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大切な人と人の電波」を以下のとおり復元します。
明らかなLOVELOVEもぇもぇノリの受と攻とは言い難い、
でもとてもステキ関係の二人のステキ電波です。
人外ぽそぅだったり、恋人関係じゃなかったり。

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 31 :風と木の名無しさん :2005/10/07(金) 17:27:28 ID:AcjSdCcN
●「俺は知ってる、放っておけば終わっちまうということだ。 
それから、全然足りないってこと。ただ、生きてるだけじゃ。」 
○「生きてるだけ、」 
●「満たされないなら別に死んだっていいんだ、何が悪い。」 
○「アンタは勝手だ。いつだって意地になってばっかりだ」 
●「あのときまだゼロ以前だったのか…?」 
○「――まさか、ね。僕にはいつでも自嘲するしかない。 
こんな形で置いていかれるとは思ってもいなかった。」 
●「がんばった、のにな。今度はちゃんと笑顔で迎えてやろうって」 
○「……『会いたい』、?………忌々しい」 
●「お前はいつかいなくなる。俺の前から、姿を消す。どうしようもない、単なる不安だよ。 
だけど、もし本当にそうだとしたら、俺はどうしたらいいんだろう?」 
○「絵空事で全然構わなかった。描いてくれるだけで輝くって、知ってた。」 
●「掴んだ腕は、焼きつくように冷たかった…」 
○「そうして僕はひとりになったのだと気が付いた。」 


●○『知っている。気付いている。 
お互いに、相手だけが満たされるなんて許せない、と。 
場面に瀕して醜くなった自分。』 

 187 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/15(木) 14:04:00 ID:JafR+nL/
「僕の体に触るのをやめてください」
「どうして?」
「貴方が触ると僕は枯れますから」
「成程。君が枯れるのは困る」
「しかし」
「なんだね」
「僕はどこかしらに貴方がないと不安です」
「奇遇だね。僕もそうだ。」
「どうすればいいのでしょう」
「ここに一つ妙案がある。」
「教えてください」
「体以外のところで触れあえば良い」
「…ああ、貴方ってとっても素晴らしい!」

 305 :風と木の名無しさん :2006/03/26(日) 00:43:58 ID:i2GAhE2U
受1「赤い星が見える」
受2「火星だね。愛には不向きな場所だよ」
受1「とてもきれいな赤じゃないか」
受2「石と砂しかない。ひどく寒い。赤い砂漠は血も凍るほど寒いよ」
受1「攻が歩けば赤い砂も薔薇の花びらになるさ。俺は攻の隣で赤い花びらを一緒に蹴り上げて遊ぶんだ」
受2「砂漠には蠍がいっぱいいるのにかい」
受1「攻のキスときたら蠍の火みたいに熱いんだから問題ないさ」
受2「ああ、問題ないね」
受1「おや、君は泣いてるね」
受2「蠍に刺された時のことを思い出していたんだ。攻は僕の胸の穴に赤い砂をぎゅうぎゅうと詰めてね」
受1「ぎゅうぎゅう」
受2「凍える唇で愛を誓って、ダイヤの指輪で蓋をしたよ。見る?」
受1「本当だ。攻のてのひらに刺さった欠片とおんなじ赤色だね。」
受2「そうだよ、おんなじだよ」
受1「じゃあ俺は蠍の穴に赤い花びらを入れていっぱいにしてもらおう。ぱりぱりに凍った小さな花びらを詰めてもらって攻の右の耳のダイヤをもらおう。」
受2「ああ、そうするといいよ。ねえ、実は攻はもう、あそこにいるんだろう?」
受1「さようなら、君を火星に連れて行けなくてごめんよ」
受2「さようなら、火星で君を刺すだろう蠍によろしく」

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