ワイナリー訪問その114
Santa Barbara > Dierberg / Star Lane(ディアバーグ/スターレーン)


Dierberg Vineyard / Star Lane Vineyard(2012年5月訪問)

 Abantで購入したサンドイッチを携え、向かったのはここDierberg Vineyard。Dierberg Vineyardというブランドでピノとシャルドネを造る一方、Star Lane Vineyardというブランドでボルドー系の品種を手掛けているため、Santa Barbara Vintners’ Associationの地図等では”Dierberg/Star Lane”と記されている。


 ウェブサイトには記載が無かったが、電話で確認したらピクニックエリアがあるということだったので、ランチはここで取ると決めていた。幸い天気は快晴。ちょっと風はあったが寒くはなく、ピクニック日和といえた。


↑テイスティングルームの中はこんな感じ。

 テイスティングは10ドルで、試飲したのは以下。

2010 Star Lane Sauvignon Blanc, Happy Canyon (Estate Grown) ($22)
 さわやかな香り。キリッとした酸と旨味で、アフターが長くてうまい
2008 Dierberg Chardonnay, Santa Maria Valley (Estate Grown) ($32)
 33%ハンガリーの新樽を使っているとか。樽香とフレッシュな香りとが混じった感じ。スッキリとした酸味がジュワーと効いて、ベジーさはなく、うまい。
2008 Dierberg Pinot Noir, Santa Maria Valley (Estate Grown) ($44)
2008 Star Lane Merlot, Happy Canyon (Estate Grown) ($36)
2007 Star Lane Estate, Happy Canyon (Estate Grown) ($44)
 カベルネ主体の左岸ブレンド。カーヴの中の香り。酸味がキレイでジューシー。
2005 Star Lane Cabernet Sauvignon, Happy Canyon (Estate Grown) ($48)
2006 Star Lane “Astral” (Estate Grown) ←オマケ
 BVのGeorges De Latourのカベルネのクローンを使っているのだとか。52%カベルネ、あとはプチヴェルドやカベルネフラン。一番良い葡萄で造るとのこと。やはりカーヴの中の香りがする。酸味、渋味、それに辛味も感じさせるハードパンチャー。まだ飲むには早いのかも。

 ここのテイスティングで使われているのはリーデルグラスで、お代わり式だが次のワインでグラスを洗ってくれる丁寧な仕事ぶり。ピクニックエリアで試飲することも快諾してくれ、1杯ごとに注ぎに来てくれた。シャルドネとピノだけは大ぶりな丸っこい形のやつを使うという心憎い気遣い。うーんいいね!

 最後のワインはオマケでつけてくれた。これも嬉しい。

 庭も広く、芝生が植わっているので子連れとしても嬉しい。



ワイナリーのWebサイトはこちら:http://dierbergvineyard.com/

最終更新:2021年02月01日 08:13