ワイナリー訪問その124
Santa Barbara > Tantara(タンタラ)


Tantara Winery(2012年5月訪問)

 Sierra Madreの次に訪問したこのワイナリーも、テイスティングは要予約。前日に電話したものの繋がらず、当日電話して繋がったので急きょ訪問することになった、Tantaraだ。

 どうもスマホのナビ機能に搭載されたGoogle MapsやMap Questだと間違った所へ案内されるらしいので、注意が必要。フリーペーパー”Winery This Month”の地図を頼りに進み、最後は未舗装の道を恐々進みつつ辿り着いた。


 建物は古くて、テイスティングルームと呼ぶべき場所は特にない感じの場所だったが、電話を終えて出てきてくれたワインメーカーの方に促され、大ぶりのグラスを持って倉庫の中へ。なんとバレルからテイスティングさせてくれるという。


 10種類ほどのワインをバレルテイスティング。シャルドネ1種、ピノ8種、シラー1種くらいだったろうか。全部ヴィンテージは2011。ピノはBien NacidoやSolomon Hillの土地をリースで借りてTantaraが葡萄を育てているものや、ピゾーニやゲイリーから購入した葡萄で造ったものがあった。それぞれに個性があって、いやはやなんとも素晴らしい体験。

 最後に屋外のテーブルでボトルのワインも試飲。


2010 Pinot Noir Bien Nacido Vineyard Corral
 シックな黒紫色。どこかローストしたようなスモーキーな香り。トウモロコシのような甘い香りも感じられる。味には微かな甘みも伴うが、酸味が鮮やかで、苦味と渋みもキレイ。バイオダイナミックとのこと。

 さてここまでのホスピタリティの良さに、これは何か1本買っていかなければと思い、2009年のPinot Noir Solomon Hillsを購入することに。税込$56のところ、$60出したら、お釣りが無いなーどうしようと言うので、あーいいよいいよと$60払ってきた。そのためかどうか、テイスティングに対してはお金を取られなかったし、なんと最後にテーブルで飲んだワインの残りをもらえてしまった。まだ半分以上残っていたのに…。嬉しい。



ワイナリーのWebサイトはこちら:http://tantarawines.com/

最終更新:2014年01月04日 20:32