ワイナリー訪問その120
Santa Barbara > Samsara(サムサラ)


Samsara Wine Company(2012年5月訪問)

 Lompoc Wine Ghettoでこの日2軒目に訪れたのがここSamsara。


外観はこんな感じ

 オーナーのChad Melville氏は、あのMelville Vineyards and WineryのオーナーであるRon Melville氏の息子。Melvilleの国内セールスマネージャーも務めているようだ。

 ちなみにワイナリーのウェブサイトによると、"Samsara"というのはサンスクリット語で、輪廻転生、現世、感情の一種、唯一性、調和などを意味しており、これがSamsaraのワインのキーとなる哲学なんだそうな。


 テイスティングは$10で、飲んだのは以下。

Grenache Rose Windmill Ranch Santa Ynez Valley 2011 ($22)
Pinot Noir Sta. Rita Hills 2010 ($30)
Pinot Noir Turner Vineyard Sta. Rita Hills 2009 ($46)
Pinot Noir Kessler-Haak Vineyard Sta. Rita Hills 2009 ($38)
Syrah Verna’s Vineyard Santa Barbara County ($28)

 この中ではKessler-Haak Vineyardのピノが一番良かった。わずかに鉄っぽさの混じった甘酸っぱい香りが好ましく、口当たりはやや甘くて摩擦を伴う渋みが追いかけてくる。最後のシラーは、フルーツポンチに入っているチェリーのような、どこか甘苦い香りがして面白かったが、苦味とクセのある味があまり好みでなかった。


ワイナリーのWebサイトはこちら:http://www.samsarawine.com/

最終更新:2013年07月10日 20:34