#33 銀次
- 本名 赤見内(あかみない)銀次
- 1988年2月24日生 岩手県出身 右投左打
- 2005年高校生ドラフト3巡目指名により入団。
- 俊足強肩、打撃にも定評がありつつも、捕手としてはなかなか評価を得られずにいた。
- とはいえ巧みなバットコントロールからライトへレフトへ強打を放てる能力の持ち主。
前々からコンバート案も出ていたが、2009年秋季キャンプから本格的に内野手へコンバートされることが決まった。
- しかし二軍では中川が三塁守備を叩き込まれている最中であり、試合では主に二塁につく。
- 2010年シーズン、二軍で首位打者と絶好調の中、殿下の離脱を機に一軍デビューを果たす。
- 初出場の試合ではいいところはなかったが、7月1日にプロ初安打を放った。
一軍がとんでもない暗黒続きの中、わしせん民にささやかな幸せをもたらす。
- 残念ながらお試し起用に終わり、殿下の復帰と共に二軍へ戻されてしまう。
- それでも一軍昇格は良い刺激となったのか、好調をキープしフレッシュオールスター出場も決まった。
だが怪我をしてしまい、FASは辞退。シーズン終了まで怪我の容態も不明のまま、全く音沙汰なし。
- オフの12月、何かを変えなければと滝修行を敢行。
約一年前に同じことをした人は悪魔の力を得て帰ってきたのだが……お前も悪魔の力が欲しいのか?
- そんな2011年は、まさか滝行の成果でもあるまいがイースタンで首位打者に輝く。
- さらに、昨年の初安打に続き、2本目・3本目と連続して千尋たん(檻)から打つ。金子キラーあるで!
- また初タイムリーはダルからである。エースキラーの素質かとわしせん民がはしゃいだ。
- 首脳陣の期待も高く、2011年オフに背番号を67から33へ変更となった。
- 星野監督からは「あいつは使ってやりたくなる。凡退してベンチに戻ってきた時もクソ~ッて顔しとるもんな」
と良い評価をされている。
- 2012年はレギュラーに定着し主に二塁と三塁を守った。内村がトレードされると二塁に固定されるも最初はエラーが多くファイヤーフォーメーションの急先鋒を担う。
- 星野監督からも「銀次がエラーをするとチームは勝つ」という自虐ともとれるコメントが漏れた。
- 次第に二塁の守備が上達したがその矢先に枡田が故障離脱すると三塁に回されてしまう。しかし終盤ではファインプレーもあり五割フィニッシュに貢献した。
- シーズンは規定打席に乗り2割8分の成績を残して見事ブレークを果たした。
- 2013年はC.マギーの加入で一塁手に。しかし開幕直後は不振と怪我で二軍落ちしてしまう。
交流戦で復帰するもDHの無いセの主催試合ではAJが一塁に回ることで代打に回ることに。
しかしその代打で6打数5安打と驚異的な成績を残す。- リーグ戦再開後は不動の3番ファーストに定着、一時は打率3割5分のハイアベレージで首位打者争いのトップに躍り出るも9月に失速、
それでも打率.317と3割でシーズンを終えた。
- 日本シリーズでも打率は2割5分だったものの第2戦での先制打に第5戦での延長戦での勝ち越し打とここ一番で勝負強さを発揮。見事優秀選手に選ばれた。
- 打席では早打ち。かつバットコントロールの上手さもあって三振・四球が非常に少ないプレースタイル。
だがヒットのほとんどが単打で、長打力のアップを課題に挙げられている。
- 守備はまだまだ修行中である。しかし一塁守備に関してはかなり安定している。
- 公称174cm。ちっちゃいものクラブ入りにはやや届かず。
- 2013年6月12日午後3時13分、第1子となる3130gの男児・虎次郎(とらじろう)が誕生。
- 自身の出身地が岩手県であることからNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』のエンディングのコーナーに球団が応募、
その結果あまちゃん9月16日放送分にて「プロ野球選手 宮城県仙台市 銀次さん」という名義で取り上げられた。- 余談だが岩手で開催された楽天のホームゲームでは銀次の応援歌にあまちゃんのOP曲が使われていた。
最終更新:2013年11月09日 00:49