大石、一緒に恋ノ岐いこっけ。

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amano

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日時

   2006/9/16(土)~9/17(日) 日帰り×2

メンバー

   C.L.天野(3) S.L.佐藤(3) 大石(2)

この沢は、9月の三連休を利用して日帰り×2の沢を遡行することで、今期の沢の遡行回数の不足を埋め、延期となった夏の合宿恋ノ岐沢に備えるための沢だった。

日程

前夜(9/15)
つくば(車)唐松林道ゲート
1日目(9/16)
04:00起床05:10---07:06入渓点10:00---12:15林道入り口      1930就寝
2日目(9/17)
03:30起床04:40---0745入渓点---08:43小雲取出合---09:45 8m2段の滝1045---12:05三岐---12:20赤い岩壁12:45---14:00登山道---16:45林道

詳細

前夜
つくばからレンタカーにて日原林道を目指す。
1日目
天気は曇り。ゲートをくぐるとすぐに林道ががけ崩れで10mほどなくなっていた。右側壁沿いは残っているので、歩行者やバイクは通過できた。林道を歩き2時間ほどたったところで、天野がカッパを車に忘れたことに気づく。走ってとりに行けばよかったけれど、天気がよくない予報だったので、今日は入渓できないんじゃないかという気になり、取りに行かなかった。とりあえず入渓点まで行くことにした。
日原林道はよく舗装されている。オオダワ林道に入る分岐のあたりで、テントを張っているパーティーがいた。ここに張れば2つの沢を行くとき長い林道歩きが省略できる。
オオダワ林道は地形図と違って、沢のすぐ20から30mほど上をトラバースしており、沢へはどこからでも降りられそうだ。この日は入渓点の下見をして、来た林道を戻った。
2日目
また同じ林道を歩き、入渓点へ。予定では、大雲取沢に1290m付近で左岸から合流する枝沢から入渓する予定だったが、それよりも下流の1260m付近で合流する枝沢から入渓した。ここは重さんたちの降りた場所で、事前に調べていたのに間違えた。飛ばす予定だった2条4mの滝が出てきたが、この滝は右から巻いた。直登するのはそれほど難しくはなさそうだが、ロープを出したほうがいいかもしれないようで、ビレイポイントが水しぶきを浴びる感じだったので、巻いた。
今回の沢は、夏に大石の沢の経験値が上げられなかったということで、沢での経験値を上げる目的だったので、大石に先頭を歩いてもらったが、どんどん上に上がってしまい、引き帰すことになった。
結局、滝を巻いたすぐ上から沢に戻った。ここは少し高さがあったので、お助け紐を出した。

ここから出合までは小さな滝がいくつかあるが問題なくいける。出合は倒木をくぐって小雲取に入る。
3mcsもともに問題なく登れる。
一番大きな滝2段8mの滝は、左右両方とも登れるとガイドにはあったが、左は取り付き部にいやらしく倒木がかかっており、右は水線沿いのルートはよくわからなかった。巻くことにしたが、左右を確認すると、右から巻くか左から巻くかで意見が分かれ、2:1で左と判断した。ガレ場を登り、小さい沢を渡ったところで手詰まり。引き返して右から巻くことにした。天野が右カンテ右側から取り付き、カンテを登ったが、取り付き部分で大石が落ち、断念。佐藤、大石は右岸のガレを登って巻いた。このまきが一番よかった。

そのあとの滝はすべて問題なく登れた。5m階段状の滝は、周りが開けていて、珍しく少し天気もよかったので楽しく登れた。

推量がだいぶ減り、沢が大きく右に曲がるところがある。別のパーティーが左の小さい沢を詰めて尾根に乗ろうとしていたが、なぜか苦労していた。少し休憩してから右に曲がる沢を登る。赤い岸壁がここにあると思っていたが、あまりよくわからなかった。
水はほとんど枯れ、ルンゼ状の滝をのぼったあとは、もう滝の記憶がない。周りの樹林帯が開けてきたら、もうガレ場が始まる。左右に沢が分かれたが、左のほうがすぐに尾根に乗りそうだったので、左の沢を詰める。20mほどガレ場を登ったが、効率が悪いのでさっさと左の樹林帯にそれて登った。
獣道を利用して尾根を進むと、登山道に出た。
装備を解いて下山。記憶はあまりない。

登山道は途中唐松谷と並行する登山道と合流し、唐松谷の様子が見られた。つり橋のすぐ上流部で、結構水量があるように見え、天気が悪いのも加わり、幾野をやめようという雰囲気になった。

日原林道を再び下り、次の日は遡行しないことに決め、帰宅。

反省

報告書の作成が遅れ、山行後の反省会の記録をなくしたので、覚えている限りの反省を書く。
沢のモチベーションが上がらず、遡行に対して消極的になってしまった。もっとこの沢の目的を自分がしっかり意識していれば、たぶんカッパを忘れなかっただろうし、忘れていても、走ってとりに行っただろう。(往復1時間くらいかかっても。) 唐松谷のほうが集水域が広く、水量が多かったので、どっちにしろ遡行はできなかったとしても、よくなかった。

林道が崩れて奥まで車でいけなかったけど、おっくうがらずに、林道にテントを張れば次の日以降長い林道歩きをしなくてすんだ。ガイドにも書いてあるが、オオダワ林道を進んで、長沢谷付近は絶好のテントサイトになっている。

地形図に載っている登山道は、いくつか間違いが見られた。長沢谷を渡ってからのオオダワ林道は小ピークとの鞍部を乗り越えており、大雲取谷沿いの付近は、もっと沢沿いをトラバースしていた。下降に使った登山道も、地形図では尾根通しで書かれているが、一度唐松谷沿いの登山道に合流する。

小雲取沢への入渓点は、今回は確認できなかった。トラバース道がどんどん上ってしまいそうだったので、適当な枝沢から入渓したが、もう少し先だったようだ。
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