでっていうから聞いている。だからさっき自己紹介させただろう」
(;^ω^)「おっおっ」
川 ゚ -゚)「改めて聞くが、本当に入国するんだな? 入国すれば必ず戦争に参加することになる。
戦争になれば、おまえがギリギリで倒したあのデュラハンをはるかにしのぐ相手とも戦うことになるかもしれん」
改めて聞かされると、またすこし怖くなった。
だが、ブーンはもう決めたのだ。
梅しそに恩返しをすると。そのために、戦うと。
( ^ω^)「入国します、もう決めたんですお」
ブーンの返事に、梅しそはフッと微笑む。
川 ゚ -゚)「いい眼だ。よし、今からお前は正式にショタコン王国の国民だ!」
( ^ω^)「はい!」
川 ゚ -゚)「そこで早速だが……」
梅しその声と被って廊下の方から足音がする。
足音が王室前で止まると、ドアが勢いよく開きでっていうが入ってきた。
( ^д^)「特訓だ! ブーン」
(;^ω^)「!!」
川 ゚ -゚)「そういうことだ」
梅しそはゆっくりと椅子から立ち上がった。
ブーンたちは平野にやってきた。
平野と言っても街の近くなのでモンスターは出ない。
そして広いので、”特訓”には最適な場所だ。
ついて早々、梅しそが口を開く。
川 ゚ -゚)「さて、報告によると論破王国の侵略は三日後だそうだ。その間、ブーン。おまえをみっちり鍛える」
( ^ω^)「お、お願いしますお」
( ^д^)「おまえいい武器持ってるし成長も早いから、本格的にやれば結構なところまでいくかもよー?」
(*^ω^)「ふひーひ」
ブーンはすこし照れる。
( ^ω^)「あれ、でもいいんですかお? お二人も訓練とかしないで」
二人は顔を見合わせる。
川 ゚ -゚)「私たちは限界まで訓練してるからな、必要ない」
( ^д^)「そういうこと。三日間ずっと面倒見てやるから感謝しろ」
川 ゚ -゚) 「私は今日しか見れんがな。国王と言うのは案外忙しいのだ」
(;^ω^)「てことはその間またでっていうと二人っきり……」
( ^д^)「おう」
(;^ω^)「!!!!」
川 ゚ -゚) 「安心しろ、ショタ国民はいいやつばかりだから、ほかにもお前の助けになってやろうと言う奴は何人か居ると思うぞ」
(#^д^)「安心しろってなんだよwwwwwっうえwwww」
川 ゚ -゚)「それにしてもでっていう、今回はやけに積極的じゃないか」
( ^д^)「ああ、なんかいいじゃん。弟子と師匠みたいな……そんな感じ!」
でっていうはいつも以上にニコニコしていた。
川 ゚ -゚)「さて、まずはそうだな……ブーンちょっと剣を抜いてみろ」
( ^ω^)「? はい」
ブーンはとりあえず指示に従う。
剣を抜き終えると同時に神風が発動し、足が光る。
(;^ω^)「おわお! これどうにかならんのかおー」
それをみて梅しそは眼を鋭くする、そしてブーンの足を指差した。
川 ゚ -゚)「それだ。お前は魔力をコントロールできていない」
(;^ω^)「へ?」
ブーンは首を傾げる。
川 ゚ -゚)「今のお前の状態は……そうだな、お前の全魔力を10だとすると武器の
アビリティのせいで足に魔力が10、つまり全ていっている状態だ」
(;^ω^)「むむm」
川 ゚ -゚)「つまりどういうことかわかるか?」
ブーンはうーんと唸る。
(;^ω^)「足が……はやくなる」
川;゚ -゚)「間違ってはいないんだが……いいか、足に全魔力を使っていると言うことは、他の所にまったく魔力を使えないと言うことだ。
それではただの足が速いだけの馬鹿だ」
(;^ω^)「ど、どうすればコントロールできるようになるんですかお」
川 ゚ -゚)「武器アビリティの場合、強制的に体に流れてる魔力を足に集中させられてるわけだから……それに"逆らう"感じだ」
(;^ω^)「逆らう……」
川 ゚ -゚)「まぁ実際にやって、自分の体で感じてみろ」
(;^ω^)「わかりましたお」
ブーンは目を閉じ、スッと構える。
