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ワイナリー訪問その125
Santa Barbara > Ken Brown(ケン ブラウン)


Ken Brown Wines(2012年5月訪問)

 この日は、普段だったらテイスティングは要予約のKen Brownが、Open Houseということで予約不要で訪問できる日だった。

 Ken BrownはAvantのすぐそばにある建物に間借りしているようだ。



 部屋の中に入っていくと、Ken Brown氏と奥様が丁寧に対応してくれた。


 テイスティングは$10で、ワインを購入すればタダ。飲んだのは以下。

2010 Santa Barbara County Pinot Noir ($35)
2009 Santa Maria Valley Pinot Noir ($35)
2009 Sta. Rita Hills Pinot Noir ($38)
2010 Garey Vineyard Pinot Noir Santa Maria Valley ($50)
2009 Rancho La Vina Pinot Noir ($50)
2008 "A" Cuvee Syrah ($38)

 好みだったのはGarey Vineyard。ヴィヴィッドな赤紫色で、シソのような酸の効いた香り。味にはうまみが強く、甘ささ酸味などどの要素も出しゃばりすぎずバランスが良かった。そしてアフターも長かった。

 また、"A" Cuvee Syrahもおいしかった。暗く深い色で、甘くエレガントな香り。ボディは中濃。酸味と仄かな渋みが美しく、まさに「バランス」を体現したような味わい。アフターには摩擦感の余韻。

 それにしてもKen Brown氏は本当に色々な話を聞かせてくれた。特に、サンタリタヒルズとサンタマリアヴァレーの地理的特徴、その冷涼さがどのようにもたらされるのか、という点についての話は、立体の地図を示しながら実にわかりやすく解説してくれた。


 サンタマリアヴァレーでもハイウェイ101号線より西側や、サンタリタヒルズより西側、ロンポックの街より西くらいになると、海からの冷たい風をもろに受けて、ピノにとってすら寒すぎる気候なのだとか。したがって、同じサンタリタヒルズAVAの中でも、西のほうにある畑はより寒く、葡萄の収穫時期は東端より45日も遅かったりして、葡萄は小粒になり、ワインは重く、ブルーベリーやブラックベリーのような風味を呈するようになる一方で、東の方にある畑は、より軽く、チェリーのような風味になるという。

 実に勉強になった。


ワイナリーのWebサイトはこちら:http://www.kenbrownwines.com/

最終更新:2013年07月10日 20:37