第十七点にア
僕の名前はブーン。
田代高校2年3組。
彼女いない歴=年齢のかわいそうな男の子。
そんなわけで、生で女性の裸なんて母親以外見たことない。
ましてやセクロス?なんですかそれわかりません><
――しかし。
ついに来たのだ。全てを知るときが。
衣服、修正といった、富士山よりも、チョモランマよりも
オリンポス山よりも高いその壁の向こうに隠された真実を。
だが、現実はやはり残酷であった。
(;^ω^)「……」
('A`)「……」
ここは混浴風呂。
男女が混ざって温泉に浸かれるという非常にクールな風呂のはずなのだが……。
('A`)「いーいお湯だなぁにいちゃん」
ここにいるのは、なんていうか湯気に溶け込みそうなほど影の薄い男だけ。
人が来る気配はない。脱衣所も恐ろしいほど静かだ。
( ^ω^)「あのう、ここは混浴ですよね?」
('A`)「ん、ああそうだが。いつもは若いねぇちゃんとかもいるんだけどなぁ。それにしてもあのキニが来た時は…」
なんだか男はベラベラと語りだした。
勿論、相槌は打つが適当に流す。
ボーっと湯煙を眺めていると脱衣所に人の気配。
( ^д^)「ちょwww寄るなwww裸のお前は一層キモイwww」
J(◔ิ∀◔ิ)し「心外だなぁ、でっていう。誰のおかげで安く高級旅館に入れると思ってるのさ!」
低レベルな言い争いを、いや争ってるのは片方だけの様だが、
己の息子をタオルで隠し、でっていうとマジカか入ってきた。
入ってくるなりでっていうが僕に向かって叫ぶ。
( ^д^)「プギャーwwwおまwww3時間ずっと風呂はいってた?wwww」
( ^ω^)「……」
('A`)「いやぁ、久し振りにいい話し相手がいたぜ」
( ^д^)「ん、おまえ傘棚じゃね? 久し振り」
('A`)「今日の朝も会ったぜ? ふひひ」
J(◔ิ∀◔ิ)し「相変わらず影薄いねぇ」
('A`)「おまえは相変わらずキモイな」
3人はお互い顔見知りのようだ。
まぁそんなことはどうでもいいけど。
それよりも気になることがある。
( ^ω^)「えーと、まぁ3時間ずっといるけど男しか来ないわけだが」
( ^д^)「wwwwwwッくwwwwwwああ、そうみたいだなwwwwww」
J(◔ิ∀◔ิ)し「そりゃあ今日は……」
( ^д^)(おい馬鹿! いうないうなwww)
どうもでっていうの様子がおかしい。
これは明らかに何か隠している。
('A`)「ああ、思い出した。女は全員他の町に移動したから今日はサンドラには男しかいないんだっけか」
(;^ω^)「…へ?」
目の前の空気男がサラッと何か言った件。
なに? 聞こえない、もう一回。
('A`)「いやだから……、女は皆ほかの町の守備に行ったんだよ。ちなみに国王はセ、レ、ス」
( ^д^)「wwwぶwww言うなよ傘棚wwwwwバロスwwwwwww」
('A`)「ん? こりゃ失礼」
余りにも…酷い。
鋭い刃の様に突如突きつけられた現実。
「もしかしたら」
そんな小さな希望さえも現実は奪っていった。
今までの3時間はなんだったのか?
奇跡の価値は…
( ω )「……」
上がる、といったつもりだが声が出ていないようだ。
( ^д^)「んー?wwwwどうした弟子よwwwwww」
J(◔ิ∀◔ิ)し「まぁそうガッカリしないで! 十分温泉を満喫したじゃない」
後ろの師匠らしき人物達の声はスルー。
男100%の日にわざわざ高級の混浴風呂に入るなん馬鹿げてる。
さっさと上がろう、と脱衣所に向かって足を勧めようとした矢先、
脱衣所の戸が開いた。
( ^ω^)「!」
そこに見えたのは、金髪に長髪、スラッと細い体。
己の目がギンと見開く。
もう誰だろうと関係ない。
犯罪者? 何それ喰えんの?
僕は目の前の金髪美人に無我夢中で抱きついた。
???「おや、ブーン君にそんな趣味があったとは驚きですね」
いきなり抱き疲れたというのに、
驚くことにこの人は平然と喋っている。
それに、どこかで聞いたことのあるような声。
いやそれより……この硬い胸板は。
(;^ω^)(ひ、貧乳ktkr)
現実逃避してみるが、自分で言うのもなんだが苦しすぎる。
(レ ひ )「てめぇ隊長に何やってんだコラァ!?」
突如、脱衣所のほうから怒鳴り声。
この声は…ああ、完全に思い出した。
恐る恐る顔をあげる。
( ^ー^)「そろそろ放してもらえないでしょうか」
(;゜ω゜)「ぶぅぅぅぅぅううううううう!!」
どうみても天使隊です。本当にありがとうございました。
最終更新:2008年03月14日 14:37