わかる、たしかに自分の中に流れているなにか、魔力か。
それが足の方に集中していってるのが。
梅しそが言った”逆らう”、それを意識して―――
( ^ω^)「はぁぁぁ……」
ブーンは静かに、自分の中に流れる魔力と戦う。
逆らう、そう逆らう。逆らう逆らう逆らう。
その言葉だけがブーンの頭を埋め尽くす。
(;^ω^)「おぉぉぉお」
ブーンの体がすこしずつ、うっすらと光に包まれる。
川;゚ -゚)(……! 少しずつだが他の部分にも魔力が流れてきている……もうコツをつかんだか)
梅しそはあえて声をかけない。
おそらく声をかけたところで今のブーンには聞こえないだろう。
仮に聞こえたとしても、邪魔になるだけだ。
ただじっと、温かく、見守る。
(;^д^)「も、もうコツつかんじまったっつうのかよ……はえー」
でっていうも思わず言葉を漏らす。
その時、後ろから足音がした。
梅しそとでっていうはバッと振り向く。
足音の正体はのうぇだった
从*゚∀从「国王、こんなところにいた。うわっ、修行? まぁそんなことはいいんだけど……
ちょっと話がある、ここじゃなんだから、ちょい来てくれない?」
川 ゚ -゚)「む、いいところだったんだがな、わかった。でっていう! あとは任せたぞ」
(;^д^)「あ、ああ」
のうぇと梅しそは駆け足で街の方へ戻っていった。
それを見届けるとでっていうは再びブーンに目をやる。
するとでっていうは驚いた。
さっきよりもさらに、光がブーンの体を包んでいた。
ブーンの魔力を10とすると、おそらくもう7くらいコントロールできている。
(;^д^)(こ、こいつ。マジかよwwwwwっうえwww)
( ^д^)「……でも、本当に難しいのはそれを維持することだぜ」
(;^ω^)「んんんんんん!」
( ^д^)「おいブーン」
(;^ω^)「なんだお! 今あんまり話しかけるなお」
( ^д^)「おーおー集中してる所悪いんだが、ちょっとその状態で走ってみろ」
(;^ω^)「こ、このままかお」
ブーンはゆっくりと走り始める。
しかし3メートルほど走ると、ブーンを包んでいた光はまたすこしずつ足の方へ集中していった。
ブーンは焦る。
(;^ω^)「お、おお!? くっそ」
さっきの状態を取り戻そうと立ち止まる。
それを見てでっていうはどこか安心したようにニヤける。
( ^д^)「おいおい、いくらコントロールできてもそれを維持できなきゃ戦いでは使えないZE」
ブーンはうつぶせに倒れこむ。
(;^ω^)「はぁ……はぁ……むずかしいお」
(;^д^)「難しいって、おま。まだ初めて十何分くらいしか経ってないんだぞ。
俺もあぁは言ったものの10分である程度コントロールできるようになるって言うのは相当すごい」
(;^ω^)「おっ。でっていうはどれくらいでコントロールできるようになったんだお」
( ^д^)「んーおれの場合はお前と違ってな、”逆らう”じゃなくて”集める”んだ。
まぁお前のより簡単なんだけどNE。それでもまる三日は掛かったかなあ」
( ^ω^)「!」
( ^д^)「さらにそれを維持するには一ヶ月以上掛かったかな。わかったか? 自分の凄さが」
(;^ω^)「うーん」
( ^д^)「まぁ、なんだ。とりあえずお前は凄い。そんなわけだからガンガレ! さー再開再開!」
でっていうは手をパンパン叩き、ブーンを起こす。
( ^д^)(こりゃあ三日後が楽しみだな)
ブーンは再び、剣を構えた。
―かれーうどん国大広間
大広間には、鈍い音と悲鳴が響いていた。
( ´∀`)「あー……やっぱ戦いってのはさ、自分の体で感じるのが一番いいよ、ね!!」
ドスッと、ごうけんはぬこ姫kskの腹に一発入れる。
(;´・ω・`)「グブッ」
( ´∀`)「それにしても、こいつ思ったよりやるね。左腕ちょっとかすっちゃったよ」
( ´_ゝ`)「俺も顔面に蹴りを一発食らった」
ばよえーんは倒れている夢ムラの首を掴み、持ち上げる。
