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ClipModeプロパティ(imTime)
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機 能 データをクリップボードにコピーする方法を設定します。
書 式 imTime.ClipMode[ = mode ]
設 定 値 列挙型(imClipModeConst)
書 式 imTime.ClipMode[ = mode ]
設 定 値 列挙型(imClipModeConst)
0 imIncludeLiterals リテラル文字列を含む(デフォルト)
1 imExcludeLiterals リテラル文字列を除く
1 imExcludeLiterals リテラル文字列を除く
用 法 設計時:設定および参照
実行時:設定および参照
解 説 ClipModeプロパティは、入力された時刻をクリップボードにコピーする際に、リテラル文字列も一緒にコピーするかどうかを設定します。10:00という文字列内では、時と分を区切るコロン(:)がリテラル文字列です。
実行時:設定および参照
解 説 ClipModeプロパティは、入力された時刻をクリップボードにコピーする際に、リテラル文字列も一緒にコピーするかどうかを設定します。10:00という文字列内では、時と分を区切るコロン(:)がリテラル文字列です。
「0-リテラル文字列を含む」に設定すると、テキストはコントロールに表示されているとおりにクリップボードにコピーされます。たとえばFormatプロパティをAM/PM hh:nn:ssと設定し、p 01:00:00と入力した場合は、PM 01:00:00という値がクリップボードに送られます。
「1-リテラル文字列を除く」に設定すると、上記の例ではPM010000という値がクリップボードに送られます。
ClipModeは、[Ctrl]+[Ins]や[Ctrl]+[C]などのショートカットキーを使用して、クリップボードからデータを受け取る場合と、クリップボードにコピーする場合にのみ有効です。
注記 ・ClipModeプロパティの設定値は、SelTextプロパティにも影響を与えます。
- Formatプロパティが長さ0の文字列に設定されている場合は、ClipModeプロパティの値は常に「0-リテラル文字列を含む」となります。
サンプル 次のサンプルコードは、ClipModeプロパティの設定がクリップボードにどのような影響を与えるかを示しています。
With imTime1
.Format = "hh時nn分ss秒" .DisplayFormat = ""
'リテラル文字を除きます。 .ClipMode = imExcludeLiterals
'この方法では、ClipModeプロパティの設定が有効です。 .SelStart = 0 .SelLength = Len(.Text) Clipboard.SetText .SelText
'以下の4通りは、ClipModeプロパティの設定が無効です。 'Clipboard.SetText .Number 'Clipboard.SetText .Value 'Clipboard.SetText .Text 'Clipboard.SetText .DisplayText
Debug.Print Clipboard.GetText
End With
関 連 Format、SelTextの各プロパティ