@御茶ノ水セントラルビルミーティング 10月1日
※メモ的ログ
仮設の台/やぐらを最後に外す
まず真ん中の台は水平の位置にあることが前提。
作り方はなんとかする。できたときの構造としてもつかどうか?
足下の処理。
輸送費は施工の予算と別。(作業する場所までと展示する場所まで)
クレーンは1台1日10〜15万
基礎工事は通常4週間かかる。基礎工事、業者に頼むと25万?解体のこと考える。基礎の部分は解体すれば産廃になる!
2週間でギリギリ?図面が必要。
溶接の強度がかなり大事。M1自体の強度が弱い。薄い。今の状態は錆びてたり。元々想定していない加重がかかる。柱があると安心。のぼり棒の部分がちゃんとした柱になれば。はしごにする?
どのM1使えるか?明日あさってぐらいにわかる?
M1といっても、1階用か2階用かで薄さ強さなど違う。
M1の下に柱があれば安心。柱にスリット?
柱があるなら角度は緩い方がいい。ないなら縦に近い方がいい。
どこか一カ所が壊れると全体が壊れる危険性。入り口の部分にワイヤー?
条件が色々と揃うこと。
会期中は常に人がついている必要がある。人が怪我することも想定する。誰かを出入りさせていい作品であると言う時点で。
M1の状態次第で、デザイン変多少かわってくる。
作り方:
ステージ水平にしてそこにクレーンでひとつずつ乗っけていく。
要約すると…
配給されるM1の状態に大きく左右される。(どれが支給されるかは3日あたりにわかりそう。)
以下、イメージ通りに行く場合、行かない場合(構造的に補強を考えた)2通りにまとめてみました。
①当初のイメージ通り作れる条件。
- 一階向けのものとして作られたもので、状態がよいものが配給されること。(渡辺さんに懇願しておきました)
- 人が乗る部分のフレームには全て補強を入れ、溶接を慎重にやること
- 基礎はしっかり打つ
- 浮いているステージのフレームもダイヤ型で補強
- m1自体のキューブが保たれるように床面だけでなく全体の補強(床面程強固でなくともよい)形が保たれるように。
- 今の指示点ではステージに歪みが発生することになる、 それを同解決するのか模型でスタディを重ねることが必要。
※住宅使用時の床をそのまま床(下面)として使用した方がベターだろうとのことです。
②当初のイメージが無理そうな場合
- 真ん中ののぼり棒をもう構造体を支える強い柱のようなはしごをつくることでやる
ある意味デザインの力が問われそう。
以上踏まえて総合的な
問題点
- つくりかたの段取りが重要かつ 自分たちでどこまでできるのか? (基礎くらい業者に頼んだら?という助言があった。)
4つのフレームを空中でしっかりとあわせるにはステージを仮設の台座を組んでいくのがいいのではないかとのことです。
- 予算の問題 クレーン一台(10〜15万)と基礎工事(最低25万くらい)そして材料費を入れただけでも 1グループ50万の上限を軽く超えそうです。(ただしM1輸送代は別途) →予算はM1の状態により補強具合も違ってくるので現物をみてでティールを詰める そして作る段取りを考えて、どこに業者をいれて クレーンなどが何台必要かを検討。 以上により大まかな予算はでるでしょう。
- 日程(特に基礎工事を入れる場合 固まるのに2週間はかかる)
- 使用人数制限を設けるのか(アスレチックであるのでできればそんなこをしたくない)
総合的な印象(藤本&石山)
一言でいえばなかなか厳しそう。 現物次第だがM1自体はかなり老朽化がすすんでいるものが多いらしく、(今駐車場においてあるのがいい状態のものらしい) 今日中嶋さんが曰く「軽くクレーンで真ん中を持ち上げただけでも形が歪み、すごい音がした そして錆びて穴があいているものもある」とのこと。 まずこんなm1が来たら不可能でしょう。
建築家&構造家の佐藤さんと宮里さんはかなり丁寧に時間のないなか相談に乗ってくれました。ありがたかったです。 しかし言うことはなかなか厳しかった。(構造家とはそういうものかもしれませんが) 特に佐藤先生は終始眉間に皺がよっていました。
一見形だけはできそうではあるが、これで怪我させてしまったらどうだろうと、不安になってしまいました。
しかし間違いなくできる方法はあります。
極端な話かもしれませんが、あくまでM1自体をガイドとしてとらえ、ほぼ補強部材で構成してしまうことです。そうすれば新品の部材でM1の形をかりた 新しい構造物ができると思います。
いずれにしろ詳細の詰め、実験、素材の研究が必要でしょう。
そんなことを感じました。
最終更新:2007年10月05日 13:30