地球軍―HALO前線情報基地
2006.01.29 ロシア軍内部事件情報
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ロシア軍の戦車学校で新兵が古参兵から暴行されたあげく重体となり、手術で両足などを切断したことが国民の激しい怒りを呼んでいる。プーチン大統領の後継候補の一人とされるイワノフ副首相兼国防相は事態の沈静化を懸命に図っている。
新兵いじめは新年を迎える1日の夜にウラル地方のチェリャビンスク戦車学校で起きた。酒に酔った古参兵らが新兵8人に乱暴して重傷を負わせた。下半身を3時間も殴打されて重体の1人は治療も遅れ、救命措置で両足と性器を切断した。
国民が衝撃を受けたのは被害の深刻さの他、学校側の事件を隠す動きで主犯の兵の逮捕が24日になるなど悪質さが際だつためだ。また、軍検察が「04年に250件あった兵士の自殺の主要原因は新兵いじめ」と主張していたのにイワノフ氏は「いじめは減っている」と反論、こうした国防省上層部の認識の甘さも背景にある様だ。
さらに同氏は主犯兵逮捕の翌日に「事件を知った」と発言、事件の徹底調査を命じたものの「これで重大な決定が下せるのか」と批判を浴びている。
そうしたなか軍検察は25日に軍にたばこを納入する契約を結んだのに実行せず、国に1200万ルーブル(約5000万円)の損害を与えたとして国防省食糧局長への捜査を始めた。裕福な市民に短期兵役の招集通知を送り、わいろと引き換えに招集免除を持ちかけていたモスクワの徴兵司令部幹部も26日に起訴された。
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