日和原稿(奥村)

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高校山岳部のみなさんへ


新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
地球学類2年の奥村と申します。

僕は高校時代に山岳部に所属し、インターハイ出場を目指して活動していました。
結局インターハイには出られませんでしたが、自然の素晴らしさ、楽しさ、恐ろしさ、それに仲間と協力することの大切さを学ぶことができました。

大学に入ってからも登山を続けようとは思っていたのですが、筑波大学の部活動・サークル紹介の欄にあったのは「山岳部」ではなく、「ワンダーフォーゲルクラブ」のみでした。
当初「ワンゲル」という名称に対して「山岳部よりも活動範囲が狭い」というような固定観念を持っていた僕でしたが、そんな考えは新入生募集のポスターに載っていた、フル装備で冬山を登っている先輩たちの写真を見た瞬間に吹き飛びました。
高校時代に経験できなかった冬山は、僕にとって特に魅力的な分野だったからです。

筑波大ワンゲルの特色は、各人が自由なペース・取り組み方で活動できるという点です。
中でも高校のときと決定的に違うのは、「自分で山行を計画できる」ということです。
ルートの下調べから幕営地、交通機関の選定といった準備を重ね、実際に山に行って計画を達成したときの喜びは、高校山岳部では経験できなかった全く新しいものでした。
また同時に、登山のスタイルとして疑問を持っていた「競技登山」が、今の活動の確固たる土台になっていることにも気づきました。

高校のときから山に登っていたみなさん、ワンゲルの一員として、一緒に山に行きませんか?
はっきり言って、ここで山と縁を切ってしまうのはあまりにももったいないです。
もちろん2年生・3年生も歓迎します。

今あなたの中にある「登山」の世界が何倍にも広がりますよー!!


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