そしてレイピアの切っ先を、心臓に向けた。
( ,;゚Д゚)「ゲホッ! くそぉ……」
( ´_ゝ`)「さて、もったいないけどそろそろ殺るか」
( ´∀`)「そうだな、じわじわと殺していこう……おら!」
ごうけんはまたぬこ姫kskの腹に一発。
ぬこ姫kskは血反吐を吐いて倒れる。
( ,;゚Д゚)「さっさと……殺せ……」
夢ムラは消え入りそうな声で言う。
それを聞くとばよえーんは不機嫌そうな顔をし、
夢ムラの目をじっと見つめる。
( ,;゚Д゚)「な……んだ」
ばよえーんははフッと笑うと、夢ムラを放した。
( ´_ゝ`)「気が変わった、おまえら10秒やるから俺たちから必死に逃げてみろ」
(;´・ω・`)「!」
( ,;゚Д゚)「ふざけてるのか」
( ´_ゝ`)「ふざけていない。俺は必死に逃げるお前らを殺したくなった」
( ´∀`)「また変なこと考えるな」
( ´_ゝ`)「ふ、さぁそこに並べ」
ばよえーんは入り口の方を指差す。
( ,;゚Д゚)「ふざけるな! さっさと―」
(;´・ω・`)「夢ムラ! ……とりあえず従おう」
( ,;゚Д゚)「くっ」
夢ムラ達はしびしぶ入り口の方に歩き出した。
向かう途中ぬこ姫kskが小声で話しかける。
(;´・ω・`)「うまく逃げ切ろう、国民の仇をとるんだ」
( ,;゚Д゚)「だが! 俺たちだけ生き残るなんて」
(;´・ω・`)「こんなふざけた殺され方で本当にいいのか!? ……殺された国民だって浮かばれないだろう」
( ,;゚Д゚)「……」
夢ムラは先ほど首を切られ殺された兵士を見る。
(;´・ω・`)「あいつら相手に逃げ切れるかわからないが、やれるだけやってみよう」
( ,;゚Д゚)「……まて、俺に考えがある」
(;´・ω・`)「……! 夢ムラ」
( ,;゚Д゚)「まず、大広間をでたら……」
(;´・ω・`)「……!? ……!」
( ´∀`)「なーに話してんのかな? もう位置についたでしょ。はじめようよ」
( ´_ゝ`)「よし、俺が合図をしたらお前らはどこへでも逃げろ、10秒経ったら俺たちが全力で追いかけ、殺す」
(;´・ω・`)「わかった」
夢ムラとぬこ姫kskはゴクリつばを飲む。
( ´_ゝ`)「では……スタート」
ばよえーんがそう言った瞬間、二人は勢いよく地を蹴り部屋から飛び出す。
夢ムラたちが向かう先は行き止まりだった。
(;´・ω・`)(まず、大広間をでたら左に向かう。すこし走ると行き止まりだから。二人で壁をぶっ壊し、そこから逃げる。
安心しろ、下は湖だ。……信じるよ、夢ムラ」
壁のすぐそこまで来た。
夢ムラが吼える。
( ,;゚Д゚)「うおぉぉぉおおおおお!!!」
腕に全魔力をかけて、壁に一撃。
壁には大きなひびが入る。
( ´_ゝ`)「5、なんかやってるな、6」
( ´∀`)「いいな、無駄な抵抗って奴?w」
ばよえーんたちは余裕だった。
( ,;゚Д゚)「ぬこ姫!」
(;´・ω・`)「ああ! 」
ぬこ姫kskの手が黒く、光る。
そしてその手で剣を、ひびの入った所に剣を突き刺す。
(;´・ω・`)「……ジェノサイド!」
ぬこ姫が叫ぶと剣が怪しい光を放ち、あっという間に壁を破壊した。
光が差し込む。下は湖、そこを泳げば森。なんとか逃げられそうだ。
( ,;゚Д゚)「いくぞ!」
(;´・ω・`)「ああ……フットよ……」
二人は勢いよく飛び出した。
(;´_ゝ`)「10、いくぞ、ごうけん」
( ´∀`)「うっしゃあ!」
ふたりも勢いよく部屋を飛び出す。
すると目に留まったのは遠くの方で壊れた壁と、そこから射す光だった。
( ´∀`)「あそこから、にげた?」
ごうけんとばよえーんは光のほうに向かう。
そして壊れた壁から外を見渡す。
( ´∀`)「湖ね、ホントに逃げられちゃったよ。ばよ」
ばよえーんの返事はなかった。
(;´∀`)「おい、ばよ……!?」
( ´_ゝ`)「 」
ばよえーんは無言で不気味に微笑んだ。
最終更新:2008年02月02日 19:47