Windowsで自動で日次で、ログを取得するバッチ

まず2つファイルを用意します。
(C:\toolは、作業用フォルダです。)

C:\tool\auto_ftp.bat:(1)実行用バッチ
C:\tool\logget.ftp:(2)FTPコマンドファイル

では中身の説明。

(1)には1行だけ処理を書きます。

ftp -s:C:\tool\logget.ftp

(2)にはFTPコマンドの内容を書きます。

open 127.0.0.1                --open [接続先IP]
wlsadm                        --接続先のID
wlsadm                        --接続先のPASS
ascii                         --アスキーモード(asc または ascii)
lcd C:tool\file               --ローカルのディレクトリを移動
get /aaa/bbb/ccc/console.log  --get 対象ファイル名
quit                          --終了コマンド

これで接続先サーバ()の対象ファイルを、ローカルの指定ディレクトリにコピーしてくれます。

簡単ですね。

ただここまでだと、ただの「ログを取得するバッチ」なのでもう一手間をかけましょう。

(3)Windowsのタスクに登録する。
1.[スタート]-[コントロールパネル]を選択する
2.[タスク]を選択する
3.「スケジュールされたタスクの追加」を選択する
4.タスクウィザードが表示されたら「次へ」を押下
5.「参照」ボタンを押下し、実行するアプリケーションを選択する
6.タスク名と実行間隔を指定し「次へ」ボタンを押下する
7.実行時カンを指定し「次へ」ボタンを押下する
8.実行ユーザ名とパスワードを指定し「次へ」ボタンを押下する
9.完了ボタンを押下する

これで日次で17時に、C:\tool\auto_ftp.batを登録してしまえば、
毎日毎日、ログをせっせと運んできてくれます。
すごいですね!

コマンドプロンプトでファイル名、パス名を自動入力する

Eclipseなどであるように、途中まで入力すると、入力候補を自動で探してくれる設定です。
コマンドプロンプトの起動時の引数に「/F:ON」を指定するだけです。
(ショートカットアイコンを[右クリック]-[プロパティ]-[リンク先]で確認できます。)
%SystemRoot%\system32\cmd.exe /F:ON
Ctrl+DやCtrl+Fで、ファイル名やフォルダ名を補完してくれます。
とりあえず指定しておけばいいんじゃないでしょうか。





ここまで。

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最終更新:2008年03月07日 19:33