【特徴】
地球の記憶のバイラス(ウィルス、濾過性病原体)の記憶を内包した
ガイアメモリのバイラススメモリを体内にドーピングした山村幸が変身する超人形態。左腕の
生体コネクタにバイラススメモリを刺す事でメモリから地球の声ガイアウイスパーが「バイラス」と発する。挿入直後の交通事故で意識不明となり変身不能になったため、幸の憎悪がバイラス・ドーパントとなり体から抜け出し、事故を目撃した弟と、事故後に廃車置場に放置された車で復讐を始める。感染させる対象は生物の他、無機物までもウィルス感染が可能。意のままにあやつり人間を猛毒ウィルスで死亡させる。ウィルスの弱点である熱に弱い。
人間の肉体が変身していないため能力が著しく劣化しており、本来のバイラス・ドーパントの猛毒ウィルスは街一つ滅ぼすほどの力があるのだが精神エネルギー体の場合、人一人を感染死させる事が精一杯となり能力を発揮できなくなっている。これらの結果はガイアメモリの研究開発のデータで既に実験が完了しており、この件で汚名返上を狙っていた
園咲霧彦は妻、
園咲冴子にこの事実を知らされ落胆する。本来ならば園咲家に婿入りした霧彦が知っておかなければならないガイアメモリの実態が、まだ冴子によって伏せられている。
仮面ライダーWの物語の中でガイアメモリとドーパントの開発の過程が語られたエピソードの一つである。物語では研究の過程を連想させ、
風都でのガイアメモリの人体実験の事を匂わせている。
ストリートギャングへの復讐で暴走するバイラス・ドーパントが感染した車を
ヒートメタルの高熱で倒す。車を運転していた山村幸の弟の
山村康平がドーパントの正体だと確信していた。しかし
メタルブランディングでメモリブレイクの後、バイラスメモリは体内から放出されず、車から離脱したバイラス・ドーパントが姿を現した。
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最終更新:2010年02月06日 20:35